土台調整で DIY!

山小舎には母屋に増設された出部屋があります。
古民家の柱と梁で組み立てられた母屋は、しっかりした土台の上に立っています。
一方、出部屋と玄関、外物置、ベランダは母屋の土台の外に増設されています。
出部屋と玄関の土台はホームセンターで売っているような簡易な土台の上に立っています。

ベランダは風雨にさらされている柱を防水防腐処理をするとともに、必要に応じて補強しています。
玄関と出部屋では、リフォーム時に密閉性の強いサッシを入れたのですが、土台の地盤沈下が起こりました。
心配していた通りでした。

玄関のサッシが閉まりづらくなった時には、木製の角材を多数使ってサッシを支え直すようにしました。
この度、出部屋のサッシも閉まりづらくなったので、既存の土台の高さの調整を行おうと思いました。

最近では、出部屋のサッシはぴったりと閉まらず、鍵がかかりづらくなっていました。
サッシの重みで土台が下がり、閉めてもサッシの下側に隙間ができる状態になっていたのです。

出部屋とサッシ

バイト仲間にDIY上等の先輩がいるので、その先輩の山小舎来訪の折に相談してみました。
出部屋の土台(サッシの合わせ目を支える場所)に板を挟んで、土台の高さを上げてみようということになりました。

ジャッキがあったので、当該する土台の近くに設置します。
ジャッキを回す棒がないので軽トラの備品から調達します。

山小舎おじさんは自分の軽トラにジャッキと棒が設置されていることも、取り出し方も知りませんでした。
先輩は軽トラのシートを開けて、ジャッキと棒を取り出しました。

ジャッキを軒下に備え付けてアップしてみます。
サッシを閉めてみて、ちょうど良い高さになるように板を差し込みます。

隙間に差し込む板の厚さは、6ミリとか7ミリ。
それらの厚さの板とノギスを、自分の別荘に取りに帰ってくれた先輩でした。

とりあえずジャッキ1基を使って土台を上げてみる

結局、先輩におんぶに抱っこ。
ジャッキを2台使い、厚さ7ミリの板を差し込んで土台の調整を終えました。

おかげさまで、地盤沈下は改善され、サッシの戸締りについては問題ないくらいにはなりましたが、それでもサッシの下の方が開き気味なのは変わりませんでした。
出部屋の土台そのものの弱さに起因しているとしか思えません。

土台調整にはジャッキの力とミリ単位の隙間調整が必要

後日、自分でもう1基土台を作ってサッシを支える高さを再調整してみることにしました。
1基の土台で不十分なら、2基で支えてみようというものです。

先輩からは、プラスチック製で高さが調整できる簡易土台がホームセンターに売っているという情報を後日いただきました。
何から何までお世話になり感謝しております。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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