秋の一日 裏山ハイキング

昨日までの雨天から、初秋の晴れ間。
裏山へ登ってみた。

カラマツの国有林の間を登る

山小屋のすぐ裏が国有林の山になっている。
30分もかからずに尾根に出て、眼下に白樺湖が見える。途中、秋の植物が見られ、うまくすればキノコが採れるので、今年も登ってみた。

途中、人気はまったくない。
山林での作業用か、人が通るには十分な道はついている。
下草や、シダ、笹などが生い茂る道を登ってゆく。
ところどころ、獣道と交差する。
獣道へ入ると、シカのものと思われるフンがよく転がっている。

分水嶺トレイルから白樺湖を望む

尾根に到着。
尾根に沿って下草を払い、砂利を敷いたトレイルが続いている。
初夏にここをコースとした、トレイルランが開かれる。トレイルをはさんで、樹木からすすきの茂る草原に代わり、白樺湖畔へと下ってゆく。

白樺湖の背後にそびえる蓼科山は、今日は上半分が雲に隠れている。
蓼科山は八ヶ岳連峰の最北端の頂である。
標高は2500メートルほど。
近隣の小学生の遠足ルートであり、中高年登山グループのメッカである。7合目まで車で行ける。

山小屋への最短ルート

諏訪方面から山小屋へ在来交通で行き来する場合、最短コースは山小屋から分水嶺に上り、白樺湖へ下る、今歩いてきたコースである。
山小屋の前所有者の、通称仙人さんは、コースの所有時間25分と公称していた。
山の達人にして、足の速い仙人さんならともかく、定年おじさんならその1.5倍程度かかる。

白樺湖からは日に2本の路線バスが、茅野駅まで走っている。去年一度利用したことがある。
バスは茅野駅から車山高原行。
大門峠の停留所で降りて、分水嶺トレイルに入ってゆくのが山小屋への最短ルートだろう。

ちなみに上田方面からだと、日に2本程度、上田駅から別荘地への直通バスがある。
また、途中の長久保バスターミナルで乗り継げば、別荘地行きのバスはもっとある。

今日のキノコは3種類

今日歩いたルートで見られた植物は、トリカブトなど。紅葉はまだで漆や山ブドウの葉の色づきは浅い。

このルート沿いでタマゴタケというキノコを採ったことがあるが、去年から見ていない。
今日のキノコは、3種類。
一番大きな白いキノコを持ち帰ったが食べないようにする。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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