庭のハマナスに今年も花が咲きました。
ハマナスというと北海道の海岸で咲く花の印象があります。
山小舎の先代オーナーは植物が好きな方で、庭にもいろいろな草木を植えています。
当代の山小舎おじさんは先代の残した草木を楽しませてもらっています。
標高1400メートルの高地では、長野県でもハマナスの花を楽しめます。
6月に咲いて、咲いたと思ったら散り始めます。
ハマナスの実も食べられます。
60代、第二の人生、田舎・時々都会暮らし
庭のハマナスに今年も花が咲きました。
ハマナスというと北海道の海岸で咲く花の印象があります。
山小舎の先代オーナーは植物が好きな方で、庭にもいろいろな草木を植えています。
当代の山小舎おじさんは先代の残した草木を楽しませてもらっています。
標高1400メートルの高地では、長野県でもハマナスの花を楽しめます。
6月に咲いて、咲いたと思ったら散り始めます。
ハマナスの実も食べられます。
蓼科山の裏側、七合目登山口の手前に御泉水自然園という公園があります。
立科山の裏側、といってもどちらから見た裏側なのかわかりませんね。
諏訪・茅野側から見た裏側です。
現在は、女神湖から蓼科山と蓼科牧場を取り囲むように蓼科スカイたラインが通っており、標高1700メートルほどの蓼科山七合目から登山するのがメインルートになっています。
その手前、女神湖方面に戻った場所にあるのが御泉水自然園です。
今度の週末に仕事のサポーターの方々を連れて山小舎にやってくる予定の山小舎おばさん。
案内先に御泉水自然園がいい、とのことで山小舎おじさんは事前偵察に向かいました。
自然園の前に、少し先に行って蓼科山登山口の様子を見てきましょう。
この日は6月の天気が良い土曜日。
思った以上に登山客が多いようで、収容台数が多くはない駐車場スペースは満車。
止めきれない車が蓼科スカイラインに沿って路駐しています。
ほとんどが県外ナンバーです。
蓼科山の人気のほどがうかがえます。
シーズン中の土日の登山は考え物です。
さて、御泉水自然園の駐車場に戻ります。
駐車場はガラガラです。
主に県外ナンバーの車が止まっていますが、高齢夫婦だったり、野鳥を狙うカメラマンだったり、軽いハイキングがてらの客が多いように見えます。
自然園はGWには娘一家とともに、蓼科牧場のゴンドラに乘って訪れた場所です。
当時は蓼科牧場のゴンドラの山頂駅から自然園に入って、湿地帯の歩道を一周して山頂駅からゴンドラに乘って帰ってきました。
今回は、蓼科スカイライン側にある自然園の正門から入ります。
前回とは反対方向からの自然園へのアプローチとなります。
入園料は600円でした。
まずビジターセンター内を探索。
休憩コーナーには付近の動物のはく製などが並んでいます。
蓼科山の成り立ちについても詳しく解説されていました。
外へ出ます。
まっすぐゴンドラ山頂駅に向かうのであれば5,6分で行けるようです。
GWまででゴンドラの運行はストップしていますが、雪が残る北アルプス方面の眺望は得られます。
湿原内を一周する遊歩道を歩きます。
平らなので高齢者でも楽しめるファミリー向けの公園です。
原生林の荘厳さも残る貴重な場所です。
蓼科スカイラインの反対側には高度差のある自然林(御泉水の森)が広がっています。
滝が見られるというので、ついでに行ってみました。
最短コースは滝に向かって階段上の登山道をひたすら下ってゆきます。
膝が笑い、疲労困憊となるころ滝の水音が聞こえてきます。
節理の入った岩の間を滝が流れています。
深山の気配がします。
滝の麓でしばし休憩。
帰りは大回りの緩やかなコースとします。
途中、野鳥を狙うカメラマン2組に会いました。
汗だくで駐車場に到着。
すっきりとした気分で帰りの途に就きました。
わらびを採りました。
山小舎おじさんの住む姫木平別荘地は山菜の採取場所としても有名らしく、毎年住人だけではなく、プロアマたちも採取にやってきます。
春の山菜はわらびだけではなく、こごみや山ウドなども採れるようです。
山小舎おじさんは今年、わらび採りにチャレンジしました。
採取場所は別荘地中央にあるスキー場跡。
山小舎おじさんがやってきたころにはすでに廃業していたスキー場です。
別荘地内のしらかば通りという登り坂を突きあたりまで行くと、スキー場の上の方に着きます。
軽トラを置いて、スキー場の坂と平行に続く道をたどってゆきます。
歩きつつ眺めるとぽつぽつわらびが見えます。
道沿いに、あるいは道を離れた斜面で、わらびが生えています。
なるほど今年は豊作です。
手で折って採ります。
既に先っぽを折られたわらびもたくさんあります。
30分ほどで小さい籠一杯になりました。
採ったわらびは自宅に持って帰りました。
重曹と熱湯で半日あくを出してから、カミさんのお友達にあげようと思います。
山小舎の周辺。
姫木別荘地では春ゼミが盛んに鳴いています。
例年、6月ころになると一斉に鳴き始める春ゼミ。
最初に聞いた時は「夏でもないのにセミが鳴くはずはない。これはカエルの声か?」と思ったものでした。
とにかく一斉に鳴くので晴れた昼間はにぎやかです。
山の初夏の風物詩。
「そろそろ夏か?」と思っていると、いつの間にか声がしなくなります。
雨の日や肌寒い日は全く鳴かずに、晴れる日には予期したように鳴き始めるところも、自然の摂理でしょうか。
地表に落ちるなどして姿を見せ始めると、春ゼミの季節も終わりに近づきます。
この写真は、山小舎の土台にくっついていた春ゼミです。
もうすぐ鳴き声もなくなるでしょう。
来年の春ゼミの季節までお別れです。
令和5年6月2日は全国的に大雨だったようです。
山小舎周辺も土砂降りでした。
いつもなら雨の日は、管理事務所のバイトもなく、畑仕事もなく。
したがって外出の日なのです。
行きたかった地元の食堂へ行ったり、買い物を行う日です。
今回もその予定でした。
1日の夜から屋根を叩く雨。ここまでは予定通り。
翌朝も山小舎周辺は冷たい雨が降っていて、朝からガンガンストーブを焚きました。
ストーブで肌寒さだけでなく、湿気と雨の中に閉じ込められたかのような閉塞感を追い出します。
ストーブを焚きながら、買い物に諏訪方面へ行くか、それとも長野市博物館の特別展示「皆神山を取り巻く世界」を見に行こうか、と考えました。
テレビから伝わるのは全国の雨のニュースと「命を守る行動をとってください」のアナウンサーの声ばかり。
こういったいつものテレビの「煽り」は、オーバーなことだと思いますが、万が一道路が寸断されていて軽トラごと巻き込まれてしまったら家族に迷惑をかける、とも思いました。
結局1日中室内で過ごしました。
室内にいればいたで、疲れは取れるし、DVDは見れるし、ブログは書けるし、やらなければならないことがはかどります。
翌朝、雨が上がった山小舎。
裏の水無川の本流のほとばしりを見て、昨日までの雨量の多さを改めて思う山小舎おじさんでした。
上諏訪(諏訪市)の堤防に桜並木があります。
諏訪湖にそそぐ上川という川の堤防です。
この堤防の上は車道になっており、茅野と諏訪湖を結ぶ抜け道に使われて、絶え間ない交通量があります。
4月上旬に偶然通りかかって「おおっ」と思い、後日改めて訪れてみました。
桜並木の河原側に水仙が一面に咲いており、その取り合わせも印象的でした。
桜並木のあたりの河原に駐車できるスペースがあり、何台か先客がいました。
軽トラを止めて桜並木の方向へ河原を歩きます。
桜並木に近づくにつれ、桜のピンク色と水仙の黄色、草の緑が迫ってきます。
桜は散りはじめ、桜吹雪が舞い始めています。
堤防の居住地側には提灯がぶら下げられており、花見の場所であることを示しています。
河原は水仙の絨毯が敷き詰められています。
桜に合わせての植付がなされたのでしょう。
今を盛りに咲き誇っています。
本格的な春の到来です。
4月中旬のビーナスラインを軽トラで走ってみました。
ビーナスラインは茅野市内から、蓼科別荘地へ上り、蓼科山の麓を白樺湖まで。
それから大門峠を経て、車山、霧ヶ峰へと続く山すその観光道路です。
標高1000から1500メートルの地帯を走ります。
天気が良いと、3大アルプスはもちろん、富士山までが眺望できます。
天気が悪いと、数メートル先を見通せるのがやっとの程の霧が立ち込めます。
この日は晴れ。
山小舎を出て、大門峠を右折。
車山を目指します。
車山は大門峠と霧ヶ峰の間に位置するピークで、夏は登山、冬はスキーができる観光地で、リフトなども整備されたファミリー向けの場所です。
宿泊施設も多く、キャンプ場もあります。
茅野駅から路線バスも運行しています。
車山と霧ヶ峰の間にはいくつかのビューポイントがあります。
そのうちの一番大きな駐車場には観光客の車両が10台以上も止まっていました。
案内板に沿って、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの雪を頂いた景色を見てゆきます。
遥かな山々は神々しい姿を見せています。
景色がパノラマ過ぎて案内板も1枚では全体をカバーしきれません。
計3枚の案内板が、それぞれの方向を案内すべく立っていました。
富士山も見えました。
霧ヶ峰を過ぎます。
駐車場には早や出店がオープンしていました。
ここから美ヶ原方面への道と分岐します。
夏はドライバーたちで混むルートです。
ここから標高2000メートル近くに上がったところが美ヶ原です。
美ヶ原方面には八島湿原という湿原もあります。
霧ヶ峰は避暑地として、また夏のトレーニング場所としても有名です。
キャンプ場や温泉施設もあるようです。
春先の雄大な山岳風景を遠望したビーナスラインのドライブでした。
令和5年。
2月下旬に山小舎の様子を見に家族と行ってきました。
毎年、冬の間も、月に1回は山小舎の様子を見に顔を出すようにしています。
心配なのは積雪と、水道関係の凍結です。
上水道は水抜きをしてゆくので大丈夫として、複雑な排水関係が一部凍結していることがあるのです。
この3月に、娘一家が雪遊びに来たいとのことなので、冬の山小舎の下見も兼ねての山小舎行です。
高速道路を下り、茅野市内から大門街道を白樺湖方面へ上ります。
標高が上がるにつれ、路肩に残雪が見えてきます。
路面は雪がなく、走行に問題はありません。
白樺湖は湖面が凍結しており、全体がもやっていました。
蓼科山は靄で見えません。
大門峠を下り、姫木別荘地へと入ります。
心配していた別荘地内の路面凍結は、別荘地入り口付近ではありません。
山小舎前の枝道は白く雪が残っていました。
辛うじて雪遊びができそうです。
今回の滞在中は、炭火焼きをしたり、温泉に入ったり、家族でゆっくりしました。
水道関係の凍結は、排水に多少ありましたが1月の時ほどではありませんでした。
今回は排水溝にも不凍液を流し入れて帰ることにしましょう。
3日目の朝は晴れました。
新雪に彩られた山小舎周辺です。
3月は第2週に娘一家と来て、山小舎おじさんが常駐を開始するのは第4週目からになりそうです。
令和4年の初雪は12月5日の夕方からでした。
ここ数日は、外に出ると身を切るような寒さで、体を動かしていればともかく、短時間でも外で作業するのがつらくなっていました。
5日の夕方は、風に交じって粉雪がちらついたかと思うと、日が暮れたころには雪が地面を覆い、ベランダにまで積もり始めていました。
まだ気温が高く、湿ったような雪でしたが、雨でいえば本降りに近い降水量でした。
朝起きて二階からあたりを眺めると、一面が白くなっていました。
冬の景色がやってきました。
ストーブを焚きながら外を見るとベランダの雪が溶けていました。
外へ出てみると、道はすでに雪が溶け、日陰と空き地の斜面にのみ雪が残っていました。
この後、畑へ向かいましたが、あたりには雪がないばかりではなく、道路も乾いていました。
標高差による気候の違いを改めて感じます。
畑では、日差しが強く感じるほどでした。
本格的な冬の到来にはまだ間があるようです。
11月に入り落葉がほぼ終わりました。
天気がいい日は晩秋らしい抜けるような青空が広がります。
陽が陰ると、東京の真冬くらいの寒さが押し寄せます。
屋外での作業は日が暮れる迄が限度です。
山小舎周辺の道路わきには落ち葉が積もっています。
霜は降りますが、まだ氷にはなりません。
花壇に生けておいた玉ねぎの苗は何ともなく、植え付けを待っています。
干し大根、干し柿、干芋を作るには絶好の季節です。
ミズナラ林の落葉のおかげで、夏場は映らなかった5チャンネル(テレビ朝日系)が映るようになりました。