信州ソウルフード放浪記VOL.17 イナゴ

信州伝来の食材に挑戦してみようと思います。
イナゴ、鯉、鮒、ハチの子、ザザムシなどいろいろあります。
それらは、道の駅や直売所の片隅に、あるいは地元資本のスーパーなどに並んでもいます。

今までは山小舎おじさんとそれらの食材の間には、渡り切れないほどの距離があり、橋渡しの機会(地元居酒屋でつまむとか、地元の人とワイワイ言って食すとか)がなければ、出会いはないな、と思っていました。
が、この度地元系スーパーのやおふく東御店(トオミテン)というところに寄ったとき、リーズナブルな値段のイナゴの佃煮を見て、自然に手に取ることができました。

道の駅の棚で、県外の観光客向けにデコレートされた高額なそれらと違って、地元の客向けにお惣菜として売られている姿に親近感がわき、〈距離感〉が一気に縮まったのかもしれません。

やおふくで購入した状態のイナゴ佃煮パック

イナゴの佃煮そのものはこれまでも食べたことがあり、素材に対する警戒感はありません。
警戒感があったとすれば、素材の処理と味付けに関してでしょうか。

というのも、かつて岡谷の川魚料理店でアユの佃煮を買ったときに、その生臭さにがっかりしたことがあったからです。
素材が古いのか、内臓の下処理が悪いのか、生臭さの残る佃煮はいただけませんでした。

山小舎おじさんは母方が滋賀県で、琵琶湖名物の小鮎の佃煮を食べる機会が多かったのですが、関西の端くれらしく、洗練された味付けというか、川魚を素材としつつ、別物のように加工され炊き上げられ、万人の舌に合うように磨き上げられた佃煮で、アユの佃煮というと琵琶湖のそれを思い出すののです。

対して信州のアユの佃煮は、これが川魚だ、アユだ文句あるか、といわんばかりに臭みと苦みをそのまま残したものとなっていました。
味付けも心なしか中途半端で、甘みもしょっぱみも強くありません。

ラップを取ったイナゴ佃煮パック

余談が長くなりました。

やおふくのイナゴの佃煮はお惣菜としては文句のないものでした。
素材云々ではなく、つくだ煮としてしっかり、甘く、辛く味付けされており、おかずとして文句ありません。

なお、この佃煮、イナゴの原産地が中国とありました。
この値段では国産イナゴは食べられないということなのでしょう。

イナゴを一匹つまんでみる

春ゼミとスズメバチ

山小舎の5月下旬。
晴天の日は紫外線が盛大に降り注ぎます。
日中の気温も急上昇。
洗濯物もよく乾きます。

ただし午後3時を過ぎると冷たい風が吹いてきて、薄着で油断していると体が冷えてきます。
古民家由来の山小舎は、日本家屋そのものなので室内(1階)はいつもひんやりしています。
朝晩はストーブを焚いています。

初夏を迎えんとする山小舎周辺の緑

いつの間にか春ゼミが鳴きだしました。
例年、春から初夏にかけて、別荘地一帯で鳴きだします。
透明な羽をもつ小型のセミです。

ここに来た当初は「カエルが鳴いているのかな?」と思ったほどの声です。
ほんの一時、盛大に鳴いて、夏前には鳴き止んでいるのです。

付近のミズナラ林。春ゼミの大合唱が聞こえる
春ゼミ

この時期はハチが飛び回っています。
巣を作る場所を探しているのです。

山小舎周辺にはスズメバチもよく出没します。
先日は朝方に2階の室内で発見。
ペットボトルに興味津々でのろのろ動き回っていました。
動きが鈍いのを見定めて、草履の脚で
踏みつぶしました。

またある日は、野鳥が出入りしている巣箱をのぞき込んでいるスズメバチを見ました。
野鳥はスズメバチを捕食するのでしょうか?
毒針があるから敬遠するのかな?

昨晩は台所の流しにあるコップの中にいるスズメバチを発見。
底に残ったジュースに夢中の様子でした。

皿で蓋をして捕獲しました。
「制圧」方法を考えて、台所洗剤を試してみました。

驚きました。
さすが合成界面活性剤の威力。
あっという間にハチが洗剤の海にヘタレ込んでゆきました。

コップの中のスズメバチ
この後、台所合成洗剤の原液の中に沈没

外へ出るとハチの羽音がする季節です。
今後もスズメバチには気を付けようと思います。

庭の花壇の花も咲き始めた

ということで、スズメバチトラップを作ってみました。

ペットボトルを細工

通常サイズのペットボトルを細工。
スズメバチをおびき寄せるための誘導液はネット情報を参考にして、焼酎乙類とジュースを混ぜました。

誘導液の原材料

設置場所は、誘導液の発酵が進みすぎないようにとベランダの軒下に吊り下げてみました。
果たしてどうなりましょうか。

軒下の日陰に吊り下げました

夏野菜の定植始まる その3

夏野菜の主役の一つ、キューリの苗を定植しました。
品種は夏涼み。
自根の苗を10株です。

キューリの苗を定植

4株ほどのスペースを残しておきました。
キューリは株の老化が早いので、農家は第二弾の植付をして夏後半の出荷に備えます。
その際、苗も出回るので、夏ころにその時の苗を残したスペースに植える予定です。

10株のキューリを植えました

トウモロコシの種をトレイに蒔いておきました。
連休に孫と蒔きました。
スイートハミーというF1(一代交配)の種です。
順調に芽が出たので、少し早めに定植しました。

山小舎で芽出ししたトウモロコシの苗を畑に運びます

数えると80株ほどを植え付けました。
トウモロコシ用の畝は後1列あるので、頃合いを見てトレイで新しく芽出しして、第二弾を植え付ける予定です。

80株のトウモロコシを定植

ジャガイモの芽が育ってきたので、芽かきと土寄せをしました。

ジャガイモの芽かき。3本ほどを残して芽を掻きます

男爵、メークインなどは順調に発芽していますが、今年初めて植えたホッカイコガネという品種の発芽率がよくありません。
全体的にはまあまあの状態なのではないでしょうか。
猪による食害はありません。

ジャガイモの畝を土寄せします。畝の盛り土と畝間の除草を兼ねた作業です

畑はこの後、大豆の直播、枝豆の芽出しと定植、落花生の定植、夏野菜の管理などが主な作業となります。

最初の収穫は6月の玉ねぎとレタス、キャベツになるでしょうか。

上田トラムライゼで「湖のランスロ」

トラムライゼ(旧上田電気館)へ行きました。
ロベール・ブレッソンンが1974年に製作した「湖のランスロ」という映画を観るためです。

モダンな外観のトラムライゼ(旧上田電気館)

トラムライゼは、上田映劇を復活させたNPO法人の運営で2館の距離は歩いて3、4分です。
上映プログラムは、ミニシアター系作品が中心です。
その中に、旧作をデジタルで再輸入した作品も含まれており、ブレッソンの「たぶん悪魔が」(1977年)と「湖のランスロ」(1974年)もその流れで輸入公開され、東京公開を経て上田にも来たものです。

この日は10時5分開映。
ロビーでモギリを済ませてトイレへ急ぐと、開いた入り口から場内が見えました。

スクリーンには次回上映の「勝手にしやがれ」(1960年 ジャン=リュック・ゴダール監督)の予告編がかかっており、思わず見入ってしまいました。

〈ジーン・セバーグ20歳!〉〈ジャン=ポール・ベルモンド26歳!〉〈ゴダール28歳!〉の文字が躍るスクリーン。
画面には、トリュフォーが絶賛した〈新しい映画の女神〉ジーン・セバーグの若さが輝いています。
「勝手にしやがれ」でのジーン・セバーグの登場は、映画史上で最も輝かしい瞬間の一つです。

これは何度でも見に来なければなりません。

「気狂いピエロ」予告編の一場面。(映画泥棒にならないよね)

さて「湖のランスロ」。
アーサー王と円卓の騎士伝説の英雄・ランスロが、キリストの血を受けたといわれる聖杯探しに失敗しての帰還後、王妃との不義密通、ライバル騎士との確執に揺れる挙句に死ぬまでを描いています。

例によって素人俳優、特に女優の静謐で理知的な美しさに心ひかれます。
ランスロとの不義密通を、単なる肉欲にまみれたものだけではなく、二人の宿命的なものとしての表現に説得力をもたらすこの素人女優さんは魅力的です。

パンフレットより、王妃役

西洋鎧の重さと剣の重さの表現、打撃を受けた人体の損傷の表現にはリアリテイが見られます。
騎士が乗る馬はサラブレッドではなく、農耕馬のような丈夫な馬。
騎士の野営地にはテントが張られ、黒い衣装と帽子を被った従者が騎士たちの世話をします。
ブレッソンは、ヒーローものとしてではなく、中世ヨーロッパの現実としての騎士団を描いています。

木と土壁で作られた当時のヨーロッパの家屋。
内部はクッションと防寒材を兼ねた藁のくずが散乱しています。
一歩、野営地を出ると、かつてヨーロッパ中を覆っていた暗く湿った森が広がっています。

馬に乗って槍でぶつかり合う騎士の試合に使う槍は、木を削って作り、壊れると従者が代わりの槍と交換する、という描写も、ブレッソンが史実に忠実に再現したものなのでしょう。

山小舎おじさんに、アーサー王伝説や、聖杯伝説、中世ヨーロッパの実情などの知識があればもっと楽しめたことでしょう。

パンフによると騎士道精神の崩壊過程を描いてもいるとのことでした。
ランスロは王妃と不義密通するなど、最大限の背信行為をしつつも、王への忠誠心、神への信仰心は厚く、その人間らしい矛盾と苦悩が主題の一つだったのかもしれません。

パンフより、左ランスロ、右王様

トラムライゼを出ると11時半。
上田の街で食事をと、中心部のはずれにある相生食堂へ。
850円のとんかつ定食を堪能。

熱いお茶を何度も注いで回ってくれるおかみさんのサービスにも感激し勘定へ。
1,050円出すとおつりを500円出してきました。
850円だよと言って200円のおつりをもらいなおしました。
大丈夫かなおかみさん。

相生食堂全景

今年最初の上田映劇

上田映劇は、大正6年開業の上田劇場をルーツとする映画館。
現在はNPO法人が運営するミニシアターとなっている。

映画好きの山小屋おじさんとしては、上映情報のチェックが欠かせない。
上映作品は、いわゆる内外のミニシアター系の新作が中心だが、時に「フィルム上映大会」として寺山修司の「田園に死す」などを取り上げたり、地元上田出身の映画監督・成沢昌茂の追悼上映として、「花札渡世」など4作品を上映するなどの企画にも取り組む。

今回はロベール・ブレッソンというフランスの映画監督の旧作「たぶん悪魔が」(1977年)が上映されたので駆け付けた。

この日、劇場に駆け付けると、支配人がラックにチラシなどをセットしていた

この日の上映開始は16時20分。
14時半ころまで畑で苗の植付作業などを行い上田を目指す。

上映開始までに近くの商店街で今川焼のあんことクリームを購入、上田映劇に併設しているカフェでコーヒーテイクアウトしてから場内へ。

いつものように広々とした場内。
観客は自分を入れて5人ほど。
まるで大スクリーンを個人で独占しているかのような鑑賞条件に感謝、満足。

ロベール・ブレッソンは映画史上で評価が定まった巨匠だが、山小舎おじさん的には、リアルタイムで見た「白夜」(1971年)という作品が唯一の鑑賞体験。

ここ最近になって、「少女ムシェット」(1967年)、「やさしい女」(1969年)などがデジタル素材で再輸入されてミニシアターなどで上映されており、本作「たぶん悪魔が」と「湖のランスロ」(1974年)も同様にデジタル素材での輸入公開(日本では初公開)となったもの。

作品チラシより、ブレッソン紹介の部分

今川焼を食べ、コーヒーを飲みながら(上田映劇は場内での飲食可能)ほぼ初めてのブレッソン作品を見た山小舎おじさん。
芸術作品にありがちな、観念的、象徴的、形而上的な映画なのかと思っていました。
もしそうだったら無理して理解しようとはせず、画面のあるがままを受け入れ、力を抜いて見ていようと思いました。
退屈しないか、だけが心配でした。

作品チラシより

心配は当たりませんでした。
登場人物は他のブレッソン作品同様、職業俳優ではないようでしたが、静謐で知的な美男美女でそれだけで画面が締まります。

素人俳優の演技は個性を排した動きで、まるで小津作品における俳優たちのセリフ回しのようですが、それが映画そのものをスポイルするということはありませんでした。

登場人物たち

ストーリーは、1970年代のパリの学生である青年が、あらゆる事象に救いを得ることができず、自殺するといいものです。
政治運動、宗教、ヒッピー、麻薬、恋愛、学問などの事象が出てきますがそれらは青年の救いにはなりません。
反対に当時の環境汚染などの映像が青年の絶望の象徴としてカットインされます。

映画を貫くテーマは、ブレッソン監督の感性〈そのもの〉です。
もっというと、ブレッソンの感性〈それだけ〉です。

俳優に自由な演技を許さず、むしろロボット的な動きを求めるなど、ブレッソンの感性を逸脱する動きを排した映像が続く作品です。
そういった作品が緊張感を維持し、退屈ではないのは、ブレッソンの感性の完成度が高く、また普遍性を持っているからだと思います。

映画作家には、〈この作品を撮らなければ前へ進めない〉と思って作った作品があるように思います。
それは大島渚の「日本の夜と霧」(1960年)だったり、ビリー・ワイルダーの「異国の出来事」(1946年)だったりします。
両作品に共通するのは興行的にヒットしなかったこと(「異国の出来事」は日本に輸入すらされなかった)。
作家の個人的感慨を唯一のテーマにしたり、濃厚に反映させた作品の宿命でもありましょう。

おそらくはブレッソンのフィルモグラフイーはほとんど全部が、ほかのだれかが企画したものではなく、ブレッソン自身が〈この作品を撮らなければ前へ進めない〉と思って撮った作品なのではないでしょうか。
その結果が、興行成績はともかく、各作品が映画祭等で受賞し、現在に至るまでファンを獲得しているところがロベール・ブレッソンのすごいところだと思います。

夏野菜の定植始まる その2

ナスとトマトの苗を定植しました。

ナスの苗を計10本、大玉中玉トマトの苗を14本用意しました。

買い集めておいたナスの苗を定植前にえひめAIの希釈水につける
元気なトマトの苗

ナス10本の内訳は、千両2号が4本、長ナスが2本、丸ナスが2本、小布施ナスが2本です。

千両2号はいわゆる標準型のナス、長ナスは細く長めの実が付く品種、丸ナスは在来種で丈夫な品種、今年初めて作る小布施ナスは北信地方の在来種で、きんちゃく型の実がつく品種です。

トマトは、露地栽培向けのサターンという品種を8本、一般的な大玉品種の桃太郎を2本、加工用品種のシシリアントマトを4本です。

苗は定植前にえひめAIの希釈水につけてからマルチを張った畝に定植します。
マルチの下の土はほくほくしていて温かく、冷たい希釈水に浸った苗の根を包み込むように迎え入れてくれます。

ナスは体重をかけて埋め込み、支柱を立てて結わえます。
さっそくの水やりも欠かせません。

トマトはいつもの寝かせ植えをし、マルチにかかる部分が熱で焼けないよう草を敷いて枕にします。
乾燥気味に育てる方が根の張りもいいので水やりはしません。

去年のように無事育って実をつけ、高原野菜を待っている東京の方々を喜ばせることができるように!

夏野菜の定植始まる

5月の連休が終わると夏野菜の定植の時期です。

JAのみならず近隣の直売所を巡り苗を調達します。

山小舎おじさんが、苗を調達によく行く直売所は、茅野のたてしな自由農園、立科町のなないろ畑、丸子のあさつゆ、佐久市望月地区の望月農協、佐久市赤坂地区の赤坂直売所などです。

こういった直売所には、大手のJAでは見かけないような、つやつやした、見るからに丈夫そうな苗や、ハックルベリーや小布施ナスなど珍しい品種の苗があったりします。

たてしな自由農園の苗売り場

集めた苗を順繰りに畑に定植します。

「ガッテン農法」で去年までに立てておいた畝に、えひめAIを散布し、マルチを架けておきます。
フカフカで水分が保たれ、地温のある土になっています。

畝にはすでに雑草が束になって芽吹き始めています。
雑草の芽の集団を剥がすように除去しつつ、マルチを架けておきます。

畝にマルチを架けて定植の準備

この日は、セロリ3株、ズッキーニ4株、ハックルベリー3株、モロヘイヤ1株、ピーマン4株、シシトウ2株、万願寺トウガラシと大甘トウガラシを各1株、タカノツメ3株を植えました。

セロリ(去年は硬く育ってしまったので今年は柔らかいものを収穫したい)
ズッキーニ(収穫遅れで実が巨大化するのを今年は防ぎたい)
ハックルベリー(東京のファンに今年も届くように・・・)

ピーマン類の苗には支柱のほか、行灯と呼ばれる風よけをしつらえておきます。
保温と風よけのためです。
ピーマンの苗は軟弱なので、強風にあおられると茎がポキッと折れることがあります。

ピーマン、トウガラシ類を定植
行灯の中のピーマンの苗。暑いときはビニールのすそを挙げて風を通す。

ポットに芽出ししておいたカボチャ数株と、直売所で購入した甘龍という白く細長い品種のカボチャ2株も植えました。
種から育てたカボチャの成長が楽しみです。

種から育てたカボチャも定植の時期を迎えた

ヤーコンはマルチなしの畝3列に植えました。
ヤーコンは購入したポットの苗を半分か三分の一に分割して植えました。
ポットの中の種芋を割って植えてもヤーコンは育つのです。

鹿が嫌う、里芋、ヤーコン、菊芋を同じ圃場に植えています。
今のところ菊芋の若芽が少々食われた程度に食害は止まっています。

ヤーコンも定植完了。10月の収穫まで頑張って!

4月に植えた作物の様子です。
キャベツは4月の積雪に遭い、結局全滅しました。
同時に植えたレタスは生き残りましたが、その後の生育はよくありません。
積雪後に苗を買って定植したレタス類は順調です。

積雪後に定植したレタスは順調
ジャガイモの列は芽が出そろう

夏野菜の主役、トマト、ナス、キューリは現在苗を調達中です。

階段作りで DIY!

ゴールデンウイークに来小舎した娘一家。
4泊の間、山小舎のベランダにいた娘のムコさんが、腐り落ちそうな階段を見て「これを直したい」といいました。

雨ざらしで経年した現状の階段

その階段は前オーナー時代からのもので、現在は雨ざらしの場所に置かれているもの。
3センチの厚さの重い木材で作られており、注文したらそれなりの値段がかかりそうなものではありますが、いかんせん屋外で使う木材製品としての耐用年数はとっくに経過しています。
この間の、防腐塗装などの手入れも、少なくとも山小舎おじさんの時代になってからはありません。

理系で、DIYにも関心のありそうなムコさんからすると看過できない事態でしょう。
山小舎おじさんとしても緊急の作業として認識はしており、木材の寸法を計って、ホームセンターで材料の見当はつけてありました。
が、いかんせんDIYに心得のない山小舎おじさんにとって、作業をスタートするまでの心理的な壁が高く、手つかずになっているのでした。

ムコさんの言葉は渡りに船です。
「よし、それじゃ今日、材料を買いに行こう」と即日の作業開始を提案。
外出のついでにホームセンターで、材木と電動ドリル、ねじくぎを購入したのでした。

山小舎に戻って作業開始。
小学校2年の孫娘も父親を手伝うと宣言、防腐塗装などを手伝いました。

大体のサイズはホームセンターでカットしたので、踏み板をはめ込む凹みの寸法を横板に「墨だし」する作業から始めます。

やる気満々のムコさんに、電動丸鋸、電気を引くドラム、定規などの道具を出してやってから、山小舎おじさんは別の用事で外出しました。
ここは父と娘でじっくりと共同作業を楽しんでもらおうと思ったからです。

隅だしから作業をスタートする親子
踏み板の防腐塗装は孫娘やりました

帰ってくると、ムコさんが一生懸命、横板に深さ10ミリの凹みを刻もうと苦戦していました。
のこぎりを使って刻もうとしていますが思うようにいってないようです。

山小舎おじさんは丸鋸を使って刻もうとしましたが、刃が深く入ってしまいます。
時間が来て今回の作業はここで終了となりました。
「自分で全部やるから残しておいてください」とムコさんのやる気は止まりません。

娘一家が帰った後、別荘住民仲間に聞いてみました。
別荘地にはDIYで、孫の勉強机を作るような人もいたりします。
その人に凹みの刻み方や、階段作り全般のことを聞いてみました。

その人から、丸鋸で刃の深さを10ミリに調節して切れ目を入れノミで掻き出すこと。
丸鋸は垂木などを置きそれに沿って進めるようにするとまっすぐ切れる。
防腐塗料を重ね塗りすること。
階段の端を地面に直接つけないでブロックなどをかませること。
などを教わりました。

丸鋸の刃の深さを調整
深さ10ミリで墨に沿って刻みを入れる
くりぬく場所に刻みを何本か入れる
ノミで刻んだ部分を掻き出す
凹みができた。ノミできれいに削る..
踏み板をはめ込んでみる

丸鋸の刃の深さが調節できることすら知らなかった山小舎おじさんたちでした。

帰ってきてその通りにやってみるとまあまあの凹みができました。
片方の横板に4つの凹みをたちまち作ることができ、娘のもとにLINEで送りました。
残りはよろしく、と娘経由ムコさんに頼みました。

完成は6月以降になりそうです。

夏野菜定植前の畑

5月初旬の畑の様子です。

夏野菜(トマト、キューリ、ナスなど)は早くて連休後に苗を買って定植します。
それまで畑では、夏野菜用の畝の準備のほか、豆類、トウモロコシ、かぼちゃなどの芽出しと定植などの作業をします。

夏野菜用の畝にマルチをかけます

インゲン、枝豆、かぼちゃ、トウモロコシの芽出しをしました。
ポットに種をまき、発芽させます。

晴れた日にはポットを日光に当て、夜間は室内に置いて保温します。

今年は全体的に発芽率がいいような気がします。
温度管理と育苗土に発酵腐葉土を使ったためと思われます。

ポット蒔きしたインゲンが発芽
かぼちゃの芽です

畑では4月に植えた種芋が発芽し始めました。
ジャガイモや菊芋たちです。

特に菊芋は、今年植えたもののほかに、去年掘り残した芋が、里芋の畝や畝間から盛んに芽を出しています。
旺盛な生命力です。

ジャガイモの発芽
kききkきくきくいきくいmきくいも菊芋菊芋

苗で冬を越した玉ねぎも、6月の収穫に向けて元気で成長中です。

玉ねぎが元気です
珍しくアスパラが出ていました
キジのつがいが歩いていました

孫一家と松本城へ

令和4年の大型連休は10連休とのこと。
家族と孫一家が山小舎にやってきた。

共稼ぎの娘が日頃の疲れを癒すためか「温泉かパワースポットに行きたい」というので、到着翌日の行程として、松本城を見てハルピンラーメンでも食べ、鹿教湯温泉に入るコースを提案しました。

山小舎から一度丸子に下って、三才山トンネルをくぐると松本市。
そこからお城まで15分ほどの行程です。
市街地に入るとお城までの道が若干混んでいたが、駐車場には何とか入れました。
そこには全国各地のナンバーの車両が集結していました。

連日の長時間ドライブで車にはすっかり飽きていた孫たちも、雪を頂く北アルプスをバックにした松本城を見てリフレッシュ・・・するわけもなく、仕方なくついてきた風でしたが、お濠の鯉たちにまず興味を持ち、程よい人出の中を歩くうちに気分転換できた様子。

大人たちは東京とは全く違うすがすがしい空気と、堂々としたお城の景観に一瞬でリフレッシュ。
「いいね、いいね」を連発しながらお濠に沿って正門まで歩き、城内見学120分待ちの標識を眺めつつUターンして戻りました。

お濠越しに天守閣を見る
遠くに雪を頂いた北アルプスを望む

ハルピンラーメン松本店では孫の食欲も爆発。
すっかりご機嫌となりました。

帰りの鹿教湯温泉文殊の湯は、お湯の温度も低めでちょうど良く、大風呂にも慣れた孫たちに好評だった模様。
大人たちは源泉の癒し効果を我が身で実感して感激。
身が軽くなったような温泉の効果で夕食のビールも進んだことでした。

孫一家は山小舎に4連泊。
長門牧場で羊のエサやり。
ジィジの畑へお弁当を持って行って大豆の種まき体験。
山小舎周辺でのお絵かきなどで遊びました。

大人たちは夜の恒例の炭火焼きのほか、ジィジがストーブで煮込んで用意した、煮込みやスペアリブ、息子(孫にとっての叔父さん)が炭で焼いて作ったローストビーフなどを肴に連日、ビール、ワイン、地酒をグイグイ。
折から山小舎おじさん・おばさん夫婦の誕生会も兼ねて、連日の大宴会と相成りました。

山小舎の前で遊具で遊ぶ
傷んだバルコニーの階段を見て修理を始める父と娘

大変充実した山小舎の大型連休でした。