軽トラ流れ旅 道の駅南アルプスむら長谷

真夏の土曜日、軽トラに乗って旅に出た。

目指すは杖突街道を通り高遠へ。
そこからは、いつもの伊那方面ではなく、高遠から南下して分杭峠付近の立寄り湯へ、さらに駒ヶ根まで下って、伊那、南箕輪を通って帰るというもの。

軽い1日コースではあるが、心配なのは真夏の暑さ。

まずは茅野へ下りて杖突峠を目指す。
順調に軽トラは走るが、夏休みの他県ナンバー車に追われるようでゆっくり走れない。

暑い中、途中下車して杖突街道沿いの古道具屋に寄ってみる。

2階から髭を生やした店主が下りてきて色々説明してくれる。
7年前に古民家を買って移住したという70がらみの店主は、かつて料理人の仕事で住んだ、イギリス、フランス、ロシアなどの話題が豊富。
趣味の古着は高級そうだった。

古道具屋を辞し、高遠の街へ。
ここを通過して152号線・秋葉街道を南下。
途中にダムが見えたので一時停車。
暑くてダム見物もしんどい。

秋葉街道をゆくとダムの風景が現れた
美和ダムという場所だった

まずはその先の道の駅を目指す。
広い駐車場には他県ナンバー車両で一杯の道の駅・南アルプスむら長谷。
食堂、直売所、ベーカリーの棟のほかに、一帯のビジターセンターの建物も隣接している。
芝生の緑が目に染みる。

道の駅南アルプスむら長谷に到着
中庭に芝生が広がるロケーション

ここでは、地物のトマトなどを買う。
ついでに安くて並んでいるパンも少々。

館内では熊のはく製がお出迎え
直売所入り口には生産者紹介とカブトムシが

昼飯もここで食べる。
ソースカツ丼。
地元飯らしく小鉢が多い。
味付けもばっちり。
食堂のおばちゃんたちも愛想よく頑張っていた。

食堂では意欲的にメニューを紹介
この日はソースカツ丼をチョイス。品数がたっぷりだ

この先の情報を得ようとビジターセンターへ。
おっとりしたお姉さんに目指す立寄り湯の情報を聞く。
なんと、ネットで調べていた分杭峠近くの立寄り湯は店じまいしてやっていないとのこと。
分杭峠から駒ヶ根に下る道も通行止めとのこと。

ビジターセンターで情報収集
ゼロ地場で有名な分杭峠のプレゼンテーションが

やはり地元で聞いてみるものだと納得。
これ以上の南下を断念して、高遠へ戻りいつもの道を伊那へ。

伊那の街中の酒屋でこの季節のおすすめの日本酒を買い、南箕輪町の直売所で桃を買って帰りました。

暑かった!
念願の杖突街道沿いの古道具屋を訪問でき、道の駅で美味しいランチを食べ、珍しい日本酒を手に入れ、季節の果物を格安で買えたので満足の旅でした。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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