ハックルベリージャムを煮る

前の日に収穫したハックルベリーをジャムに加工しました。

この「ハックルベリー」と呼ばれる作物。
正確にはガーデンハックルベリーというものらしい。

ただの「ハックルベリー」はベリー科の植物で生食可能とのことだが、日本で「ハックルベリー」として苗や実を売っている作物は、ナス科の植物で生食不可。
ガーデンハックルベリーと呼ばれている。

未熟な実は除き、がくを取った完熟した実だけを食用にします

山小舎おじさんが収穫した作物は、ガーデンハックルベリーなので、甘味がなくアクが強い。
通常はジャムなどに加工して食する。

まずは茹でこぼしてアクを抜く。
このアクの色がスゴイ。
通常の野菜などではお目にかかれない色のアク。
氷水などにかけるシロップの色としても原色すぎる色!

ゆで汁は、食品では見たこともないような緑色です

改めてこの植物の持つアントシアニンの含有量の多さというか、野性味の濃さを感じる。

40%ほどの砂糖で煮てゆく。
皮と細かな種を濾すやり方もあるようだが今回はパス。
皮と種ごと、この作物が持つ野性味を丸ごと生かすことにする。

レシピではグラニュー糖を使うことになっていますが・・・
煮えてきたら、スマッシャーで皮をつぶします

並行して保存瓶と蓋を熱湯消毒してゆく。

瓶の熱湯消毒は15分くらいかけます。

ちょっと緩いかなという段階でジャムは完成。
冷めると固くなるので。

ジャムと瓶が熱いうちに詰める。
瓶と蓋は、煮沸後、清潔な布巾の上で蒸気を飛ばしておく。

瓶に詰めたら、軽く蓋をして再度熱湯につけ、煮沸並びに密閉を行う。
この時、瓶にジャムを詰めすぎないのが大切。
ジャムの糖分で、蓋が瓶にくっついてしまうことを防ぐのだ。

小瓶3つにジャムができました。

いろんな人に分けることができるように小瓶に分けます。ラベルを忘れずに
余った分を試食。うまい!

ついでにトマトを煮ておきます。
畑で収穫したり、直売所で買ってきたトマトがあります。

ざく切りにして鍋で煮てゆきます。
皮と芯を取り除き、カサが減るまで煮込みます。

冷まして保存袋に移し冷凍します。
トマト料理に重宝します。
トマト缶とは全然違う味です。

トマトがフレッシュなうちに加工します
カサがこれくらいになったら出来上がりです。夏の宝物です。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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