「デストロイヤー」収穫す

デストロイヤーという作物があります。
ジャガイモの品種です。
正式名はグランドペチカといいます。
赤黒い外観。
実の色も黄色みがかっていて、味はジャガイモ+栗+サツマイモといわれています。

味の評価は売り出し先のバイアスがかかっているかもしれませんが、男爵などのいわゆるジャガイモとは食味が違うのは確かです。

おじさんは今年、このデストロイヤーを1キロ作付けしました。
家族に「珍しい品種のものを作ってみては?」と言われて薦められていたもののひとつでした。

春先に地元のJAに種芋が出ていたので買いました。
買ったのは売れ残った最後の1キロ袋でした。

男爵20キロとともに植え付けました。
元肥に牛糞と化学肥料を入れ、芽かきと土寄せもしました。ジャガイモ21キロの作付けと世話は、おじさんには大仕事でした。
畔の除草も2回しましたが、収穫時期には雑草ジャングルのような状態になっていました。
その間にもデストロイヤーはふと太と茎をのばし、盛大に花をつけました。

山小屋におじさんの家族と娘一家が遊びに来ました。孫娘に芋ほりをしてもらいました。

雑草ジャングルに驚きながらも、土中から現れる芋に喜んでくれました。

デストロイヤーと男爵を山小屋に持ち帰り、家族がポテトフライとポテトチップにしてくれました。
特にデストロイヤーが予想以上にうまいと大盛り上がりでした。

確かに男爵とは違うねっとりとした味わいです。
その後、デストロイヤーは収穫終了しました。
家族からは、残り全部を自宅に送れとの依頼です。

来年も作付けしたいと思います。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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