土留め工事でDIY!

気になっていたベランダ下の土留め工事をしました。

畑にもいかず、バイトにもいかず、雨も降らない一日。
梅雨の晴れ間。
稀有な作業日和です。

ベランダの軒下。
家から続く土台は傾斜が緩い部分にしかありません。
斜面がきつい部分には、ベランダを支える柱こそコンクリートの土台に乗ってはいますが、そのほかの部分は土台がなくむき出しの地面になっています。

外部と軒下の境界には、以前、鉄柵や古いアルミ戸などが埋められて土留めとしていました。
土留め外側の材木が腐ったため、それらの古い土留めを取り去りっていました。

古い土留めを取り去った状態の軒下

新しい土留めを作ることにしました。
作り方は、ネットを見たり大工さんに聞いたりして、ブロックとコンクリートを使って作ることにしました。

ブロックを二段重ねにし、水平に埋めることにします。
斜面なのでブロックは段々になります。
ブロックの土台には砂利を敷きます。
またブロックが倒れたりしないように、ブロックの穴にアンカーを通し、その穴をセメントで埋めようとおもいます。

今回、8個のブロックと、8キロのセメント、4本のアンカー、16キロの砂利を用意しました。

タコ糸を張り、それに合わせてブロックを埋める穴を掘りました。
ところが地面は大きな石が埋まっていました。
何とか石の周りを掘って石にロープをかけ、軽トラで引っ張って起こしました。
一度起こしてしまえば、斜面を転がして石をどけることができました。

何せ、斜面であり、軒下の天井が低いので作業が大変でした。

何とかブロックに合わせて4段の穴を掘り、砂利を敷き、微調整しながらブロックをセッテイングしました。

ブロック一段目をセッテイング

水平をとるのが難しいのでたびたび微調整しました。
本式でやるには水準器が必要でしょうが、そこまでは・・・。

一段目を埋めて固定する。この段階での水平が大事

セメントをこねて、2段目のブロックの接着に使いました。
砂利がいらず、水で溶くだけのセメントです。
4キロの袋で水を800ccほど入れて混ぜます。

インスタントセメントをこねる

ブロックの穴にアンカーを通して地面に打ち込みました。
石などがあってアンカーが通らないと困るので、あらかじめアンカーを打って確認しておきます。
アンカーを通したブロックの穴にもセメントを流し込みます。
8キロのセメントでは足りませんでした。
後日追加しなければなりません。

二段目のブロックを固定、アンカーをセメントで固定する

何とか土留め工事の完成です。
凸凹があり、完全な水平が取れない工事でしたが、ほぼ人生初めての土木工事としてはこれでも満足です。

何とか土砂に流入は防げるか。最終的には板で空間を塞ぐ予定

土留めの外側には、大きめの石を敷いて、階段替わりにします。
ここには屋根からの雨水が落ちる地点なので地形の保全のためにも石を敷いておかなければなりません。

まだまだ未完成だが外側にも石を配列して階段とする

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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