山小舎に水洗トイレがやってきた!(その1)

去年から業者に依頼していて、補助金の枠が空くのを待っていた水洗トイレ工事が始まりました。

水洗トイレを設置するには下水が来ていることが前提です。
山小舎周辺には上水道はあっても下水道の設置はありません。
ならばどうするのか?

姫木別荘地には1本の下水道が走っていますが、その周辺以外の地区では下水はありません。
そのためにトイレは汲み取り、雑排水は浸透桝に集めて自然環境へ流すことが行われています。
その状態でトイレを水洗にするのであれば、雑排水とトイレの排水を浄化槽に集め、微生物の作用で無害化して浸透させる方法を取ることになります。

その方法は行政によってオーソライズされており、浄化槽への微生物の定期的投下と排水の環境確認が義務付けられています。
山小舎おじさんのバイト仲間の2軒がこの浄化槽方式のトイレを自宅に設置しており、その使い勝手の良さについてはしばしば聞いておりました。

山小舎でもこの便利な水洗トイレを、浄化槽方式で導入しようと思いました。
快適になります、冬の水抜きも便利になるようです。
ランニングコストは計算上は、年2回の汲み取り費用と大差ないようですし。

6月上旬、工事のスタートです。
初日は雨模様のため、機材の運搬が行われました。
大小の重機(ユンボ)が搬送されました。
大きな浄化槽タンクも。
そして仮設トイレ。

運び込まれた重機と浄化槽
作業現場、ここに浄化槽が埋められる
仮設トイレ

3人の人員で始まった工事は、浄化槽を埋めるための穴掘りから始まりました。
ユンボで大まかに掘り、人手で細かく修正して進められます。
山小舎の裏手は斜面なので、浄化槽が埋められる平らな場所はぎりぎりしかありません。
しかもそこには雑排水の排水管の出口も埋まっています。

浄化槽用の穴が掘られる
浄化槽が埋められる

そこはさすがにプロの職人さん、絶妙なサイズで穴を掘り、大きな浄化槽を埋め、掘った土をならしていきます。

掘った土を埋め立てる重機

浄化槽から出た排水管を土中に伸ばして浸透のための装置とし、栓を地表に出します。

浄化槽から伸びた配管

浄化槽と雑排水の配管をつなげ、地表をコンクリートで固めて浄化槽を固定します。

コンクリートで固められた浄化槽
トイレから浄化槽に伸びる配管

この間、山小舎のトイレは常時使用可能でした。
台所、ふろ、洗面所からの排水は排水管接続の工事のための2、3時間の間を除き、使用可能でした。
住人の便利を最優先にした工事の段取りでした。

重機のキャタピラの後が現場に伸びる

ここまでで2日間の稼働。
浄化槽関係の工事が終わりました。
トイレ関係の工事はこの後に続きます。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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