御泉水自然園

蓼科山の裏側、七合目登山口の手前に御泉水自然園という公園があります。

立科山の裏側、といってもどちらから見た裏側なのかわかりませんね。
諏訪・茅野側から見た裏側です。

現在は、女神湖から蓼科山と蓼科牧場を取り囲むように蓼科スカイたラインが通っており、標高1700メートルほどの蓼科山七合目から登山するのがメインルートになっています。
その手前、女神湖方面に戻った場所にあるのが御泉水自然園です。

今度の週末に仕事のサポーターの方々を連れて山小舎にやってくる予定の山小舎おばさん。
案内先に御泉水自然園がいい、とのことで山小舎おじさんは事前偵察に向かいました。

自然園の前に、少し先に行って蓼科山登山口の様子を見てきましょう。
この日は6月の天気が良い土曜日。
思った以上に登山客が多いようで、収容台数が多くはない駐車場スペースは満車。
止めきれない車が蓼科スカイラインに沿って路駐しています。
ほとんどが県外ナンバーです。
蓼科山の人気のほどがうかがえます。
シーズン中の土日の登山は考え物です。

蓼科山七合目登山口
蓼科山登山客の車が路上に溢れている

さて、御泉水自然園の駐車場に戻ります。
駐車場はガラガラです。
主に県外ナンバーの車が止まっていますが、高齢夫婦だったり、野鳥を狙うカメラマンだったり、軽いハイキングがてらの客が多いように見えます。

御泉水自然園の駐車場は空いている

自然園はGWには娘一家とともに、蓼科牧場のゴンドラに乘って訪れた場所です。
当時は蓼科牧場のゴンドラの山頂駅から自然園に入って、湿地帯の歩道を一周して山頂駅からゴンドラに乘って帰ってきました。
今回は、蓼科スカイライン側にある自然園の正門から入ります。
前回とは反対方向からの自然園へのアプローチとなります。

入園料は600円でした。
まずビジターセンター内を探索。
休憩コーナーには付近の動物のはく製などが並んでいます。
蓼科山の成り立ちについても詳しく解説されていました。

ビジターセンター内にはカモシカなどのはく製も

外へ出ます。
まっすぐゴンドラ山頂駅に向かうのであれば5,6分で行けるようです。
GWまででゴンドラの運行はストップしていますが、雪が残る北アルプス方面の眺望は得られます。

レンゲツツジが迎えてくれる

湿原内を一周する遊歩道を歩きます。
平らなので高齢者でも楽しめるファミリー向けの公園です。
原生林の荘厳さも残る貴重な場所です。

自然園内の游歩道
自然園に溢れる湧水

蓼科スカイラインの反対側には高度差のある自然林(御泉水の森)が広がっています。
滝が見られるというので、ついでに行ってみました。

最短コースは滝に向かって階段上の登山道をひたすら下ってゆきます。
膝が笑い、疲労困憊となるころ滝の水音が聞こえてきます。
節理の入った岩の間を滝が流れています。
深山の気配がします。

滝の麓でしばし休憩。
帰りは大回りの緩やかなコースとします。
途中、野鳥を狙うカメラマン2組に会いました。

汗だくで駐車場に到着。
すっきりとした気分で帰りの途に就きました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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