6月を迎えおじさんの畑は雑草の季節となりました。
特に華々しいのがスギナです。
木々の新緑のように瑞々しい緑に彩られたスギナが、畑の畝間といい畝といいびっしり生えてきました。
まだ育っていないキャベツや藍の苗の丈を越し、天に向かってスギナが突き立っています。
ジャガイモの畝間には隠しようもなく繁茂しています。
スギナの特徴と効用
スギナはご存知のように、ツクシと同じ植物で、地下茎で増えます。
畑にとっては最も強力な雑草といえましょう。
反面、ドイツでは「あらゆる病気に効果のある植物」と評価されているハーブでもあるのです。
百年は草木も生えない、と言われた原爆投下後の広島で、真っ先に生えてきた植物というエピソードも持ちます。
栄養素としてはケイ素の含有量が豊富です。
ケイ素は、活性酸素を抑える働きを持つといわれます。
極め付きは、スギナがその体内でカルシウムを生成するということ。
アルカリ土壌を嫌うスギナが、元素転換によってカルシウムを生成する過程は現在の科学では説明できないとのことです。
生命力の塊・スギナを採取して干しました
ということで畑で除草がてら、スギナを採取しました。
干してスギナ茶で飲もうと思ったからです。
おじさん、スギナ茶は去年作ってから2度目です。
毎朝飲むお茶として気に入っています。
現在は一足先に採取したよもぎ茶を飲んでいます。
まずはごみや余分な雑草を取り除いたスギナを水洗いします。
ざるにあけて干します。
大ざる3杯分のスギナを干しました。
乾くと大ざる2杯分となりました。
この後細かく切って、フライパンで炒って(水気を完全に飛ばして)、乾燥剤と一緒に瓶などで保存するとスギナ茶の出来上がりです。
今回は細かく切っただけで、乾燥剤とともに瓶に詰めました。
テイーパックに入れて熱湯を注いでいただきます。
生命力の塊のスギナの力をいただくことができます。