焼き肉のタレを作る

リンゴが安かったので買ってきた。
サンつがるという早生の品種が、大玉5個で300円。チリンゴを使って焼き肉のタレを作った。

タレの材料

リンゴを中心に、玉ねぎ、トマト、ニンニク、ショウガが素材。
セロリなど香辛野菜があれば入れたかったところ。
また、ニンジンなども、甘みが出ていいかもしれない。
素材はすり下ろします。
トマト、玉ねぎはみじん切りでもいいです。

ここで、ジンギスカンのタレの話

おじさんは北海道生まれ。
小学生のころ、校庭でキャンプをした時の夕食がジンギスカンだった。
その時、同じ班の女の子が自家製のタレにつけた肉を持ってきていた。
当時は羊肉をタレにつけたものを焼くのが主流だったように思う。タレは各家庭の手製が多かったようだ。
それから、大学生になってからも、遠足だの、花見だの、観楓会(紅葉狩りのことを北海道ではこう言った)だのと必ずジンギスカンだった。

最近、札幌市内のジンギスカン屋でタレの話を聞いた。その店では、醤油と焼酎を合わせて寝かせたものを使っているという。
店でわいわい食べるには、あっさりしてちょうどよいタレだった。
ジンギスカン屋の中にも、リンゴや玉ねぎを煮込んだドロッとしたたれを使っている店もある。

なお、家庭用のタレでは、ベルという道内のメーカーが決定版ともいえるタレを発売してから久しい。
今や、家庭で食べるジンギスカンといえば、ベルのタレの味を連想するほどだ。

タレを作るときの調味料など

素材に調味料を加えて煮込みます。
醤油と砂糖がベースです。
酒、みりん、トウガラシなどを加えます。
昆布や干しシイタケを入れて出汁を第二のベースにしてもいいでしょう。

隠し味としては、味噌。赤味噌のほうがいいかもしれません。
おじさんは更に酒粕を入れます。上田市の地酒・亀齢の酒粕。
煮物には和風、洋風を問わず、酒粕を使います。

このように、発酵調味料の力を存分に発揮してもらいます。コクが出てまろやかになります。
タレにとろみが出るくらいまで煮込みます。

できたタレの使い方

できたタレは瓶などに入れて保存します。
使い方は焼き肉のタレのほか、洋風煮込み料理のベースなどです。
チャツネより味が濃いので、少量で料理にアクセントがつきます。
タレとしても市販のものより薬臭さがなく、またリンゴなど素材が生きた手作り風の味がして重宝します。

 

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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