ご近所立寄り湯めぐりVOL.8 初冬の野沢温泉は「新潟」の匂い

新潟との県境に近い野沢温泉へ行ってきました。

ジャンプ場もある県内では有名なスキー場を持つ温泉です。今ではスキー場のほうが世界的に有名なのでしょうか。
温泉には外国人の姿が目立ちます。

スノーモンキーで有名な、サルが温泉に入る地獄谷野猿公苑へも片道1時間ほどの距離にあります。
名物は野沢菜漬けです。

新潟へ抜ける国道117号線と、JR飯山線沿線からほど近い立地。

11月下旬に家内とともに行ってきました。

上田から上信越道に乗って豊田飯山インターチェンジで下車。
あと2つ先のインターは新潟県という立地です。
沿道から遠望する山々は真っ白で冬そのものの風景でした。

内陸部に位置し、気温は低いものの豪雪地帯は少ない長野県の風景とは既に違います。
雪のにおいプンプンの「新潟っぽい」雰囲気がします。

豊田飯山インターから下道を北上。
飯山市街地のわきを抜けると野沢温泉の標識があります。

温泉街の規模は、県内有数の別所温泉に比べると倍以上の規模の野沢温泉です。
しかもシャッターの下りた店が少ない。
初冬の季節とて観光客の姿も少ないのですが、開いている店が多いのが不思議です。

案内所に飛び込み情報収集。
立寄り湯が7か所もあるとのこと。
その中で有名な大湯は古い木造の浴槽が情緒をそそるのですが、天井が高く寒い季節にはお勧めしない、とのこと。
案内所のおばさんは細かに情報をくれました。
おいしいそば屋や、野沢温泉名物の麻釜(おがま)という温泉が湧出している場所などの見どころをゲット。

温泉街の中心部?
人影は少ないのにみやげ物屋は結構開いています。

蕎麦屋に入ると、客は外国人ばかりでした。
団体客やピカピカの観光客というのではなく、日本に滞在中?とか野沢温泉に滞在中?の外国人といった感じ。
どういう人たちなのでしょうか?
本格的なスキーシーズンはもうちょと先ですが。
店内には歴代の野沢温泉観光ポスターが貼ってありました。スキー場としての歴史が感じられます。

麻釜。
温泉を使って野菜を洗ったり茹でたりする場所。
部外者は立ち入り禁止で地元民限定です。
観光客用には小規模な同様の場所が別にあります。

立寄り湯の大湯です。

我々は案内所おすすめの横落の湯に入りました。
入浴料は任意。
東北の共同湯にあるような料金箱方式です。
お湯は熱めですが入れないほどではなく温まりました。

長野県内にあって裏日本の雰囲気も楽しめる野沢温泉の旅でした。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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