家族が秋の山小舎にやってきた。
娘一家と孫も来た。
今年も春夏秋とやってきてくれた。
秋の山小舎行事は孫たちとのリンゴ狩りだ。
去年は伊那谷の松川町というところのリンゴ園へ行った。
家族経営のいい雰囲気のリンゴ園で、リンゴもうまかった。
今年はその日の行程に合わせて、佐久、立科方面でリンゴ園を探した。
別荘の管理事務所に聞いたり、ネット検索をしたが、リンゴの名産地で山小舎からも近い立科町にはリンゴ狩りができる観光農園はないようだった。
そこで、観光農園が集まっている小諸に行くことにした。
着いた農園はすでに駐車町の車列ができていた。
県外ナンバーの車両がほとんど。
ほどなく駐車ができて一同、入園した。
入園料は一人400円。園内では食べ放題。持ち帰りは有料。
去年の松川町の、自然に伸びた木が茂るリンゴ園と異なり、いわゆる矮化栽培というのか、盆栽のようなリンゴの木が並ぶリンゴ園だった。
普通に大きく育った木もあった。
この日採れる品種は、秋映、シナノゴールド、シナノスイート、紅玉。
フジにはまだ早い。
孫の人気はシナノスイート。
パリパリとした歯触りとさっぱりとジューシーな味わい。
シナノスイートは甘みが強くやわらかな歯ざわり。
伝統の味、紅玉をしっかり栽培し続けているのもうれしい。
大勢の観光客とともににぎやかなリンゴ狩り。
随所にテーブルと椅子が用意され、座ってゆっくり食べられる。
孫たちはもぎたてのリンゴをバクバク食べた。
秋晴れの背景には浅間山。
小諸には観光リンゴ園が何か所もある。
小諸市街地からすぐだし、軽井沢と長野市を結ぶ国道18号線からすぐの立地が便利だ。
今年のリンゴ狩りも一同大満足だった。