畑仕舞い

令和2年の畑の仕事納めをしました。
今年は12月中旬まで山小舎に居ます。
朝夕はストーブをガンガン焚かないと寒くていられません。

12月の畑とその周りの風景

ガッテン農法を試そうと思い、農法に則った畝立てをしています。
12列の畝が完成しました。ススキや糠、落ち葉、燻炭などを用意しなければいけないガッテン式畝立ては想像通りに大変ではありました。
粘土層が出るまで幅50センチで掘ってゆきます。
石が出てこなく、掘りやすい状態でも、1列につきスコップで4往復程します。

この穴掘りと、すでに掘ってある穴に、ススキなどの資材を入れて土をかぶせる作業を1列ずつワンセットやるので1日精いっぱいでした。

時間にすれば2時間ほどの作業ですがヘトヘトでした。
日差しがよければ、ヤッケを脱ぎ、もう1枚脱いで、袖まくりでやりましたが。日差しがないとヤッケも脱げない寒さです。

深さ30センチほどの粘土層まで掘り、砕く
ススキなどの資材を投入する
埋め戻して畝にする

延べ2週間にも及ぶ作業でした。
山小舎おじさんにもまだ情熱が残っているのだなあと、実感せざるを得ないことでした。

12列のガッテン式畝が完成

5枚借りている畑のうちの1枚のみですが、12列の畝ができました。
余ったススキを畝にかけて養生しました。

ススキで畝と畔を養生する

最後にガッテン農法の神髄であるネジネジを畑の隅に埋めました。

磁石で方角を図り穴を掘る
マニュアル通りにねじった藁とススキの茎を方角に合わせて配置
埋める

果たして来年の畑はどうなっているでしょう。
どう転んでも悪くはならないだろうと思われる今日この頃です。

畑仕舞いしてフェンスを閉める。来年までさようなら

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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