山小屋冬の模様替え その2

いよいよ本格的な寒気が山小舎を襲い始めました。

日差しがある時の日中はよいのですが、日が陰る2時過ぎから夕方になるとぐんぐん気温が下がり、夜にはギンギンするほどの寒さとなります。
気合で耐えられる気温の時期は過ぎました。
恥も外聞もなく暖房して身を守らなければなりません。

薪ストーブと灯油ストーブ2台を全開に焚いても寒い時もあります。
暖房の効率を上げて寒さに対抗するしかありません。
そのためには暖気がいきわたる空間を限定するのが一つの方法です。

ただでさえだだっ広い山小舎。
冬の居住空間だけに暖房を集中する必要があります。

夜寝るだけの二階、客間用の和室、洗面所、玄関、などには無駄に暖房の熱が回らないようにします。
そのために、居間をシートで区切ります。

居間と階段、洗面所をビニール暖簾で区切る

もう数シーズン冬の準備として行っているのですが、ビニールシートを居間とその他の間に下げるのです。
使うのはたっぷり備蓄されているプチプチシート。
サイズに合わせてカットします。

プチプチシートを裁断する

空間を完全に区切ってしまうと人の行き来に不便ですし、上方に集まる温まった空気だけを逃がさないようにすればいいので、区切るのは上部1メートルほどです。
また、ぶら下げたビニールのすそに暖簾状に切れ目を入れます。

暖簾のすそに切れ目を入れて実用性をアップ

毎年やっているこの方法。
今年も山小舎に冬がやってきました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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