サツマイモを定植しました

サツマイモの苗を定植しました。

去年は5月21日に定植しました。
マルチをかぶせて畝を作り苗を植えたのですが、苗が灼熱の太陽に熱せられたマルチに触れたので、ほぼ全滅したものでした。

その後、植え替え、マルチなしの畝でもう1畝作付けし、何とか収穫できたのでした。

今年はマルチなし、元肥なし、どろどろ畝で挑戦!

今年はなるべく作業軽減の観点から、サツマイモの定植はマルチなしとしました。
この作物に多肥は厳禁とのことですので元肥も施しません。畑の耕耘時に牛糞、ぬか、石灰、もみ殻を薄く蒔いただけです。

サツマイモの苗は、新聞紙にくるんでおけばしばらくは持つほど丈夫なのですが、何せ折からの日照りです。
乾燥対策として畝にできるだけ水をまき、どろどろにしてから定植することにしました。

定植の手順

まず畝を切り、へこみを作って水を撒いてゆきます。
畝をどろどろにしたいのですが、水の便が悪い畑故、ポリタンク1個分の水を使っての作業です。

どろどろに苗を差し込んでゆきます。

苗に土をかけてゆきます。

乾燥対策のため、もみ殻をかぶせて終了です。

25本の苗で2列の作付けとなりました。
畝間はたっぷりとりました。
なぜかというと、サツマイモは伸びたツルを畝に潜らせると新しく根を張り、イモを実らせるというのです。
そのための用地確保としての広い畝間です。

捕らぬ狸の皮算用とはいえ、挑戦してみましょう。
戦時中の食糧難時代に人々を救済したサツマイモの実力を見させてもらいましょう。
これから、戦時中と同じような食糧難の時代にならぬとも限りませんから。

春の畑で「芽出し」について考える

山小屋も信州の山里も春真っ盛りです。
春どころか、真夏のような気温の日もあります。
畑も日照りのなか、苗たちは元気です。

夏野菜の苗たちの様子

トマトは斜め植え。支柱がなくても元気です。

自根苗のナスも葉っぱがピンとしています。

日差しに耐えるズッキーニです。

自根のキューリも葉の色がいいです。

アスパラガスの芽です(手前の長い茎)。
収穫は来年からです。

夏野菜の畑の畔の除草を大家さんがやってくれました。
感謝。

畑に沢蟹がいました。元水田だった畑です。

山小屋での種まきのこと

おじさんは今年、4月初旬に第一弾の種まきをしました。
トウモロコシ、枝豆、藍などをポットに蒔いて山小屋で管理しました。
今年は4月10日に積雪があり、ゴールデンウイーク前半には霜が降りました。
ポットに水やりする際の水温も氷水のようでなかなかポット内の地温は上がりませんでした。

夜間は室内に入れるなどしましたが、順調に芽が出たのは、藍と茎ブロッコリーくらいでした。

結論。
標高1300メートルの場所では温室栽培以外での4月初旬からの芽出しは困難だということ。

聞けば地元では、ポットでの芽出しは主流ではなく、地温の上昇を待って畑に直播するとのこと。
一般的な栽培マニュアルではポットでの芽出しが当然のようになっている、トウモロコシや枝豆、白菜などもここでは直播するとのことです。

郷に入っては郷に従えとはよく言ったものです。
地元からの情報を遮断しては有効な地元ライフは送れないことを改めて痛感します。

「夏野菜の定植は蓼科山の雪が消えてから」という地元の言い伝えも参考にしたものです。

芽出しについての教訓

ということで、今年おじさんは教訓を得ました。

教訓その1
雪や霜に強い作物は、冬越ししたり4月上旬に定植、種まきしても大丈夫だということ。
玉ねぎ、にんにく、キャベツ、レタス、ブロッコリー、長ネギなど。

教訓その2
ポットに種まきするときも気温が高くならないとだめな作物は、地温上昇を待って畑に直播するという選択もあること。
トウモロコシ、豆類、カボチャなどがそうです。

教訓その3
夏野菜の定植は完全に霜の心配がなくなってから。
早くても連休後に。

また、小さいポットで芽出しした後、大きめのポットに移植して苗を大きくするという方法もあります。
移植した茎ブロッコリーの苗です。

ジャガイモの芽かき、土寄せでヘトヘトになりました

おじさん、今年は何を思ったかジャガイモを20キロも植えてしまいました。
そのほかに息子に勧められたデストロイヤーという品種のジャガイモを1キロ植えました。
それだけの広い畑を借りられたからなのですが、いざやってみるとこれが大変です。

植えて1か月のジャガイモ、生育は順調

4月22日に種芋を植えたジャガイモ。
やがて芽が出て、5月20日には、芽かきと土寄せが必要なほど成長していました。

ジャガイモは一つの種芋から、数本から十数本の芽が出ます。
1つの芽から1個のジャガイモができるとして、出てきた芽をそのままにしておくと、小玉の芋ばかりになってしまいかねません。
ピンポン玉くらいの芋ばかりでは困ります。
それはそれで味はいいし、使い道はあるんですけど。

で、たくさん出ている芽を欠いて調整します。
株数を1から2にするのです。
芽の本数ではなく、株の数というところがミソです。
パッと見ただけでは判断が難しいのです。
シカでしょうか、葉をかじられた株が結構ありました。

おじさんは、込み合った芽を間引きするような気持ちでやりました。
また、無理に芽を抜こうとすると、種芋までが引っこ抜けかねませんから注意します。
ちなみに抜いた芽はうまく扱うと成長してイモを付けるそうですが今回はそこまでできません。

土寄せは「腰」との兼ね合い

芽かきの後は土寄せの作業を行いました。
ジャガイモは日に当たると青くなり、その成分は毒だとのことで、新しくできるイモが日に当たらないように、事前に土を盛っておかなければなりません。
イモの数が多くなるとともに、それをカバーする土の量が必要となるわけです。

で、鍬で畝間の土を株元に盛る作業をしました。
やってみて、腰の限界との兼ね合い、せめぎあいの作業であると痛感しました。

1列か2列の畝でしたらまだしも、20キロも植えたジャガイモの株は、20列ほどもの畝を形作っています。
1列がせいぜい10メートル弱の畝とはいえ、20列です!

全体の4分の1ほどやって、腰の痛みで小休止。
今日は全部やらなくてもいいか?と思いながら、腰をだましだまし、もう4分の1。
腰だけでなく体全体が疲れてきます。
無理はできない年ごろだと自分に言い聞かせます。

が、残り少なくなると欲が出てけ局全部やりました。
腰に次いで右ひざも痛くなってきました。

来年は20キロ植えるかどうか?迷っているところです。

作業中、畑の隅をキジかヤマドリのメスが歩いてゆきました。
遠くで首をもたげているのがそうです。

キジ(ヤマドリ)の訪問に、ヘトヘトだったおじさんは、「ひとりではないんだ!」と勇気づけられました。

夏野菜の苗の様子

前日に定植した夏野菜の苗の様子を見てきました。
風があり、日差しが強い中、みな頑張っています。

風があっても揺れすぎて苗が弱らないように、支柱への結び目を結びなおしました。
葉がマルチに触れると焼けてしまうので、苗の根元にイネ科の雑草を畔で刈って敷くなどしました。

さらに、風に吹かれて弱っている幼苗には、地元の畑で行われる防風措置を施しました。
その防風措置とは、肥料袋などを再利用した囲いです。
肥料袋の底を破り、筒形にして、支柱で筒の四隅を支え、苗を囲むのです。

地元の畑でよく見られ、最初は、長芋かごぼうでも作っているのだろうかと思いましたが、風の強い地方で苗の定着を助ける方法だったのです。

もちろん苗の根元には、えひめAI液の希釈を潅水しておきました。
幼い苗たちですが必ずや自力で生き延びてくれるでしょう。手助けは惜しみません。

スイカの苗も1本植えてみました。

 

夏野菜の苗を定植しました

いよいよ畑の季節の本番です。
満を持して夏野菜の苗を定植しました。

購入した苗は

トマト(品種名:大型福寿)の接木苗を4本。
同じく自根苗を2本。
ナスは千両2号という中型種の自根を4本。

接木苗とは、文字通りほかの植物の根に接ぎ木をした苗のこと。
自根苗とは自分の根で育った苗のこと。

売っている苗を見ると、なるほど接木苗は盛大に育っている。
一方、自根苗は小さくてこれから育つのに時間がかかりそうな感じ。
値段は接木苗が200円以上で、自根苗が80円ほどとかなり差がある。

ようし、おじさんは安い自根苗を買って育てよう!と思いました。
小さい苗を時間をかけてゆっくり育てよう!安いし。

というわけで、直売所やJAで夏野菜の苗を買いました。
トマト、ナスのほかには、キューリの自根苗を4本、ヤーコンを3本、ズッキーニを2本、ピーマンを2本、鷹の爪を2本、ハックルベリーを2本、ツルムラサキを2本、ミニトマト、ししとう、万願寺唐辛子、大玉スイカ、エゴマ、オカヒジキを1本ずつ。

ゴーヤ、食用ほうずきは入手できなかった。
占めて4200円ほどの費用だった。

まずはアスパラガスの苗を植えました

アスパラガスの苗というものはおじさんも初めてみました。根っこが20本も出ている苗なのですね。
植え付け時期が過ぎようとしているのか、半額になっていたので5株ほど買ってみました。

根っこを広げて植えます。
乾燥に弱いので、土の表面にはもみ殻を敷いておきます。
早ければ来年春からの収穫になります。

夏野菜の苗を植えます

先日、えひめAIの潅水とともにセッテイングしておいたマルチに穴をあけます。
マルチの中の地温はホッカホカに温まっています。
土もふわふわです。

地温に歓迎されるように、自根苗の夏野菜たちが定植されてゆきます。

ポットの中で一度、えひめAIに浸され、慣らされた苗たちは、あたたかな地中で再度、えひめAI液の歓迎を受け、自立への第一歩を踏みしめてゆきます。

幼い苗たちは吹き付ける風に揺れ、影響を受けるので支柱に縛って風に対処します。
また、葉がマルチに直接当たって焼けないように注意します。

トマトは斜めに植えます。
トマトは茎からも芽出しさせ、1つの苗に3本の根を生やすようにします。

よちよち歩きの苗たちがそろいました。
不安だらけですが、ここからは苗たちが自分の力で育ってゆくのを見守るしかありません。
時間はかかりますが最終的にはたくましく育ってゆくでしょう。
おじさんは可能な限り手助けすることしかできません。

ヤーコンも株分けして5株定植しました。
マルチ代わりにもみ殻をたっぷり敷いておきます。

ハックルベリーは3株。今年もお得意さんが朝市で買ってくれるでしょうか?

これはエゴマの苗です。

夏野菜用の畝にマルチをかけました

5月中旬になりました。
信州の高原でも農協の店先に夏野菜の苗が出ています。
トマト、ナス、キューリなどの夏野菜こそ、畑づくりの年間のハイライトです。
おじさんも夏野菜の苗定植の準備を始めました。

畝立てからマルチングまで

夏野菜の特に果菜は、借りてから3年目の畑に作ることにします。
3年目でよく土がこなれていることと、フェンスに囲まれているため、獣害の懸念もないからです。

この畑は、耕運機で耕さなくてもサクッサクッと鍬が入ります。
畝を切り、雑草などを取り去ります。

マルチングをきれいに行うためには、畝をきれいに立てることです。
畝の表面をレーキで均してゆきます。

ここでえひめAI溶液をたっぷりかけます。
元肥と追肥を兼ねた働きを期待するスーパー溶液です。
といってもえひめAI自体に植物用の養分があるのではなく、土壌の微生物用の養分に富んでいるため、植物にとって最適な状態に土壌を整えるのです。
濃い目のえひめAIをじょうろで潅水した後、急いでマルチをかけます。

マルチのかけ方のコツは、風が入らないようにかけてゆくことです。
端っこをピンでとめた後、空気を押し出すようにマルチを伸ばしながら、順に畝にかぶせてゆきます。
両端を土で押さえてマルチの中で風が暴れないようにします。

どうしてもゆるみは出るので、マルチの中央に土や石などを置いて押さえます。
苗を植える際にはマルチに穴をあけます。

マルチの中は、乾き気味の湿度となり、トマトなどには最適な状態となります。
水気を欲しがるナスやゴーヤなどには、適宜穴から給水します。
トウモロコシなどはマルチの真ん中にくぼみを作り、穴をあけて雨水が吸収されるようにしておきます。

今日はとりあえず4列の畝にマルチをかけました。ナス用、トマト用、キューリ用、ピーマン用に各1列です。

さあ、次回は夏野菜の定植です。

ジャガイモが発芽しました

4月24日に定植したジャガイモ20キロが発芽しました。
約2週間での発芽です。

標高1300メートルの山小屋でポットに蒔いた種がなかなか発芽せず悩んでいたところでしたがグッドニュースです。
さすが標高600メートルの低地にある畑です。
7月にはジャガイモの収穫ができそうです。

里芋を植えました

畑は春の作業で大忙しです。
今年から面積が1反歩ほども増えたのでおじさんは大慌てです。
春の最初の耕耘に始まる作業は、畝立て、植付へと進みます。
その間にポットに種まきして発芽させます。

夏野菜は苗を買って植えますが、まだそこまで作業が進んでいません。
ようやく今シーズン最後と思われる遅霜が終わったところなので、夏野菜の定植はこれからです。

里芋の植付、畑の準備

新しく借りた畑が4枚あります。
昔は田んぼだったようで、素掘りの用水路の名残から水が漏れてしみる畑です。
また山際に立地するので、午前中から山の陰になる部分があります。

里芋は暑さを好みますが、湿気好きで日陰でも大丈夫とのこと。

そこで、山の陰で湿気の多い場所に畝を立てることにしました。

収穫まで時間がかかる作物なので元肥をしっかり入れようと、牛糞と化成肥料を混ぜたものを畝の底に敷きます。

肥料が種芋に触れるとまずいので、もみ殻燻炭を元肥の上
に敷きます。

ここでおじさんの畑の魔法の一手、えひめAI溶液をかけます。

このあとマルチをかければ、マルチに覆われた畝はえひめAIの影響下で、微生物にあふれ、植物の楽園になる、はずです。

里芋よ、これから半年間頑張ってくれ

種芋を置きます。
芽が下に来るようにします。
一般の栽培マニュアルとは植える天地が逆ですが、おじさんは座右の「虎の巻」に従い、じっくりと成長させることにします。

覆土して、マルチをかけます。
マルチをするのは、長時間植えっぱなしのため雑草防止と、高温を好む性質から地温確保のためです。
あっ、手順を間違えました。マルチを敷いてから穴をあけ、芋を植えるのでした。
そうしないと、芽が出てマルチを押し上げるころになってからマルチに穴をあけ、芽を出さなければなりません。

それでもいいのですが、水分量や芽の光合成は大丈夫でしょうか?

ともかく里芋の半年間の成長の旅、ゴーです。
かなりやっつけだったけど。

ジャガイモの芽が出始めました

思ったより早く芽が出ました。うれしいことです。

落花生の種を直播しました

山小屋おじさんの畑は春の作業真っ最中です。
これまで植えたものは、キャベツ、長ネギ、ジャガイモ、藍、紅花です。
ニンニク、玉ねぎは去年から植わっています。
定植を待つ苗は、トウモロコシ、枝豆、インゲン、カボチャ、オクラなどの種をまきましたが、発芽状況がいまいちです。
そのうちに夏野菜の苗を植える時期になってしまいました。

落花生の種を直播しました

5月に落花生の種を直播すべく、種を用意していました。

畑に種を直播する場合、それも豆系の大きな種をまく場合には、鳥害を考慮しなければなりません。
畑をやっていると、枝豆、インゲンなどの種をまいているときに不思議に鳥の鳴き声が聞こえてくることを経験します。翌日確認するときっちりまいた種がなくなっていたりします。
鳥、おそるべしです。

ということで、鳥害防止に農協でネットを買いました。
直播の後、畝にかぶせておけば、鳥害を防ぎ、水と日差しは通すという優れものです。

落花生はここら辺ではポピュラーな作物で、農協には季節になると苗も売りに出ます。
おじさんの畑の隣の方も作っており、「作るなら苗を上げようか」と言われたこともありました。

畝2列を用意し、落花生を蒔きました。
株間30センチで、1穴2粒植えとし、1列と半分に蒔きました。
余った畝にはインゲンを蒔きました。

種に覆土し、えひめAIを潅水したのち、ネットをかぶせました。
ネットは2畝分をカバーできました。
マルチの場合と同様に、ネット内に風が入らないように、ネットのすそに土をかぶせ、畝間は石で押さえました。

玉ねぎは元気、キャベツは何とか生きてます

一時貧弱だった玉ねぎは元気に伸長しています。
玉の成長が期待できます。
株の歩留まりがやや悪いのが残念です。
次回はマルチをして、冬期間の保温と保水に注意し、歩留まりを良くしたいと思います。

今年4月10日に雪をかぶったキャベツは色っ気がよくないながらも根付いています。
育ちは遅いのは、一時の低温と水不足のせいでしょう。
化学肥料系の元肥がないことも影響しているのでしょう。
しかし、微生物液えひめAIの潅水を数回施しているので、遅い生育ながらも瑞々しく育ってくれることを期待してもいいと思います。

今日の収穫はニラ

おじさんが借りている畑の端っこには、いろいろな作物が自生しています。
昨日はウドを収穫してきました。
今日はニラを一握り分刈ってきました。
大家さんが昔植えたものです。
お浸しにしようと思います。

藍の苗を定植しました

藍という植物があります。
藍染の原料になります。
ひょんなことから、藍を栽培することになりました。
ジャパンブルーの藍です。

苗を育てました

育てる品種はタデアイという品種です。
藍としてはポピュラーな品種です。

4月4日にポットに種まきしました。
山小屋周辺は低温でなかなか発芽せず、夜間は室内にポットを置いたりして何とか発芽しました。

苗の丈が10センチ程度で定植の予定でしたが、2,3センチの段階で定植することにしました。
このままポットで山小屋に置いていても生育に時間がかかりすぎるためです。

畝立て、穴あけ、定植

耕運機で起こしていた畑に畝を立てました。
60センチ幅に縄を張り、鍬で起こしました。

畝の上面をレーキで平らにし、苗を置く穴をあけました。
株間は20センチ。
角材で穴をあけます。
ポットから取り出した苗がスポッと入るような大きさです。

ポットから小型のフォークで苗を取り出し、穴の底に置きます。
あとは土をそっとかぶせるだけで、押し固めて根を圧迫しないようにします。

土の中で保温と保水の条件が整い、無事苗が育ってくれるでしょう。

長さ8メートルほどの畝が10列使いました。

また、紅花の苗を1列植えました。
東京の自宅で発芽させておいたものです。

畑の隅にウドが自生していました。
大家さんが植えたものでしょう。
酢味噌和えにしようと思い、もらってきました。

ジャガイモを定植しました

4月22日は晴天でした。
畑のある長和町の最高気温は23度。
暑いくらいです。

さあ、ジャガイモ定植の準備です

今年は男爵20キロとデストロイヤー1キロを植えます。

デストロイヤーとはグランドペチカという品種の別名で、皮が紫で芽が赤いため、マスクをかぶったような外観だからだそうです。

デストロイヤーをカットし断面に草木灰を塗ります。

男爵は小玉なのでそのまま植えます。

次に、畑の畝の真ん中を10センチくらい掘っておきます。

一足ごとの間隔で種芋を置いてゆきます

畝のくぼみに種芋を置いてゆきます。
たね間隔は30センチ。足一足分の間隔です。
芽が下になるように置きました。

次に種芋が隠れるくらいに土をかけます。
もみ殻を混ぜて撒きました。

そして種芋の間に元肥を置いてゆきます。
牛糞と化成肥料を混ぜたものにしました。

化成肥料は窒素、リン酸、カリが10:12:14のもの。
ほかに苦土石灰も入っています。

元肥は、一握り分を種芋に触れないように置きます。

土をふわっとかけて植え付け完了です。

用意した畝9列では11キロしか植えられませんでした

一昨日立てた畝は9列でしたが、デストロイヤー1キロと男爵10キロを植えた時点で9列の畝が埋まってしまいました。

小玉男爵10キロの個数が250個ほどということになります。計算が甘かったです。

残った男爵です。

慌てて午後から畑の残り半分に畝を立てました。

残り10キロの定植は明後日です。

今日はバテました。
疲れるとすっぱいものが欲しくなります。
山小屋に帰ってから甘夏をカットしてかぶりつきました。

ジャガイモ定植用の畝立てをしました

畑は春本番です。
普段、畑には土日以外はめったに人影を見ない信州の山里ですが、この時期は野良稼ぎの人を良く見ます。
人々は農作業の春本番の時期を知っているのです。
今が稼ぎ時なのです。
おじさんも畑へ向かいました。

今年のジャガイモの作付け予定

おじさんが今年から借りた畑4枚のうち1枚に、ジャガイモを植えようと思っています。
畑には、これまで、牧場から運んだ牛糞堆肥とぬか、もみ殻を撒き、昨日、耕運機で耕しました。

今年は種芋を思い切って20キロ買いました。
北海道産の男爵です。

ほかにデストロイヤーという品種のジャガイモも1キロ買ってみました。
家族がしきりと珍しい品種の野菜の栽培を提案してきており、デストロイヤーも家族推薦の品種です。

ジャガイモの植え付けの時期は信州では4月です。
地温が上がってからです。
収穫は7月から。
関東では3月に植えて梅雨前の6月には収穫します。

ジャガイモの栽培方法とは

ジャガイモの栽培方法はいろいろあります。
伝統的な方法は、高めの畝を立て、足一足分(約30センチ)の株間で一列に植えてゆくものです。

去年おじさんは、座右の書「農家が教える野菜作りのコツと裏技」にあった超浅植えという方法でやってみました。
特に高い上を立てず、畑の表面に種芋を置いてマルチをかぶせるという方法です。

芽が出たらマルチを破り後は放っておきます。
土寄せ、追肥はしません(マルチがあるからできません)。
おじさんは元肥も入れませんでした。

はじめてにしてはうまくできましたが、収量的には倍増程度だったような気がします。
大玉がゴロゴロ出てきたという印象はありませんでした。

今回改めて、ジャガイモの栽培方法を調べました。
畝の立て方、元肥の重要性、土寄せなど、ジャガイモ栽培の基本点を改めて確認しました。

今年は基本的な栽培方法をとることにしました。
マルチなしの一列植えとし、元肥に牛糞と化成肥料を入れ、初期生育に注力。
土寄せと追肥も行い、収量増大を目指します。
おそらく近隣の畑の方々もやっているであろう栽培方法です。

ジャガイモ用の畝を立てました

畑へ向かいました。
耕運機で耕した畑です。
耕運機といえどせいぜい深さ10センチに刃を入れたかどうかです。
機械の力とはそんなものかもしれません。

それ以前に、そもそも畑の作土は深さ20センチしかありません。
その下は固い粘土層になっており、岩盤につながっています。

作物はたった深さ20センチの土壌の世界で生きるのです。
逆に言えば、深さ20センチの世界を作物が生きやすいようにコントロールできれば、作物はうまく育つのです。

鍬で畝を立てます。
幅100センチに縄を張り鍬で畝立てしてゆきます。
おじさんは張った縄の内側に沿って鍬を入れてゆきますので、幅100センチに縄を張った場合、立てた畝幅は80センチほどになります。

畝幅80センチは、ジャガイモ一列植えとしては広すぎたので、縄の幅を80センチ、70センチと狭めてゆきました。
縄幅70センチだと畝幅が50センチほどに仕上がりちょうどよいのでした。

畝の深さについては、耕運機が耕した深さは10センチですので、鍬で深さ20センチを目指し、力を入れて深堀します。

8本ほど畝を立てました。

1列の長さを歩幅を測ってみると30歩ほどでした。
メートルに直すと1列9メートルになり、種芋30個ほどが植えられます。
8列とすると240個ほどが植えられることになります。

20キロの小玉男爵はいったい何玉あるのでしょうか。

連日の畑作業で疲れがたまったおじさん、今日はこれで作業じまいです。