夏野菜の収穫が本格化

暑い日が続く信州です。
標高1400メートルの山小舎は基本的には涼しい気候ですが、下界が暑い日の紫外線は強烈です。
そういう日の畑はカンカン照りです。

夏野菜の収穫が本格化しました。
40本も植えたトマトは実が色づき始め、これからの収穫が大変そうです。
収穫しつつ、脇芽を掻き、伸びてゆく枝を誘導し、下草を刈り、枯れた葉を撤去します。

キューリは油断すると実が巨大化する時期になってきました。
巨大化したら、種を取った実をズッキーニのように煮たり炒めたりして食べようと思います。

ナスは案外気難しい作物ですが、ここのところの好天で、樹が伸び始め花が付き始めました。
収穫しつつ、ナスの大好きな水を与えています。

炎天下の畑では、作物にえひめAIを希釈した水で潅水すると、次回畑で見たときには樹が伸びていたり、葉っぱが大きくなっていたり、実がついていたりします。
山小舎では愛媛AIが切れないように作り続けています。

この日収穫したトマト。味もよし
ピカピカのなすび。今年から白ナスも栽培
キューリとズッキーニ。下の魚雷型ズッキは出荷しませんでした

この日は3回目の彩ステーション向け出荷日。
人気の夏野菜が勢ぞろいしたせいか、たちまち完売したとのうれしい知らせが届きました。

トマト収穫

トマトの収穫が始まりました。

コンスタントに暑い日が続き、夏野菜にはグッドコンデイションです。
畑にはキリギリスの声が響き、いろんな虫が飛び交っています。

トマト、ナス、キューリは順調に育っています。

40本ほども植えたトマトの苗は、病気が発生することもなく元気です。
畑では、脇芽かきや、支柱誘引に時間を取られます。
ミニトマトが色づき始め、大玉トマトも青い実がつき始めました。

収穫が楽しみな大玉トマト
すでに収穫時期を迎えたトマト

ミニトマトの実割れや大玉トマトの先腐れが出なければ収穫時期には大わらわとなりそうです。

食べ頃のミニトマト

この日はキューリをたくさんもぎました。
ナスが採れ始めました。

トマトを初収穫しました。
大玉を3つとミニトマト少々です。
実が割れたミニトマトを味見すると例年通りの濃い甘味でした。

キューリは収穫全盛期を迎えました
初収穫したトマト。家族で味見します

この日の収穫は、出荷ではなく自宅に送ります。
今週は子供の誕生日で自宅に帰ります。

二番草の頃

夏を迎え、畑の草刈りの時期です。

一番草を刈ったのは5月下旬でした。
今は7月。
畑ではキリギリスが鳴き始め、雑草が旺盛に繁茂しています。
旺盛というか強烈に、です。

草を刈る前の畑の畔です。
農道では草丈が軽トラの腹をこするくらいになってます。
雑草に野菜の苗が埋もれないか心配になります。

二番草を刈る前の法面と農道

草刈りの燃料タンクが空になるまで刈ったころ、農道側の法面が刈り終わりました。

成長は遅いのですが、食用ほおずきが乾燥に負けずに頑張っています。

直播したハーブ類。
赤しそがたくさん芽を出しました。
エゴマもマアマア元気です。
シソはすでに乾燥対策なのか葉が厚く育っています。
バジルはほとんど発芽しませんでした。

食用ほおずき
赤シソ

豆類を直播した場所では発芽率がよく、順調です。
インゲンが立派に育ちつつあります。
枝豆も芽を出しました。
ことし初めて植えたトラ豆が発芽しています。
いずれも山小舎での芽出しがうまくゆかなかった品種です。
これからが楽しみです。

直播したインゲン
枝豆

夏野菜が収穫期を迎えました。
トマトが色づき始めました。
ナスを初収穫しました。
キューリはほおっておくと巨大化しています。

トウモロコシに穂が出た
色づき始めたミニトマト
ナスが本領発揮
自然発芽したトマトです!いつの間に種がこぼれたのでしょうか?

夏野菜の収穫始まる

2日続いた雨が上がり、畑に夏の日差しが突き刺さります。

じりじりと日差しが肌を焼き、帽子を被らないと頭がボーッとなります。

1週間ぶりの畑です。
トマトの枝が自由気ままに生い茂っています。
伸びすぎた脇芽を掻き、伸びた茎を支柱に縛るだけで一仕事です。
そろそろ、もう一段高い横渡しの支柱を組まなければなりません。

トマトの実が成り始めました。
ミニトマトの実には色が付き始めています。
収穫が大仕事になるのが今から想像できます。

大玉トマトの実が成り始めました
ミニトマトの実には色づきが・・・

なんと、マルチの脇にはこぼれ種から自然発芽したトマトが数本伸びています。
去年から見られる現象です。

緑一色ですが、トマトの自然発芽の芽が3本出ています

ズッキーニは実ができるのですが肥大せずに黄色く腐っています。
この日はやっと3本ほど収穫しました。
実が黄色くなるのは、高温、樹の成長不足などの原因があるようです。
そういえば樹の成長に例年の勢いがありません。
もう少し全盛期を待ちましょう。

ズッキーニ。実はつくのですが・・・

キューリの収穫が始まりました。
これから忙しくなるのでしょうか。
ズッキーニ同様、もう少し樹の勢いが欲しいところです。

キューリが数本ぶら下がています

葉の巻きがなかなか来なかったキャベツ。
小さいながら3玉を収穫しました。
外側の葉は例によって虫食いだらけです。

果たして食味と硬さはどうか?夏になっても葉が巻くのか、このままか。

この日の収穫。少量なので集荷には至らず

トウモロコシは勢いがあります。
直播した種も発芽しています。

6月中旬の畑

6月になって真夏日になる日も出てきました。
畑の様子はどうでしょうか。

例年ならほったらかしの自然農法でやっていた山小舎おじさんの畑でしたが、今年はできるだけ手をかけるようにしています。
例年通り、農薬、肥料は使いませんが、苗に行う潅水は手間暇惜しまず行っています。

品種によって、苗のサイズによって、生育初期に水がどうしても必要な場合があります。
理想は自力で吸水できるように苗を育てることなのですが、最近の品種改良された苗だったり、サイズが小さい苗、もともと水を欲しがる品種にはやはり潅水が必要なことにいまさらながら気づきました。

ということで、春先のキャベツや、夏野菜のナス、キューリ、ゴーヤ、オクラ、セロリなどにはどんどん潅水するようにしています。
もともとが水捌けの良い畑なので、保水は重要でした。
潅水すると苗が元気になるのがわかります。
なお、潅水は真水よりえひめAIの希釈液を使うようにしています。

キューリに花が咲き始めました
ズッキーニは収穫期間近です
夕顔は例年通り放置気味の栽培で元気

苗の定植後に、水やりをほぼ行っていないのはトマトとトウモロコシくらいです。
これらは潅水せずともぐんぐん育っています。
こぼれ種から自然発芽したパクチーなども放っておいても旺盛に繁茂しています。

支柱を立てたトマト。相変わらず乾燥に強い!
芽出しして定植したトウモロコシも水やりなしで育っています

水やりと同時に、キューリ、ゴーヤ、夕顔のネット架け、トマトの支柱建てなどの作業を行います。

また、今年はインゲン、枝豆などの芽出しがうまくいかないので、豆類の直播の準備も行わなければなりません。

玉ねぎ収穫

今年も玉ねぎを収穫しました。

収穫の目安は葉が倒れていること。
時期の目安は6月中旬です。

今年収穫の分の作付けは200本でした。
途中、成育にばらつきがあり、収量が心配でした。
思ったより葉が育たないまま収穫時期が来ました。

玉ねぎを引き抜く

倒れた葉を引っ張って玉を抜きます。
天気が良かったのでそのまま半日放置して乾燥させます。

このまま半日ほど畑で乾燥

山小舎に持って帰り、翌日、根っこと葉を切り落として、日干ししました。

根を付けたままだと玉の栄養が根に移動するとのことです。

収量、玉の大きさ共にイマイチの出来です。
来年はどう工夫して作付けしましょうか。

山小舎に持って帰り、根と葉を切り落とす。葉は切らずに保存する方法もある
このまま風通しの良い場所で保存する

レタス収穫

今年の初収穫はレタスでした。
普通サイズを4玉と小さいサイズを1玉採りました。
3月に苗を定植したものです。

レタスを切ってゆきます

自宅に帰っていて6日ぶりに訪れた畑。
雑草の背丈が伸びていました。
夏野菜の苗では、トマト、トウモロコシ、かぼちゃ、夕顔の調子がよく、ぐんぐん伸びています。

トマトが元気です

トマトの脇芽かきをし、調子がいまいちのナス、キューリにえひめAIを潅水します。
そろそろキューリにもネットを張らなければなりません。

夕顔が逞しくツルを伸ばし始めました

初収穫できるかな?と思っていたズッキーニは実の成長がいまいちでした。

ズッキーニは収穫時期にはまだ少々

病気が出る前に収穫したいのがレタスです。
ずっしり重い玉が4つ採れました。

花が咲き始めたパクチーもどしどし切りました。

レタスを収穫します

キヌサヤ一袋と併せて、彩ステーションへ送りました。
東京への初出荷です。
この内容では送料を考えると赤字になります。
夏野菜の出荷が始まると十分カバーできます。

収穫したキヌサヤ

6月中旬での初出荷は去年に比べて順調です。
今月は、キャベツ、ズッキーニ、玉ねぎなどが出荷できそうです。

種から育てて定植したビーツが活着しました

定植後の夏野菜たち

時には猛暑、時には豪雨。
定植した夏野菜の苗はその後どうなっているでしょうか。

ことしは4列、40本近くも植えたトマト。
苗の定植後はほとんど灌水していません。
斜め植えをして、根元に雑草を敷いて乾燥を防いでいます。
今のところ順調な生育です。

斜め植えしたトマトの苗
トマトだけで4列

キューリの苗。
黄色の葉っぱが気になります。
水不足と戦いつつ根を張っている途中なのでしょうか。
この後ネットを張って成長に備えます。

キューリの苗にネット用の支柱を準備

ズッキーニは今年も順調。
既に花が咲いています。
一番早い収穫を期待します。

花が咲き始めたズッキーニ

カボチャは苗を買って植えました。
初期の潅水を心がけて育て中です。

カボチャの苗も順調

山小舎で芽出しをし、定植したばかりのトウモロコシの苗は活着したようです。

為を芽出しし植えたトウモロコシの苗

低温障害と虫食いと病気を心配したレタスとキャベツが順調に育っています。
初期の潅水が功を奏したのでしょうか。
無事収穫、出荷までこぎつけたいものです。

レタス
キャベツ

一度植えてからはほったらかし、自然採種でどんどん増えるパクチーはすでにトウが立っています。

自然発芽のパクチーたち

ジャガイモも今年は無事発芽しました。

ジャガイモの列

芽出し

ことしは、ハニーバンタム(とうもろこし)、インゲン、ビーツの種まきをしました。
山小舎でポットに種を蒔いたのです。

うまく芽が出たのがハニーバンタムトとビーツ。
インゲンはほとんど出ませんでした。

芽が出たビーツを大きめのポットに植え替えました。
もう少し大きい苗に育てたら畑に定植します。

ラックに種を蒔き発芽したビーツ
ポットに植え替えます
植え替え後のビーツ
ポットで育つ現在のビーツ

ハニーバンタムは発芽したものは順調に育っていますが、発芽率はあまりよくはありませんでした。
もうそろそろ定植しても大丈夫です。

ラックで発芽したハニーバンタム。このまま定植します

苗定植

夏野菜の苗の定植がほぼ終わりました。

苗を植え付けた畑。玉ねぎが育っています

5月下旬になっても霜注意報が出る長野県内。
山小舎の朝は気温10度以下になることもしょっちゅう。
かと思えば、カンカン照りの紫外線注ぎまくり、洗濯物もすぐ乾くような日も。

蓼科山山頂にも5月下旬になって雪が積もる日も。

夏野菜の苗に霜は厳禁なのですが、待ってもいられないので定植を行っています。

手前から4列トマトを植えました

ことしは東京で好評のトマトを4列、計40本近く作付けしました。

珍しいところでは、カボチャのバターピーナツ、ケール、ステイックセニョールを少しずつ。

夕顔でかんぴょうを作ってみようと思うので、今年は思う存分育ってもらいます(例年、夕顔は育ちすぎて邪魔になるのでツルをバシバシ切ってしまっていました)。

「行燈掛け」をした苗も

風で苗の根元がゆすぶられるのを防ぐため、ピーマンと一部のナスに肥料袋で苗を囲う「行灯掛け」をします。

ガッテン式の畝は今年で4年目。
土がこなれて、温かいのが頼もしいです。
今年は畝にうっすら発酵腐葉土を蒔きました、いつものえひめAIの散布はもちろんです。
植え付け初期には潅水をどんどん行い、初期成育を促そうと思います。

ジャガイモが芽を出しました。