玄関先をDIY! その2

山小舎の玄関アプローチを補修しています。
今回は、補修DIYで使用するコンパネ、角材、丸太などの資材に防腐処理をしました。

防腐処理に使う塗料は、コールタール系のクレオソートを選びました。
油性の塗料です。

コールタールというと線路の枕木や、昔のバスの床材などに使われていたのを思い出します。
真っ黒の粘着性の塗料で、匂いが強烈で、手足についたコールタールは取れなかったものです。

クレオソートは色はコールタールに近いものの、さらっとしており、素人でも使いやすいものです。
薪置き場の土台や、土留めの杭、庭のステップなど、雨ざらしで使われる木材の防腐材としいて用いられます。

このクレオソートを、用意した資材に塗ってゆきました。
まずは柱材。
軒下にちょうどいいのが転がっていました。

長さに切ってから、塗装前の下準備をします。
ノミで掘られた穴などを、サイズに合わせた木材で埋めておきます。

クレオソートを塗ってゆきます。
つるつるに磨き上げられている柱材の表面は、サラサラしたクレオソートをはじくようでした。
翌日2度目の塗装をしました。

穴埋めした柱材にクレオソートを塗ります

もう一つの材料である丸太の準備もします。
燃料用にもらっておいたカラマツの丸太にちょうど良いものがありました。

まずは皮をむきます。
1年前から転がっていた丸太を鉈を使って皮むきします。
これがなかなかきれいにゆきません。
本来はつるつるした木部が出るまで剥かなければならないのですがちょっと無理でした。

そこで皮むきはほどほどにして、火で表面をあぶることにしました。
火であぶると、皮が燃えてなくなるとともに、防腐処理にもなり一石二鳥です。
こうやって焦がした後に、クレオソートを二度塗りしました。
黒々とした丸太材ができました。

丸太を鉈で皮むき・・・は難しい
皮を残したまま焦がします

玄関アプローチのステップ部分にはコンパネを使うことにします。
折角なので新品のコンパネを買ってきました。

コンパネをサイズに切ります。
カットには鋸ではなくチェーンソーを使いました。
が、角材はともかく、板のカットには鋸を使うべきでした。
今後は電動鋸を用意する必要があります。

新品のコンパネをカット
クレオソートを塗ってゆく

切ったコンパネにクレオソートを塗ります。
表裏の両面です。
一晩おいて二度塗りしますが、色は濃い目の茶色になります。

材質や木材の経過年数によって発色が異なるのがクレオソートです。
コンパネと柱材、丸太で色合いが異なり、組み立て後の統一感はやや損なわれますが、手作り風を楽しんでもらえれば、と思うしかありません。

塗装が乾いたころ、資材を組み合わせました。
微妙な色合いの組み合わせですが、補修作業を「やった」感はあります。

残るは向かって右側の部分に砂利を入れて表面をどう仕上げるか。
それと入場者の泥を落とす工夫、です。

柱材をセッテイング準備
土台を入れてセッテイングできました
コンパネもセッテイング
手前の柱材と「本体」の間を埋めるのはこれから

さあ夏野菜の定植だそ!その5 サツマイモとインゲンを植えた

畑から見た五月晴れの風景です。
春を越えて夏のような空になっています。

畑から西の方向を望みます

サツマイモを定植しました。
金時の苗を50本、安納芋を10本買っておきました。

ガッテン農法で植え付けます。
山小舎では例年、買ったサツマイモの苗を、定植までバケツの水に漬けておきました。

これがだめなようです。
サツマイモの苗は枯れさせておくのがガッテン流です。
水分はあくまで土から自分の根で吸収させるのが、苗の活着とその後の成長を促進させるコツなのです。

金時芋50本の苗です

新聞紙でくるんだままで日陰に数日置いておいた苗を畑に持ってゆきます。
苗は枯れるどころかつやつやです。

用意した畝に、さきっぽの葉だけを出して埋めてゆきます。
植えた苗を上から圧迫します。

昨年は根っこの部分を斜めに差し込んで植え、水をかけていました。
活着率が悪く、活着したものは弦が伸び次第イノシシに食われました。

今年は楽しみです。
防獣ネット内にサツマイモの畝が数列できました。

畝に手で長めの穴を掘ります
先端の葉を残して苗を埋め込んで圧迫します
サツマイモの畝です

インゲンの苗も植えました。
種をポットに蒔いておき、芽出ししたものです。

12本ほどが発芽して苗に育ったので用意しておいた畝に植えました。
余った種は種は隣の畝に直播し、念のために不織布をべた掛けして鳥の害を防ぐようにしておきました。

例年、弦なしインゲンを植えています。
採れるときはたくさん採れるインゲンですが、去年は不作でした。
今年はどうでしょうか。

芽出ししたインゲンです
定植しました

ジャガイモの芽かきと土寄せをしました。
芽が出そろった「インカの目覚め」の芽を3本除いてかき、根元に鍬で土を寄せました。
ほかの品種もぼちぼち発芽中です。

芽かき、土寄せ後の「インカの目覚め」の畝です
アマガエルも活動開始です

さあ夏野菜の定植だ!その4 トウモロコシを植える

春の作付けも追い込みです。

農協などで買ってきた夏野菜の苗はほぼ植えました。
山小舎でポットに種まきした作物は発芽を待っている状況で、苗に育ってから定植します。

ポットまききした種は、ケール、トウモロコシ、枝豆、インゲン、かぼちゃ、落花生、えごまなどです。
今年は昔農家の軒先にぶら下がっていた、固い実のトウモロコシの種を用意しました。
作ってみたかった品種です。

思ったより育ちがよく、10日ほどで芽が出ました。
根っこも育っており、この日定植しました。

ネットで購入した古い品種のトウモロコシの種です
発芽して成長したのでこの日定植しました

ジャガイモが芽が出てきました。
品種により成育の早やさが違うようで、インカの目覚めという品種はほぼ芽が出そろいました。

ジャガイモの芽です。そろそろ土寄せと芽かきをする時期です
ジャガイモ(インカの目覚め)の畝間を除草しました

この日は除草もしました。
「上」の畑は軽トラの駐車スペースが草でタイヤが滑るほどになり、畑の畔も雑草の花盛りとなっていました。
1年ぶりに刈払機のエンジンを回し、気持ちよく刈りまくりました。

刈払機、1年ぶりの出動です

段々畑に2張り目の防獣ネットを立てましたが、この日、出入り口をつけました。
山小舎の軒下に転がっていた古い建具を持ってきて取り付けました。
幅90センチを出入り口用にネットを空けていましたが、持ってきた古い建具はその幅に届きませんでした。

日本の建物、建具は尺貫法でいうところの1間(約180センチ)を基準としているものかと思っていましたが、160センチほどの幅の引き戸でした。

病獣ネット第2号の入り口が完成です
この日は買っておいたルバーブの苗も植えました
畑に直播した大豆が発芽しました

「ノマド」が流行っている

「ノマドランド」というアメリカ映画が、2021年のアカデミー賞の作品賞、監督賞などを受賞したとのことです。
そのニュースを聞いて、ある新書を思い出しました。

ちなみにノマドとは遊牧民という意味で、転じてフリーランスなど定位置にとどまって仕事をしない働き方を、ノマドワーカーなどと呼んでおり、「ノマド」は最近はやりの言葉になっています。
背景には現代社会の煮詰まった現状からの無意識の逸脱指向があるのかもしれません。

「女ノマド、一人砂漠に生きる」 常見藤代著 集英社新書

2003年から2012年にかけて、エジプト東部の砂漠に住む、遊牧民(ホシュマン族)の56歳の女性の下に通い、数日から1か月程度の滞在を繰り返した女性ノンフィクション写真家のルポルタージュです。

読みやすい文章で、作者の「頼りない」心情も素直に描写された読みものとなっており、写真も豊富です。
何より単身の女性であることを生かした著者が、外からはうかがうことが困難な遊牧民の特に女性の生活や心情に立ち入った写真や描写が貴重です。

昔と違い、遊牧民の間には携帯電話が普及する時代になっています。
また、気象の変化で1997年を最後に雨の降らない現地では、遊牧民たちの多くはすでに紅海沿岸の都会周辺の定住地に住んでいます。
筆者も「取材」の際には、紅海沿岸の都市部のホテルから自動車でサイーダという名前の「女ノマド」のいる現地へ向かいます。

目次第1ページ

「女ノマド」サイーダは、ラクダや山羊、羊を従え、小麦粉を焼いたものを主食に砂漠で暮らしています。
主食の小麦粉は沿岸の都市部に住む息子が定期的に持って来たり、もしくは砂漠を通りかかった車に頼んで買ってきてもらったりします。
水は貴重なので皿を洗った後の洗い水も飲むそうです。

草のある場所を求めて放牧して歩きます。
携帯電話を持たないサイーダの正確な現在地は誰にもわかりません。
息子は砂漠を横断する自動車たちの情報などにより母親の現在地を推量して定期訪問するとのことです。

最初は著者をお客さんとして迎えたサイーダも、慣れるにしたがって砂漠の生活に適し切れない著者に厳しく当たることもあったとのこと。

現地の地図

定住地の遊牧民は「遊牧の時代は自由があった、生活は今よりずっと快適だった。いまは一か所にいるだけ、体は疲れないが心が疲れる」と言ったそうです。
「昔は一人で放牧して、一人で砂漠に寝て、一人で死んでいった。そして心はいつも穏やかだった」とも。

滅びようとする遊牧民の魂とその生活の様子を等身大に描いた貴重なルポなのではないでしょうか。
著者との個人的な関係を物語る、親し気なまなざしの「女ノマド」の顔写真が掲載されているだけでも、この新書の価値があるように思います。

著者の紹介

「アラビア遊牧民」 本多勝一著 講談社文庫

「女ノマド、一人砂漠に生きる」を読んでもう一冊の遊牧民本を思い出しました。
1965年の20日間、サウジアラビア内陸部の砂漠に生きる遊牧民・ベドウイン族のキャンプで過ごしたルポルタージュ「アラビア遊牧民」です。
著者は朝日新聞記者の本多勝一。
著者にとってエスキモー、ニューギニア高地人と続いた極限に生きる生活実態のルポの第三弾です。

目次

行き当たりばったりで「女ノマド」にたどり着いた前者と異なり、「人種別、生活様式別の人間の生活実態の調査」というテーマに沿った計画の元、当時も今も外国人には門戸が狭いサウジアラビアを舞台に、誇り高い孤高の存在といわれたベドウイン族を対象としたフィールドワークになっています。

読者にとっては、「鎖国」サウジへの入国経緯などにも興味津々なのですが、そこにはさらっと触れられているだけです。
主眼はあくまで対象のベドウイン族の生活の実態です。
実に細かくサンプリングされています。

また、砂漠の太陽の美しさ、ラクダという動物の狡猾さ、などについては著者の心情を見事な美文で表現しています。
とにかく20日間のフィールドワークでこれほどまとまった成果が得られるのか、と思うほど見事に整理された内容です。

やがて、当初は「親切で慎み深い」と思っていたベドウインに対し、20日間の滞在の後には「どんな廃物であろうが、焼き捨ててでもヤツらなんぞにやるもんか」と思うほどに、印象が逆転してしまいます。

これを著者は、彼らの親切は砂漠のおきてに基づく慣習によるもので、根本には彼らの略奪文化に基づくがめつさ、のため、と分析しています。
むしろ世界的に見ればそういったがめつさの方が普遍的であり、日本的な謙譲の方が特異なのだ、とも。

サウジアラビアの地図。アブヒダードが現地

あとがきには、「ベドウインは興味深い人々だったし、再訪の希望は(著者にとって好意的な印象だった)エスキモーやニューギニア以上に強い」とあります。

遊牧民に対する印象が「再逆転」したそのココロは?
著者の客観的な分析手法をナナメ上に越えてゆく、遊牧民文化のぶっ飛びぶりに、冷静に戻った時の冒険心が刺激されたことによるものなのか?
それとも、55年前の日本人にも遊牧民(ノマド)に対しては潜在的な憧れの心理があったということなのでしょうか。

さあ夏野菜の定植だ!その3 芽も出てきた!

夏野菜の苗定植の追い込みです。
購入してあった苗は、トマトの幼苗数本を除いて定植を終えました。

トマト、ナス、キューリなど「売れ筋」の代表的なもののほか、夕顔、ハックルベリー、食用ほおずき、なども植えつけを終わりました。

夕顔。盛大に弦を伸ばすので今年はキューリから離して別なネットに植えました。
ハックルベリー。
食用ほおずきは鹿が食べないのでネットの外に。苗が育つまではトンネルで保護します。手前は明日葉と唐辛子です。
セロリの苗はネットの中に植えました

畝は、「ガッテン農法」の教え通り、去年のうちに、耕盤層を砕き、ススキや落ち葉、燻炭、ぬかなどを入れた上に土を戻して作ったものです。

元肥には一部の畝に「発酵腐葉土」を入れました。
「発酵腐葉土」とは、腐葉土に糠、燻炭、油粕などを混ぜて発酵させたもの。

畝にはマルチをかけました。
苗の植付時・後に潅水はしません。
追肥はトウモロコシなどを除き、なしの予定です。

土中の環境を最善化することを目指す農法です。
肥料で育てないので、野菜の樹は大きくならないのですが味が良く仕上がるとのこと。
楽しみです。

ジャガイモに続き菊芋が発芽しました

さて5月初旬から順次ポットに蒔いた種が発芽してきました。
標高1300メートルの山小舎での「芽出し」。
「ガッテン農法」の教科書通りの手順で行いました。

ポットに使う培養土は、先ほどの「発酵腐葉土」と畑の土を混ぜて寝かせたうえで使うようですが、今年は間に合わず、主に売っている培養土を使いました。

培養土をポットに詰めて保温し「慣らして」おきます。
種を蒔いた後は鎮圧し、水をたっぷりかけます。
ポットごと新聞紙で包み、ビニール袋に入れてプラスチックケースの中で発芽まで保存します。

この手順は前のブログに書きましたっけ?

その結果の発表です。

種まき後10日後くらいでしょうか。
先に発芽していたケール(低温に強いので発芽が早かったものと思われます)に次いで、トウモロコシ、インゲン、枝豆の発芽が確認できました!

ケールの芽が育っています
日本トウモロコシの発芽具合は素晴らしいの一言です
インゲンも発芽率がよいです
枝豆。半分程度が発芽しました

この「芽出し」という行程。
種のせいか、土のせいか、温度のせいか、とにかく難しいのです。

今までは種を蒔いたら全部「成り行き」で、結果に一喜一憂していました。
小豆、トウモロコシ、インゲンなどうまく「芽出し」ができた例もありました。
が、かぼちゃ、落花生、枝豆など、ほとんど芽が出ないこともありました。

これからは「ガッテン農法」を基本に工夫して「芽出し」に臨みたいと思います。
芽が出た後は、ポットを水につける形で水やりをします。
これも前のブログで書きましたっけ?

芽が出ている苗を定植して、これから苗が出るサツマイモの植付をして、春の作付けが一段落です。
もう一息です。

別荘地内の鹿です。春の食欲増大期間中です

玄関先をDIY!

おじさんの住む山小舎。
梁と柱、一部の建具は築150年以上の古民家を移築したものですが、壁、床を始め玄関、ベランダなどは新しくというか間に合わせで付け加えた造りとなっています。

山小舎の前オーナーの愛称「仙人さん」が大工、電気などができる人だったので、彼自作の建付けも多く残っています。

少し前から玄関先がフカフカして、玄関戸の動きが滑らかではなくなっていました。
サッシの玄関戸は、リフォームの時に大工さんに入れてもらったのですが、玄関先は「仙人さん」DIYのままでした。

玄関先に敷いてあるコンパネをはがしてみると、地面との間に樹脂製のコンテナが置いてあります。
さらに、玄関戸(サッシ)と家の土台の間には木製のすのこが支えとしてはめ込まれていましたが、これが腐っていました。
すのこの周りには、土ぼこりやら落ち葉やらが長年積もったままです。

すのこを取り除き別の支えを入れなければ、サッシが敷居ごと崩れ落ちかねません。
ある日意を決して補修をDIYすることにしました。

まず、腐ったすのこを取り出して、土台の上をきれいにしました。
すのこの代わりですが、燃料用としてとっておいた角材(廃屋の柱材)が高さ的にぴったりでした。
既に短く切ってあった角材を組み合わせて土台とサッシの間に詰めました。
この間サッシが落ちてこないか気になりましたが、家の土台側にも重心がかかっており大丈夫でした。

高さ的にぴったりの角材を玄関戸の敷居の下に敷き詰める

次に並べた角材を固定しなければなりません。
サイズに合わせて切ったコンパネを敷いた角材の上にかぶせて釘で打ちました。

これで角材同志はまとまりました。
角材の縦(玄関戸から見て手前方向)の動きはコンテナでとめます。

コンテナをどかして跡の地面をきれいにし、砂利を敷いて高さを調整します。
コンテナが角材の縦の動きのストッパーになり、全体が固定されます。

角材の上にコンパネを乗せ釘で打つ
コンテナを元に戻すと全体が固定される

角材(にかぶせたコンパネ)からコンテナまでを、新たなコンパネで覆って今日のところは一応終了です。

角材からコンテナまでを別のコンパネで覆う

といってもまだまだ補修完了ではありません。

コンテナを脇で押さえている柱材。
15センチ四方、長さ2メートルの柱材が、これも腐っています。
取り替えましょう。
丁度いい太さの廃材の柱材が今年も手に入ることでしょう。

反対側の脇には1.5メートルの丸太と、その間を埋める砂利が必要です。
丸太は転がっているカラマツを切って、皮を剥がし、クレオソート材(防腐剤)を塗りましょう。

あと、泥除けのマットを買って敷きましょう。

一番上に敷いたコンパネにも防腐処理が必要かもしれませんね。

コンテナを外した状態で脇の柱材を見る。腐食しているので取り換えが必要

間に合わせのDIYです。
が、素人大工とはいえ、「道具と材料がそろってやる気が出る」ものです。
必要な材料には出費も必要、と気づく最近の山小舎おじさんです。

DIYに気が付き見渡せば、外壁などの防水塗装、ベランダ階段の取り換えなどなど目につくところは多数。
ことしからはDIYにもGO!です。





さあ夏野菜の定植だ!その2 今日は雨だ

この時期、畑と苗のことが頭の中心を占める山小舎おじさんです。

夏野菜の苗の定植を始めた次の日、小雨をついて畑に出かけました。

雨の日は畑に出ないこと、が鉄則です。
雨の畑(雨の翌日も)を歩き回ると土が締まるからです。
おじさんが動き回るのは畝間だけのこととはいえ、畝間も大事な畑の一部。
必要以上に土を締めないように気をつけなければいけません。
デリケートなんですね、土って、畑って、作物って。

この日は、苗の定植の続きと、支柱、ネット架けの作業を行いました。

手前からズッキーニ、ピーマンの列。ついでナス、キューリとゴーヤの列が続きます。

空いたスペースに苗を追加で植えます。
ピーマンにはあんどんをかけ、キューリやゴーヤは紐で誘引します。

苗を買っておいてしばらくたち、葉が疲れてきたように見えたハックルベリーも植えてしまいます。
ハックルベリーは段々畑の方に植える予定でしたが、モロヘイヤ、オカヒジキと一緒に夏野菜のマルチ架けの畑に植えました。

トマトの列に支柱を立てました。横にも支柱を渡して完成です

キューリの畝にアーチ形の支柱を立てネットを架けます。
このネット架け、毎年時間がかかってしまいます。

畑の最上流から全景を見渡しました。開いている2列目にはかぼちゃを植える予定です

畝間をかなりの時間歩き回り、相当土も締まったことと思います。
が、作業が進んだことも確かです。

夏野菜の作付けはトマトの第二弾と芽出し中のトウモロコシ、かぼちゃを植えたらおおむね終了です。

(オマケ)

【その1】 アスパラガスを収穫。芽が出ていた数本を残らず切って食べました。すごくうまかったのですが、
      近隣のアスパラ畑を見ると、この時期は芽を育てて大きくしています。
      もう切らない方がいいのかな。

収穫したアスパラ。出ていた芽を全部採ってしまいましたが・・・

【その2】 段々畑の素掘りの側溝にイモリ?がいました。数匹いたのでパチリ。常時水が溜まっている場所とはいえ、イモリがいるんですね。周辺に棲むキジのエサにもなるのかな。

石垣下の水たまりにイモリがいました

さあ夏野菜の定植だ!

畑の準備も整いました。
翌日の日曜からは天気が下り坂の週末、夏野菜の苗を定植しました。

定植した苗は、ナス、トマト、キューリ、ズッキーニ、ピーマン、オクラ、ゴーヤなど。

定植当日の苗を、えひめAIの希釈液に漬けておきます。

ナスは地元種の丸ナスと長ナスを計6本。
一般的な千両ナスを5本植えました。
全部自根です。

定植前後に、元肥、水やりは行わず、ただ苗をしっかり押さえて植えました。
風が強めの日、支柱にしっかり結びつけます。

ナスの苗
定植したナスの畝

キューリの苗は6本植えました。
「ガッテン農法」の教科書通り、マルチの端に千鳥形式で植えます。
根が呼吸しやすいように浅めに植えます。
元肥、水やりはなしです。

アーチ形の支柱に紐で誘引しました。
品種は一般的な夏涼み。
自根のいい苗が手に入ったと思います。

キューリの苗
キューリは支柱に紐で誘引

トマトも自根苗。
桃太郎という大型トマトを6本ほどと、ミニトマトを3本、加工用トマトを2本植えました。

「教科書」では、茎の太い苗は肥料過多の苗で将来「樹ぼけ」する、とのことで、肥料を含んだ根っこの土を落としてから植えました。
いつもの寝かせ植えです。
日差しで暑くなってるマルチに茎が降れないように雑草を敷きました。

茎が太いトマトの苗(一見よさそうですが肥料過多の苗といわれる)
トマトはいつもの寝かせ植えで

ピーマンはもともとが弱弱しいので、定植後は「あんどん」で囲みます。
肥料袋の底を切ったもので苗自体を囲み、風と寒さから守ります。
苗は活着するまでは風によって根元が動かされるのをできるだけ防ぎたいのです。
活着してからも強風で樹が傾いたり折れたりすることもあります。
折れやすく、デリケートなのがピーマンです。

ピーマンは定植後あんどんで囲む

今年の夏野菜定植第一日目はここまで。
まだ、スペースがかなり残っているので、キューリ、トマト、ズッキーニなどを追加で植えたいと思います。
また、段々畑に植える予定だった、ハックルベリーやオカヒジキ、モロヘイヤなどをこちらに植えたいと思います。
残った畝はとモロコシ用に空けておきます。

夏野菜定植第二日目の作業予定は、第二弾定植のほか、キューリのネット張り、支柱設置などを行う予定です。

翌日の天気予報は曇り時々雨。
雨はいいのですが、風が強いのは勘弁してほしい山小舎おじさんです。

春の畑作業も中盤

令和3年の春の畑作業も中盤にはいりました。
夏野菜の苗の定植、種の直播、ポットに蒔いた種の発芽、が終われば、春の作業は一段落。
そこまでもうひと頑張りです。

「芽出し」に挑戦したケールが無事発芽し、育っています。

防獣ネットをもう一組立てました。
4面ある段々畑のうち、これで2面がネット付きの圃場となります。

ネット内には芋類、豆類を中心に、イノシシ、鹿が好む作物を作ります。
残る「ノーガード」の2面には、イノシシ、鹿が好まない作物(ヤーコン、里芋、しょうが、コンニャク、長ネギ、えごま、ルバーブ、食用ほおずきなど)や、トンネルがけした作物を作ります。

当初手伝ってくれるはずだった奥さんが急遽これなくなって自力で立てました
ネット張りも2回目となり、作業の時間が短縮できました

今回ネットを立てた圃場には、サツマイモ、小豆を中心に、落花生、モロヘイヤ、オカヒジキ、セロリ、ハックルベリーなどを植える予定です。
サツマイモはイノシシの大好物なので、ネットのすその固定には注意したいと思います。
バラ線でも張っておこうかな・・・。

ジャガイモの芽が2年ぶりに出ました。
うれしい光景です。
イノシシは去年の餌場である、この畑に今年も餌をあさりに来ていたことでしょうから、防獣ネットがそれを防いだことになります。
この後も油断しないでおこうと思います。

ジャガイモの芽です!

「上」の畑にマルチングをし終わりました。
アーチ形の支柱やキューリネットなどを設置して、夏野菜の苗を順次植えてゆく予定です。
また、マルチの列の並びには、シソ、バジル、パクチーの種を直播し、不織布でべた架けしました。

「上」の畑の現状。夕顔の苗を植えています。
逆方向から見た「上」の畑。露路の部分を整備してハーブ類を直播しました

夏野菜の苗を集め始めました。
例年通りの種類のほか、加工用トマトを見つけたので買ってみました。
「消費者」からリクエストのあった食用ほおずきは、例年の2本から5割アップ!の3本の苗を用意しました。
ナスは地元品種の丸ナスを今年は倍増の4本を購入しました。

出番を待つ夏野菜の苗たち

畑の隅に自生するよもぎを採取しました。
とりあえず洗って干しました。
スギナ、ヤーコンに混ぜて野草茶にして飲みましょうか?

よもぎは今が採取のベストシーズン
洗って・・・
天日干しします

春の畑は一歩一歩

五月中旬となりました。
畑を再開して一か月。
かれこれ一週間ほど自宅に帰るなどして畑から離れていましたから、三週間ほどの実作業。
春の作付けはまだまだ終わっていません。

毎年のことながら4月から6月が1年で一番の「野良稼ぎ」時です。
さあ稼ぐぞ!

防獣ネットに出入り口を取り付けました。
山小舎に転がっていた古い網戸を支柱に針金で括り付け、反対側の端っこにはカラビナをつけました。
今後は、イノシシの侵入防止用にトタン板をネットのすそに置くなどして、運用に万全を期したいと思います。

ネットを支える支柱の根元に、木の杭を打ち込んで補強します。
杭は山小舎で乾燥させている細い薪の先を鉈で削って作ります。
これで畑を時々襲う突風にも耐えてもらいます。

ご無沙汰していた「上」の畑に行きました。
昨年秋に「ガッテン農法」の実践の場として、畝作りをした圃場です。

半年たった現在、畝の形が残っており、土がふかふかしている印象です。

この圃場にはトマト、ナス、キューリなどの夏野菜を植える予定ですが、改めて耕したり、畝立てする必要はなさそうです。
雑草が繁殖する前にマルチングしておきます。

生えかかったアカザなどの雑草をかきとり、えひめAI液を散布して、さっさとマルチをかけます。
実際に触ってみた土は、雨不足で乾燥したせいか表土が埃のように舞っていました。
5年前はまだぼこぼこだった土質が一般的な畑のイメージのようにさらさら、フカフカになったことに驚きました。

「ガッテン農法」の畝づくりから半年たった畑。思ったより雑草が少なく、畝の形が残っている
この日は6列ほどの畝にマルチング

夏野菜の苗も出盛りです。
各地域のJAや直売所に寄っては、徐々に買い集めています。

ほうずき、ハックルベリー、夕顔、丸ナス、長ナス、甘龍かぼちゃなど、比較的珍しめの苗は見つけ次第確保しておきます。

苗は植え付けまで山小屋で管理しますが、夜間は屋内に入れ寒さから守ります。
うっかり外に置いておくと、山の寒さでナスなど葉がしおれてしまいます。
水やりは上からではなく下から。
ポットを水につける形で行います。

苗が元気に出番を待っています

ミツバチの巣箱です。
残念乍らミツバチが寄ってくる気配はありません。
今年はだめかもしれませんが、引き続き蜂が寄ってくる環境づくりを目指してゆこうと思います。

山際に再配置した巣箱。周りに花を植えてみました。

別荘地管理事務所のバイト仕事も始まりました。
バイト仲間の方々ともそれぞれ1年お歳を重ねた元気な姿で再会しました。
野良稼ぎと折り合いをつけながら無理せず頑張ってゆこうと思う65歳になった山小舎おじさんです。