春ゼミとスズメバチ

山小舎の5月下旬。
晴天の日は紫外線が盛大に降り注ぎます。
日中の気温も急上昇。
洗濯物もよく乾きます。

ただし午後3時を過ぎると冷たい風が吹いてきて、薄着で油断していると体が冷えてきます。
古民家由来の山小舎は、日本家屋そのものなので室内(1階)はいつもひんやりしています。
朝晩はストーブを焚いています。

初夏を迎えんとする山小舎周辺の緑

いつの間にか春ゼミが鳴きだしました。
例年、春から初夏にかけて、別荘地一帯で鳴きだします。
透明な羽をもつ小型のセミです。

ここに来た当初は「カエルが鳴いているのかな?」と思ったほどの声です。
ほんの一時、盛大に鳴いて、夏前には鳴き止んでいるのです。

付近のミズナラ林。春ゼミの大合唱が聞こえる
春ゼミ

この時期はハチが飛び回っています。
巣を作る場所を探しているのです。

山小舎周辺にはスズメバチもよく出没します。
先日は朝方に2階の室内で発見。
ペットボトルに興味津々でのろのろ動き回っていました。
動きが鈍いのを見定めて、草履の脚で
踏みつぶしました。

またある日は、野鳥が出入りしている巣箱をのぞき込んでいるスズメバチを見ました。
野鳥はスズメバチを捕食するのでしょうか?
毒針があるから敬遠するのかな?

昨晩は台所の流しにあるコップの中にいるスズメバチを発見。
底に残ったジュースに夢中の様子でした。

皿で蓋をして捕獲しました。
「制圧」方法を考えて、台所洗剤を試してみました。

驚きました。
さすが合成界面活性剤の威力。
あっという間にハチが洗剤の海にヘタレ込んでゆきました。

コップの中のスズメバチ
この後、台所合成洗剤の原液の中に沈没

外へ出るとハチの羽音がする季節です。
今後もスズメバチには気を付けようと思います。

庭の花壇の花も咲き始めた

ということで、スズメバチトラップを作ってみました。

ペットボトルを細工

通常サイズのペットボトルを細工。
スズメバチをおびき寄せるための誘導液はネット情報を参考にして、焼酎乙類とジュースを混ぜました。

誘導液の原材料

設置場所は、誘導液の発酵が進みすぎないようにとベランダの軒下に吊り下げてみました。
果たしてどうなりましょうか。

軒下の日陰に吊り下げました

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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