農協にキャベツ、レタス、ブロッコリーの苗が出ています。1株が19円です。トレー型ポットで売られています。
買うときは、ほしい株数だけトレーをハサミで切り取ります。
おじさんはキャベツ100株、レタス10株、ブロッコリー20株を買いました。
去年はキャベツ50株を4月21日に定植しました。
暑い初夏を乗り切ったキャベツは、株数が半分になっていました。
生き残ったものも、虫食いだらけの小玉でした。
切ってみるとみずみずしく甘い味がしました。
7月からの朝市でも数個ながら販売しました。
畑に畝を立てる
今年キャベツを植えるのは、去年、ジャガイモ、サツマイモなどを植えた畑にしました。
この畑、秋にもみ殻をたっぷり入れたこともあってか、ふかふかな土になっています。
養分はともかく、構造的(保水、保温、通気など)にはよくできた土になっており、意欲もわきます。
畝の形に紐を張り鍬で起こしてゆきます。
畝幅60センチで立てます。
早春のなので雑草もあまりありません。
固まった土の場合は、耕運機かスコップで起こしてゆかなければなりませんが、こういう土だと、鍬で起こせるので作業が楽です。
最初の年(おととし)のことを思うと夢のようです。
もともとが畑の土地です。
数年ぶりに畑としての活動を再開してくれたのでしょう。
苗を定植する
苗の株間は、幅30センチ、奥行き25センチほどにして、2列の株穴をあけてゆきます。
その株穴に消石灰を撒きます。
キャベツ、ブロッコリー、白菜には石灰がいい、というのはおじさんの虎の巻、農文協の「農家が教える野菜作りのコツと裏技」からの知識です。
消石灰を撒いた株穴に苗をそっと置いてゆきます。
苗の定植時には土をかぶせた後ぎゅっと押さえたくなるのですが我慢してそっとかぶせるだけにします。
これも虎の巻からの知識です。
考えてみれば、ポットから畑に出された苗の根にとって、押さえつけられるのは、物理的なプレッシャーのほか、通気の面からも好ましくないのです。
植えてから微生物液・えひめAIの希釈液を根元に潅水します。
えひめAIの希釈液は、定植直前にも苗にかけておきます。
なお、キャベツの大規模農家では、苗のわきにホースを渡して穴をあけ、ちょろちょろ潅水することがあります。
キャベツの苗は乾燥に弱いので、キャベツの収量次第でその年の収入が決まる専業農家では、苗が根付くまでそうするのです。
おじさんの畑ではそんなことはしません。
キャベツの自立を促しつつ、自主性に任せているからです。なんちゃって。
風の強い日でしたが、苗たちには頑張ってもらうしかありません。
この先の追肥もえひめAIの希釈液と石灰くらいしか考えていません。
育ちは遅いでしょうが、じっくり甘みを蓄えて育ってほしいと思います。
モンシロチョウの被害が若干心配ですが。
植えた株数は、結局キャベツ136株、レタス9株、ブロッコリー20株でした。
農協でキャベツの苗をおまけしてくれたのと、後で買い足した分があり、予定の100株より増えたのでした。
新しい畑に牛糞堆肥を撒きました
長門牧場から運んで積んでおいた堆肥を畑にまきました。
新しく借りた畑のうちの1枚です。
一輪車に積んで、畑のあちこちに運び、スコップで薄くばらまきます。
この後、もみ殻とぬかを撒き、PHを測った後、必要なら石灰を撒き耕運機で耕す予定です。
新しい畑には、藍のほかにイモ類を植える予定です。
新しい畑は段々畑になっており、石垣が支えています。