玉川温泉へ家族旅行

令和6年3月中旬、家族で秋田県の玉川温泉へ行きました。

玉川温泉は秋田と岩手の県境に沿って続く八幡平温泉郷にあります。
強酸性の湯で、一説にはガンも治るとされている療養系の温泉です。

山小屋おじさんは3度目の訪問です。
最初は仙台在住時代で、20年近く前になります。
会社が終わった金曜日の夜にレンタカーで仙台を出て、酒田から日本海側を北上、秋田市内のコンビニ駐車場で車中泊!
早朝出発し、白神山地、不老不死温泉を回り、弘前、酸ヶ湯、キリストの墓を見て秋田県鹿角市の道の駅でこれまた車中泊。

旅の3日目に眠い目をこすって玉川温泉に着きました。
駐車場開門を待って路駐車両がずらりと路肩に並んでおり、中にはインスタントラーメンを自炊する群馬ナンバーの車もいました。
開門を待って入場し、立ち寄り湯を浴びると眠気が吹っ飛び、前向きな気持ちになれたことが記憶に残っています。

この時の玉川温泉は、一帯に硫黄の匂いが立ち込め、屋外では源泉が木製の樋を轟々と流れており、ところどころに岩盤浴用の小屋が建っていました。
中には家族に見守られて毛布にくるまって地べたに横たわり温熱欲をする病人らしき姿もありました。

2度目の訪問は10年ほど前の家族旅行で。
盛岡まで新幹線に乗り、8人乗りのワゴン車を借り、小岩井牧場、田沢湖経由玉川温泉で立寄り湯しました。
湯から出てきた家族の顔が旅の疲れが吹き飛んだ晴れ晴れとしたものだったのが印象的でした。

源泉は轟々と流れていましたが、地面は舗装されており、地面に横たわって温熱欲をする人の姿もなくなっていました。
この日は後生掛温泉に泊まりました。

今回は2泊の予定です。
冬期間は玉川温泉自体は休業中で、近くの新玉川温泉に泊まることになります。
新玉川温泉は、冬期間も営業し、湯治施設はなく、岩盤浴施設が屋内にあるホテルです。
療養型、長期滞在型の玉川温泉旅館を、観光用に一般化した施設になります。

8時40分発のこまちで東京駅から盛岡経由、田沢湖駅まで行きます。
ここから12時30分発の羽後交通路線バスで新玉川温泉に向かいます。
1470円、ほぼ満席でした。

田沢湖町の集落をバスは抜けてゆきます。
玉川ダムのあたりで国道が冬期間一般車両通行止めになります。
国道を管理する車両が先導する後に着いてバスが行きます。
両側には雪の壁が残っています。
約1時間後にホテルに着きました。
路線バスはこれが最終便です。

東京・田沢湖駅間の新幹線こまちの切符
雪の田沢湖駅に到着
田沢湖の神様竜が迎えてくれる田沢湖駅ホーム
駅前の停留場から冨居交通路線バス・新玉川温泉行を待つ
路線バスの車中より。雪の壁が見えてきた
新玉川温泉ホテルに到着
玄関前にはかまくらも

ホテルでは路線バスのほか、2台ほどのツアーバスが到着し、チェックインで混雑しました。
ウエルカムドリンクをいただきながら、岩盤浴や夕食時間の予約などを行います。

部屋で一休みし、さっそく久しぶりの玉川温泉を味わいます。
浴室に入る時の木の匂いが本物っぽくて最高です。
浴槽は木製です。
ぬる湯、熱湯のほか、箱湯、かけ湯、歩行湯、露天湯などもあり飲用もできます。
源泉の味は酸っぱすぎて、水で割らなければ飲めません。
浴室には時計が掛かっており、長湯しないように気を付けて入ることができます。

浴室、岩盤浴室をイメージできるパンフレット

夕食はバイキング。
天ぷらや、タラ鍋の出来立てを供するコーナーのほか、セルフ豚しゃぶ、稲庭うどん、きりたんぽ鍋、しょっつる汁、いぶりがっこなどの地元料理が好きなだけ食べられます。
ご飯はあきたこまちです。
ドリンクコーナーでは別料金(チェックアウト時に精算)で生ビールや地酒を注文できます。

食堂の様子
2日目朝の朝食
デトックスウオーターは山小舎おばさんに好評
朝食には岩泉ヨーグルトも

翌日も一日温泉三昧。
岩盤浴もしました。
温泉効果なのか、体が軽くなり、山小舎おばさんなどは体が柔軟になりました。
その日の夕食はさらにおいしくいただけました。

3日目は10時チェックアウト。
再度入湯し、11時10分の路線バスで田沢湖駅に着きました。
駅前の土産物屋で蕎麦の昼食、これもおいしかった。

ホテル前の雪上車仕様の車両
路線バスの乗って帰る
田沢湖駅前のそば

大満足の玉川温泉の旅でした。

山小屋の新春

2024年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

令和6年、辰年のお正月は4日から山小舎で過ごしました。
孫一家と雪遊びをするためです。

暖冬の昨今、麓の茅野がカラッカラで、まるで冬ではないような塩梅。
果たして山小舎に雪はあるのか?

その心配は白樺湖の湖面の凍結を見て若干の解消。
姫木別荘地内の真っ白な景色を見るに至って、で安心に変わりました。

早速孫たちは山小舎の前でカマクラを作り、翌日は家族でゲレンデへ出てスノーボードを教わり、また山小舎前で橇遊び、と冬を満喫していました。

最後は雪だるまを作ってご満悦。
楽しく、若々しい新年となりました。

今年のリンゴ狩り

11月上旬、今年もリンゴ狩りに孫一家がやってきました。

山小舎の前で遊ぶ孫たち

夜に到着した一家を迎え、恒例の室内炭火焼き大会です。

最初の晩は炭火焼き大会

翌日はリンゴ狩りの予定でしたが、体調不調の下の孫娘のために無理をせず、近場の女神湖で遊ぶことにしました。湖畔のレストハウスでランチしながら秋の女神湖を楽しみます。
食後は湖畔の木道を歩きました。

女神湖で湖面を眺める
女神湖畔の木道を散策

女神湖の後は少し先の長門牧場で一休み。
大人にとってはここのソフトクリームが楽しみなのです(孫たちは、満腹後のスイーツには興味なし)。

長門牧場にて

翌日は満を持してのリンゴ狩り。
今年も小諸の松井農園にお世話になりました。

勝手知ったるリンゴ園。
秋映、シナノスイーツ、シナノゴールドなどをもぎ取りました。
紅玉を磨いてツルツルにするのも毎年の孫たちのお楽しみ。

リンゴ園にて
リンゴ園案内人御説明を受ける

今年の秋も山小舎をたっぷり楽しんだ孫一家でした。

鹿沢温泉 紅葉館

群馬県にある鹿沢温泉に行ってきました。

10月の山小舎おばさんの山小舎来訪時に、二人で行ってきたものです。
鹿沢温泉は、長野県側から湯ノ丸高原を越えるとすぐのところにあり、山小舎からは片道1時間半で着きました。

湯ノ丸高原を過ぎて鹿沢温泉に到着

鹿沢温泉は、山小舎おばさんが独身の時にたびたび訪れた思い出の場所です。
当時、鹿沢スキー場があった場所に近くに、東京YWCAが山小舎を持っており、そこへたびたび泊まったことがあったのです。

車でない場合は、高崎乗り換えの吾妻線で万座鹿沢口まで行き、鹿沢温泉行の路線バスに揺られての長い長い行程だったようです。
たどりついた山小舎には管理人がツアー客と同行して参加したそうで、自炊ながら主食や調味料完備、暖房完備の居心地の良さだったとのこと。
また、YWCA小屋利用者は、鹿沢温泉唯一の旅館、紅葉館で無料で入浴することもできたのでした。

紅葉館の日帰り入浴用の入り口

何十年かぶりで訪れた鹿沢温泉に山小屋おばさんは感激しきり。
YWCAの小屋ははなくなっているとのことですが、紅葉館の建物を見ると昔の記憶がよみがえったように喜んでいました。

紅葉館は常時日帰り入浴が可能なようでした。
入浴料500円を払います。
広めの休養スペースがあり、資料が展示されています。
また、そば処があり、手打ちそばを食べることができます。

浴室は源泉かけ流し。
打たせ湯が常に流れ落ちています。
5人も入ると一杯の浴槽には、峠越えのライダーらしき先客が一人。
山小屋おじさんも外気の寒さから逃れるように熱めの湯に浸かりました。

シャンプーがあったので、打たせ湯をシャワー代わりにして洗髪。
一杯に広がったシャンプーの泡が、木製の床をゆっくりと流れてゆきます。
これまでも古い温泉には入りましたが、紅葉館もなかなか歴史を感じる温泉です。

本館から続く紅葉館の建物

上がった後はそば処で軽く食事。
入れ違いでやってきた夫婦連れ、4人組ともどもそばを注文。
このそばが美味しくて、また秘境感のある鹿沢温泉にマッチして、いいセットになっていました。

そば処のざる蕎麦。うまかった

群馬県の端っこで東京からは地の果て感満載のの鹿沢温泉ですが、長野県からゆくと峠を越えてすぐの場所。
また来たいという山小舎おばさんの思い出の場所再訪でした。

道東大旅行 その2

2日目

根室の朝を迎えた家族一行。
まずは花咲港へ向かいました。

目的は花咲ガニラーメンとチャーハン。
これを朝食代わりにし、花咲ガニのお土産も、ともくろんでのもの。

ロシア語の道路標識が国境の町感を強烈に感じさせる花咲港の片隅に目指す店はありました。
ここで名物のラーメンとチャーハンを分け合って食べ、花咲ガニを自宅に送付。
ロシア後の看板を眺めつつ港内をひとめぐり。

花咲港入り口の食堂・大八
ロシア語の看板、道路標識が目立つ花咲港。これはロシア人経営の商店とのこと

次いで、市内の魚信という魚屋でサンマを、甘太郎という今川焼やで甘味を、マルシェという地元御用達のスーパーで、ホッケ、いくらなどを買い込み、順次自宅に送りつけました。
これらの情報は家族が事前に調べたもの、根室といえば海産物、しかもサンマの時期とあって買い物にも気合が入ります。

魚信のサンマ
地元御用達のマルシェスーパー

根室に別れを告げ次の目的地、野付半島を目指します。

根室半島を釧路方面に戻りつつ、風連湖を回って北上、根釧台地の東端を走ります。
海辺の湿地帯とシマエビ漁で有名な尾岱沼を通ります。
立派な漁港がありました、今は秋サケ漁が盛とのことでした。

尾岱沼の湿湿地風景

やがて野付半島の付け根に到着。
かつては日本の秘境といわれた野付半島。
砂嘴で形作られた半島の先端には、海水の中に枯れたトドマツが立ち尽くすという最果て感そのものの風景・トドワラで有名です。

半島には自動車道路が先端まで通り、観光客も集まるのですが、トドワラまでの間は徒歩かトラクターバスで行かなければなりません。
トラクターバスの出発地点には立派なビジターセンターがたち、売店、食堂もありました。

トドワラ入り口にあるネイチャーセンター
トラクターバスチケット売り場

日が強烈に差し込むトラクターバスの揺られてトドワラへ。
木道を少し歩くと立画れたトドマツが数本立ち尽くす風景がありました。
秘境感もありますが、海に向かって数本の木が立っている風景は北海道らしい開放感に満ちたものでした。

これがトラクターバス
現在のトドワラ

野付半島から内陸を目指し本日の宿、養老牛温泉へ。
中標津町にある温泉で、だいいちという宿です。

17年ほど前にも家族で訪れ、そのサービスの良さ、食事の良さに大いに満足したことのある旅館です。

この日の夕食はメインがヤマベの塩焼き。
キンキのから揚げあんかけや花咲ガニの釜めしもつきました。
翌日の朝食バイキングのメニューにも満足。
温泉ともどもそのホスピタリテイに大いに癒されました。

養老内温泉だいいちの入り口
ロビー
ヤマベの塩焼き
花咲ガニの釜めし
キンキのから揚げ
ロビーからの風景

3日目

シマフクロウの宿養老牛温泉だいいちで朝を迎えた一行。
3日目は中標津空港から千歳まで空路で移動、札幌で一泊して墓参し、帰宅の行程です。

2時のフライトまで時間があるので、隣の弟子屈町内の摩周湖に寄ることにします。

中標津の牧草風景

根釧台地にはまっすぐな道路が伸び、牧草畑と牧場が点在します。
小一時間走り摩周湖へ。
新しくなった第一展望台から晴れた湖を望みます。
そこそこ混んではいますが、混雑には至らないのが道内の特に道東の観光地のいいところ。
人の気配より自然の気配が圧倒的です。

摩周湖は今日も晴れていた

中標津からはプロペラ機で移動。
2泊3日の道東旅行を終えました。

中標津空港。歩いてプロペラ機に乘る

道東大旅行 その1

故郷の墓参りを兼ねて北海道東部へ行ってきました。

結婚以降37年、ほぼ毎年家族で帰省している北海道。
両親の没後は墓参りも兼ねて、家族ともどもの帰省は毎年の恒例行事になっています。
今年は道東を経由した3泊4日の旅となりました。

1日目

朝7時40分の飛行機で羽田から釧路空港へ向かいます。
この日の行程は、厚岸、浜中町へ寄って根室へ。
納沙布岬を見てから根室で1泊です。

羽田で釧路行きのエアドウ便に乗り込む
たんちょう釧路空港に到着

釧路から根室までは100キロほどもあります。
車での移動は走りがいがありました。
道路状況はよく平均速度60から70キロでの移動でした。

釧路、根室間にはカキで有名な厚岸や、霧多布などの見どころがあります。

厚岸の道の駅によって昼食を摂りました。

厚岸の道の駅で昼食

この道の駅、レストランが充実しており観光客が詰め掛けます。
カキ尽くしのランチをいただきました。
晴れた太平洋ビューが広がるレストランは快適そのもの、カキもグッド。

メニューは完成度は高く、道の駅に一般的な「地元のお母ちゃんの手づくり」風なものではなく、プロの手が入った完成度の高いものでした。

厚岸という道東の歴史とともに歩んだ街並みも魅力的で、次回は厚岸の町の探訪もしてみたい、と思わせるものでした。

カキづくでぃのランチ。文句なし!

厚岸を過ぎ、浜中町に入ります。
途中、国道わきに1軒ポツンとあるチーズ攻防へ寄ったり、茶内という根室本線の駅を持つ地区の生協でソフトクリームを食べたりしながら道東を満喫します。

この日は日差しが暑いくらいで半袖で十分。
夏のような気候でした。

釧路、根室間の国道風景

国道左手に海が見えてきます。
海ではなく根室半島の付け根に広がる風連湖という汽水湖です。
水平線の彼方に広がる海とも湖ともとれる風景に一挙に最果て感が広がります。
根室にやってきました。

根室半島付け根に広がる風連湖

このまま根室半島の北側を走り納沙布岬を目指します。
納沙布は日本最東端の地です。
北方領土を望む地でもあります。

納沙布岬

ちらほらと観光客が訪れていたこの日の納沙布。
国後島の山影がうっすら見えます。
その手前には納沙布から4キロ弱にある歯舞諸島の小島の真っ平らな島影も。
国境の町という日本では貴重な場所に建ち、高揚感を隠せない家族たち。

近くにある北方館という施設に入り、北方領土の歴史的位置づけを勉強。
2階の無料の望遠鏡で歯舞諸島や国後島を望みます。
一番近い島にあるロシア側の教会や建物なども見えました。

国後島の島影

帰りは半島の南側を通って根室へ。
途中、納沙布行きの路線バスとすれ違ったり、野生のキタキツネを見掛けたり。
肌寒さが広がる最果て納沙布の風景に浸りました。

この日は根室市内のホテルで宿泊。
夕食は地元でも人気の回転ずし、根室花丸へ。
珍しい地元のネタに舌鼓です。

嵐、来たり去る 孫一家との一週間

8月上旬の一週間、孫一家が山小舎に滞在してゆきました。

山小舎を好んでくれる孫姉妹は、まずは妹が自動車の乗り物に乗って遊びます。

自動車で遊ぶ

高原でも暑い日が続きます。
地元の依田窪プールへ行ってみました。
足の裏が焦げるほどの日差し。
流れるプールやウオータースライダーで遊びました。
ほどほどの混み方で、地元のプールは子供達には天国です。

依田窪プールのスライダー

ある日、塩尻で開かれている木工のワークショップへ行ってみました。
塩尻の中心部にある図書館などが入っている公共施設、その3階で2日間にわたりワークショップが開かれていました。
県内各地のショップや役所の森林課などが木材をテーマに出店しています。
材料費などを払うと、ペーパーナイフや木工製品などを手作りすることができます。
子供たちは大喜びで1日遊びました。

塩尻の木育フェステイバル会場にて
木工でアクセサリー造り

毎日、日記を欠かさない、小学校3年生の孫です。

毎晩日記を欠かさない

この日は、女神湖から長門牧場方面へ。
女神湖へはこれまで来たことがありませんでした。
景色がきれいで、湖畔のセンターの食堂で蓼科ビーフバーガーを食べることができました。

女神湖ほとり

長門牧場は孫たちにもお馴染みの場所。
ソフトクリームを食べ、羊に餌をやって遊びます。
日差しがきつくて大人はグッタリでした。

仲良し姉妹

釣り堀にもゆきました。
人数分の魚が釣れるまで頑張りました。
ヤマメとニジマスが釣れました。
帰ってから魚のワタを取り焼いて食べました。

姫木の釣り堀にて
ニジマスのワタを取る

孫たちの父親が合流した日は、外でバーベキューをしました。
花火もしました。

山小舎前でのバーベキュー

疲れましたが内容の濃い夏休みでした。

最近キャンプ事情

夏休みになりました。
東京に住んでいる娘一家が、山梨県北斗市にあるキャンプ場にやってきました。
折から山小舎に訪れていた山小舎おばさんとともにキャンプ地を訪ねてきました。

借りた区画にテントを張り、炭火焼きの準備

当初からアウトドア志向の娘一家は、キャンプ用品を揃えては、ネットなどでファミリー向けのキャンプサイトを探し、ママ友家族などと同行して、一泊あるいはデイで活動しています。

今回は八ヶ岳エリアでの一泊キャンプとのこと。
昨今のアウトドアブーム。
ソロキャンプとそれにまつわる諸問題。
山小舎から近い姫木のキャンプ場でも最新のテントやターフが週末ごとに花盛りで、ブームが実感されます。

このテントで一家は一泊

さてこの日、山小舎から差し入れをもって、エコーラインを通って富士見町へ。
国道20号線に出て、道の駅・蔦木宿で立寄り湯。
山梨に入り、須玉インターを目指します。
インターから八ヶ岳山麓を上ってゆくとキャンプ場に着きました。

子供が好きなハンモックも用意

標高は1000メートルに近いのでしょうか、麓の集落が途切れた山林の中のロケーションです。
キャンプ場の入り口にはゲートがあり、申し込んだゲスト以外は入れないようになっています。
キャンプ場には屋内の炊事場、トイレのほか、移動式で空調が完備したバンガローが数棟あります。

ゲストらは広い敷地に三々五々点在しており混雑感はありません。
松林を伐採せず、林の中でキャンプするスタイルもいい感じです。
昭和の時代のキャンプ場の、集団生活感丸出しで、汚いトイレには蛾の死体が山積みだったイメージは、もはやありませんでした。

孫二人は火おこしのお手伝い

差し入れの食材で炭火焼き。
ごはんは携帯ガスボンベで炊いていました。
日が沈み始めると肌寒くなりましたが、山小舎のある姫木に比べると温かく感じました。

山小舎で串刺しした焼き鳥を焼いての夕食

夕食を共にした後は、暗くなる前にキャンプ場を辞し山小舎へ帰りました。

GWの孫たち

ことしもゴールデンウイークに孫たちがやってきました。ここ数年は、GW、夏休み、秋のリンゴ狩り、と孫たちがやってくるのが恒例となりました。

山小舎へ着いてからは、長和町内の長門牧場へ行くのがお決まりで、またその時々で上田城や松本城などへ出かけていました。
上の孫が3年生、下が保育園の年長さんになった今年は一味違う山小舎を楽しみました。

まず、山小舎の周りを楽しみました。
なんと山菜のわらび採りをしました。
山小舎周辺では蕨が採れるのです。

子供はわらびをすぐ発見する

ジイジの畑のお手伝いでポットに種まきもしました。
トウモロコシとインゲンを蒔きました。

喜んでトウモロコシの種まきを手伝う

お出かけは近場の蓼科牧場へ。
ゴンドラに乘ってスキー場のてっぺんへ。
そこから御泉水自然園の遊歩道を一周。
思わぬ湿原と原生林の風景に触れ、一同リフレッシュしました。

蓼科牧場のゴンドラ山頂駅から女神湖方面を見る
御泉水自然園の遊歩道を歩く

このほか、鹿教湯温泉の日帰り入浴など、孫たちもお気に入りの近場のコースでGWを楽しみました。

令和5年のお雛様

令和5年の3月3日。
お雛様を祝ってちらし寿司を作りました。

孫娘2人のお祝いです。

前日に干しシイタケを戻しておきました。
当日朝に、かんぴょうを熱湯で戻します。
ごぼうをささがけにし、ニンジンを切り、油揚げを熱湯で洗います。

シイタケの戻し汁にこれらの具を入れ、砂糖、しょうゆ、酒、みりんなどで炊き合わせます。
具の味が出来上がりの寿司の味を決定づけるので、念入りに味付けします。
若干濃い目、甘めが好みです。

炊きあがった具材は、かんぴょうとシイタケを細かく切っておきます。

米を5合、昆布を入れ酒を垂らして炊きます。
若干硬めの水量にします。

炊きあがりをおひつに開けて、ヘラで切ってゆきます。
全体を切ると同時に、すし酢を合わせてゆきます。
うちわで湯気を飛ばしながら行うのが理想ですが、おひつが余分な水分を吸収し、また保温、保湿してくれます。

酢飯を味見してOKならば、炊きあがって冷ましておいた具を投入して混ぜ合わせます。
具は煮汁を絞らず、むしろ若干の煮汁をまぶすようにして酢飯に混ぜ合わせます。
この時にちらし寿司の味が決まります。

味見をしてOKならば、飾りつけの具材を乗せてゆきます。
飾りつけは青、黄、赤が基本。
今回は、キヌサヤを甘酢で茹でたもの、錦糸卵、でんぶとしました。
ほかにレンコンの薄切りを甘酢で茹でたものも加えました。

半分を孫たちに持って行き、半分を自宅で食べました。
大好評でした。