山小舎開きの後の恒例は、地域の産土神というか守り神への挨拶と安全祈願です。
産土神、守り神とするには遠方すぎるかもしれません。
上田にある生島足島神社と茅野にある諏訪大社前宮の2社では遠く離れていて地域が違います。
その2社を家内安全の守り神としてお札を祀っているのが山小舎です。
この2社については親近感があるのです。
先ずは上田市塩田地区にある生島足島社へ。
創立年が古すぎてわからない古社です。
地域の人々の初詣、お宮参り、七五三参りなどの場所として親しまれており、7年に一度の御柱祭も開かれます。
鳥居の横に立つ『日本中央』と記された大きな柱が気持ちよく、境内に広がる神池とそれを取り巻く鮮やかな朱色の太鼓橋だったり門柱に古来からの神話と信仰が息づいているような場所です。
何年か前の9月ころ参拝したところ、神楽殿で小学生くらいの巫女さんたちが奉納の舞を舞っており、思わず見入ったものでした。
若い世代にも電灯が受け継がれていることに感銘を受けたものです。


前置きが長くなりました。
本殿にお参りの後、社務所で家内安全のお札をいただきます。
古いお札を返して同じものをいただきました。
生島足島社への初詣でした。


別の日に諏訪大社へ。
初詣に行くのは茅野市にある上社前宮です。
諏訪大社四社で最古の歴史を誇る古社中の古社で、全国の諏訪信仰の中心に位置します。
毎年四月に行われる御頭祭では、本宮から神様を迎え、前宮の神殿に鹿の頭を並べて祀ります。
古事記に記された歴史の遥か昔からの神様であるミシャクジを祀ってきた諏訪の信仰に由来するお祭りといわれ、毎年四月に行われます。



御頭際が終った前宮は平日ながら三々五々の人出。
諏訪大社四社は全国的な観光スポットです。
鳥居を潜って、御棟祭では鹿の頭(現在でははく製の)を並べる神殿を左に見て、畑と民家の庭に囲まれた参道を上ってゆくと、質素極まりない本殿に着きます。
御柱四本に囲まれ、清流が流れる、自然あふれるお宮です。



順番にお参りを済ませ、振り向くと眼下に茅野の街々とその背後の八ヶ岳連峰が広がります。
社務所で古いお札を返して新しいものをいただきます。

二つの神社で山小舎開きの挨拶と安全祈願を終えました。