調布柴崎の彩ステーションと休校中の子供たち

調布の柴崎駅近くに深大寺商店街(通称:柴崎商店街)という通りがあります。

京王線の柴崎駅から北へ向かい、甲州街道を渡った通りです。

ひところは蕎麦屋、とんかつ屋、酒屋、和菓子屋、文房具屋、すし屋、八百屋、コンビニ、パーマ屋、医院、スナックと一通りそろった商店街でした。
今では和菓子屋、文房具屋、コンビニがなくなりその代わりに今はやりのバル風な飲み屋ができていたりします。

この商店街の中ほど、西田医院という内科医院の隣に、彩ステーションがあります。
西田医院の先生がオーナーで、空き家だった自宅兼工務店事務所を買い取り、地域の交流の場所兼居場所と去年からオープンしています。

この施設の管理責任者は、ケアマネージャーと看護師の資格を持っており、グループホーム施設長や社会福祉協議会、地域包括支援センターでの勤務経験があります。
いきおい、彩ステーションも普段は地域のお年寄りの居場所となっていることが多いのですが、その日の催し物によっては若いお母さんなどが集まることもあります。
これまで、ヨガ、アロマセラピー、和食、健康マージャン、ピアノ演奏、歌声喫茶などの催しが行われてきました。

12月からは毎月1度、バル彩と銘打って、飲み物持ち寄りの夜の部も開催され、老若男女が集まり盛り上がりました。山小屋おじさんも2度ほど参加しました。

3月にはカフェスペースには年代物のひな人形が飾られていました。
五人囃子から下は空襲で水浸しになって失われたそうで、三人官女から上が残っています。

実はこの彩ステーションの管理責任者が、山小屋おじさんの奥さんです。
今日は荷物を届けるのを手伝ったついでに、玄関先を掃除してきました。

新型コロナ肺炎の流行で、彩ステーションでの催しは一時ストップしていますが、一方、学校の休校による子供たちの受け入れ場所として先週末から開放しています。

この日は小学生と中学生合わせて4人が半日、彩ステーションの座敷で過ごしていました。
午前中は宿題。
昼食のお好み焼きを手伝って作り、午後は人形で遊んでいました。

調布では、休校中で行き場のない子供たちのために、学校の教室を開放しようという動きがあるそうです。
ますます何のための休校かわからなくなっています。

早く、世の中が正常に戻り、彩ステーションも本来の活動ができるようになることを祈ってます。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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