玉ねぎ収穫

今年も玉ねぎを収穫しました。

収穫の目安は葉が倒れていること。
時期の目安は6月中旬です。

今年収穫の分の作付けは200本でした。
途中、成育にばらつきがあり、収量が心配でした。
思ったより葉が育たないまま収穫時期が来ました。

玉ねぎを引き抜く

倒れた葉を引っ張って玉を抜きます。
天気が良かったのでそのまま半日放置して乾燥させます。

このまま半日ほど畑で乾燥

山小舎に持って帰り、翌日、根っこと葉を切り落として、日干ししました。

根を付けたままだと玉の栄養が根に移動するとのことです。

収量、玉の大きさ共にイマイチの出来です。
来年はどう工夫して作付けしましょうか。

山小舎に持って帰り、根と葉を切り落とす。葉は切らずに保存する方法もある
このまま風通しの良い場所で保存する

レタス収穫

今年の初収穫はレタスでした。
普通サイズを4玉と小さいサイズを1玉採りました。
3月に苗を定植したものです。

レタスを切ってゆきます

自宅に帰っていて6日ぶりに訪れた畑。
雑草の背丈が伸びていました。
夏野菜の苗では、トマト、トウモロコシ、かぼちゃ、夕顔の調子がよく、ぐんぐん伸びています。

トマトが元気です

トマトの脇芽かきをし、調子がいまいちのナス、キューリにえひめAIを潅水します。
そろそろキューリにもネットを張らなければなりません。

夕顔が逞しくツルを伸ばし始めました

初収穫できるかな?と思っていたズッキーニは実の成長がいまいちでした。

ズッキーニは収穫時期にはまだ少々

病気が出る前に収穫したいのがレタスです。
ずっしり重い玉が4つ採れました。

花が咲き始めたパクチーもどしどし切りました。

レタスを収穫します

キヌサヤ一袋と併せて、彩ステーションへ送りました。
東京への初出荷です。
この内容では送料を考えると赤字になります。
夏野菜の出荷が始まると十分カバーできます。

収穫したキヌサヤ

6月中旬での初出荷は去年に比べて順調です。
今月は、キャベツ、ズッキーニ、玉ねぎなどが出荷できそうです。

種から育てて定植したビーツが活着しました

定植後の夏野菜たち

時には猛暑、時には豪雨。
定植した夏野菜の苗はその後どうなっているでしょうか。

ことしは4列、40本近くも植えたトマト。
苗の定植後はほとんど灌水していません。
斜め植えをして、根元に雑草を敷いて乾燥を防いでいます。
今のところ順調な生育です。

斜め植えしたトマトの苗
トマトだけで4列

キューリの苗。
黄色の葉っぱが気になります。
水不足と戦いつつ根を張っている途中なのでしょうか。
この後ネットを張って成長に備えます。

キューリの苗にネット用の支柱を準備

ズッキーニは今年も順調。
既に花が咲いています。
一番早い収穫を期待します。

花が咲き始めたズッキーニ

カボチャは苗を買って植えました。
初期の潅水を心がけて育て中です。

カボチャの苗も順調

山小舎で芽出しをし、定植したばかりのトウモロコシの苗は活着したようです。

為を芽出しし植えたトウモロコシの苗

低温障害と虫食いと病気を心配したレタスとキャベツが順調に育っています。
初期の潅水が功を奏したのでしょうか。
無事収穫、出荷までこぎつけたいものです。

レタス
キャベツ

一度植えてからはほったらかし、自然採種でどんどん増えるパクチーはすでにトウが立っています。

自然発芽のパクチーたち

ジャガイモも今年は無事発芽しました。

ジャガイモの列

芽出し

ことしは、ハニーバンタム(とうもろこし)、インゲン、ビーツの種まきをしました。
山小舎でポットに種を蒔いたのです。

うまく芽が出たのがハニーバンタムトとビーツ。
インゲンはほとんど出ませんでした。

芽が出たビーツを大きめのポットに植え替えました。
もう少し大きい苗に育てたら畑に定植します。

ラックに種を蒔き発芽したビーツ
ポットに植え替えます
植え替え後のビーツ
ポットで育つ現在のビーツ

ハニーバンタムは発芽したものは順調に育っていますが、発芽率はあまりよくはありませんでした。
もうそろそろ定植しても大丈夫です。

ラックで発芽したハニーバンタム。このまま定植します

苗定植

夏野菜の苗の定植がほぼ終わりました。

苗を植え付けた畑。玉ねぎが育っています

5月下旬になっても霜注意報が出る長野県内。
山小舎の朝は気温10度以下になることもしょっちゅう。
かと思えば、カンカン照りの紫外線注ぎまくり、洗濯物もすぐ乾くような日も。

蓼科山山頂にも5月下旬になって雪が積もる日も。

夏野菜の苗に霜は厳禁なのですが、待ってもいられないので定植を行っています。

手前から4列トマトを植えました

ことしは東京で好評のトマトを4列、計40本近く作付けしました。

珍しいところでは、カボチャのバターピーナツ、ケール、ステイックセニョールを少しずつ。

夕顔でかんぴょうを作ってみようと思うので、今年は思う存分育ってもらいます(例年、夕顔は育ちすぎて邪魔になるのでツルをバシバシ切ってしまっていました)。

「行燈掛け」をした苗も

風で苗の根元がゆすぶられるのを防ぐため、ピーマンと一部のナスに肥料袋で苗を囲う「行灯掛け」をします。

ガッテン式の畝は今年で4年目。
土がこなれて、温かいのが頼もしいです。
今年は畝にうっすら発酵腐葉土を蒔きました、いつものえひめAIの散布はもちろんです。
植え付け初期には潅水をどんどん行い、初期成育を促そうと思います。

ジャガイモが芽を出しました。

一番草

畑が「一番草」の時期になりました。
今シーズン最初の草刈りの時期がきたのです。

このあたりではすでに、畑の周りや道端で、草刈りが始まっています。
山小舎おじさんの畑では、タンポポの種が飛び、ハルジオンの花が咲き乱れ、雑草が生い茂っています。
苗の植付や、畑の準備に忙しく草苅は後回しにしていた結果です。

現在は、苗の植付が一段落し、また今週末から帰宅する予定なので、ここで最初の草苅です。

草刈り機は新しい燃料を入れてスタートをかけると、問題なくエンジン発動しました。
刃を廻し、草に当ててみると、まだ柔らかい春の草だからでしょうか、どんどん刈ってゆきます。
丸刃の切れ味もマアマアのようです。

そういうことで、第一弾は夏野菜の苗を植えた畑の周りの雑草を刈りました。
草刈りを終えてみると、刈った後の草を敷き藁代わりに使えることに気が付きました。

カンカン照りの日、植えたばかりの苗の根元に刈った草を敷きます。
夏野菜の苗を日照りから守ることができます。

トマト、キューリ、ナス定植

夏野菜の定植をしました。
カンカン照りの夏日です。

11列の畝をマルチング
苗を軽トラに積んで出発!

大玉トマト、ミニトマト。
ミニトマトは赤、黄、緑を選びました。

出荷先の彩ステーションではトマトの評判がよく、箱を開けた瞬間売切れるとのことで、今年は作付けを1列増やしました。

植え付け方法も、いつもの斜め植えはもちろんとして、根元に枯れた草などを敷いて乾燥を防ぐようにしました。

トマトを斜め植え

キューリは夏涼みという標準種を中心に10本ほど。
植え付け後は水をたっぷりやります。
根元に枯れ草を敷きます。

ナスは長ナス、丸ナス、白ナスを2本ずつ。
4本ほど標準種を加えて合計10本。
水と肥料が大好きな植物なので、肥料はともかく水をたっぷりかけます。
枯れ草を敷いて、支柱を立てます。

ナスは支柱を立て、乾燥防止の敷草を

ピーマン類はピーマンが2本、シシトウと万願寺トウガラシが1本ずつ。
パプリカの赤、黄を1本ずつ。
鷹の爪唐辛子を2本植えました。
ピーマン類もナス同様に支柱が必要です。

ピーマン類の列です

トマトの支柱とキューリのネットはもう少し後に設置します。

翌日の真夏日予報を、枯れずにクリアしてほしいと苗たちに願ってこの日の作業を終えました。

ナス、ズッキーニ、オクラ定植

さあ、今年も夏野菜の定植の時期がやってきました。

GWの連休が終わった頃。
暖かい初夏のような陽気があったと思えば、霜注意報が出て夜は暖房ガンガン(標高1400メートルの山小舎で)の日もあります。
蓼科山の山頂の雪は一度消えましたが、また白くなっています。

畑では徐々に夏野菜の苗を植え始めました。

農協や直売所に寄った際に苗の売り場をのぞきます。
よさそうな苗、珍しい品種の苗を見かけたときはチャンスを逃さず購入します。

この日は、購入してあったズッキーニ4株、長ナスと丸ナスを2株ずつ、オクラを4株定植しました。
苗購入後も低温障害を防ぐため、夜間は室内に入れて管理しました。

ズッキーニの苗を定植
オクラの苗です

また、定植後はこまめな水やりができないこともあり、例年は初期成育に失敗し、成長と成果がうまくいかなかったものがありました。
セロリ、オクラ、ナス、ゴーヤなどです。水が好きな品種に必要な実機に十分な給水ができなかったことや、最近の品種が苗の時から水分、肥料分が整った環境で育っており、逆境に弱いといった理由もあると思います。

ことしは大きめのオクラの苗が手に入ったので、植付時と初期成育時に水やりをたっぷりしようと思います。
そうして初期のうちにある程度大きくしておければその後の成果につながるのでは?と期待します。

トマト、キューリ、残りのナス、ピーマン類など、夏野菜の主力品種の植付は5月中旬以降の予定です。

4月に植えたレタスが順調に育っています
同じくキャベツです.今のところ順調

ジャガイモ定植

ことしもジャガイモ定植の時期が着ました。
毎年、4月20日前後からが山小舎地方のジャガイモ定植時期です。

ことし選んだ品種は、男爵が5キロ、北海コガネ、十勝コガネ、PVPが各1キロ。
探していたデストロイヤーという品種には出会えませんでした。

植え付けは、例年の半分程度にしました。
昨年の収量がよくなく、粗放栽培の限界を感じたので、今年は少し集約的にやってみようと思ったからです。

男爵5キロ
その他の品種を軽3キロ用意

去年ジャガイモを植えた圃場は土地が乾いて締まりやすく、また耕耘を浅くしか行わなかったのでした。
また、完全に無施肥で行いました。
その結果、玉の数、大きさ共に満足行く結果にはなりませんでした。

その経験を踏まえ、今年のジャガイモ植え付けの圃場は、ガッテン式畝立てを行った場所としました。
ガッテン式の畝は数列だけでしたので、そこには男爵以外の品種を植えました。

男爵を植える畝は、新たに立てましたが、その際にはスコップで土を起こして(ただしひっくり返さず)、深い部分に空気を通すようにしました。

男爵用の畝を鍬で切る

また、定植前には畝にボカシ堆肥を撒き(初期成育促進のため)、えひめAI酵素の希釈液を散布しました(土壌微生物育成促進のため)。
マルチはしませんでした。

ジャガイモの植付

買ってから1か月近くたつ種芋は、すっかり発芽していました。
全部で8キロほどの種芋を植えると、フェンスで囲まれた(狭い方の)圃場が植え付け完了となりました。

まだまだ圃場の面積はあります。
去年の菊芋の堀残しから芽が出ていました。
今年は菊芋の新規植え付けはなしにしようと思います。

春の耕耘

畑の大家さんから管理機を借りて、畑を耕しました。

春になり、畑は雑草が芽吹いてきたり、あるいは硬く固まった状態です。

ガッテン農法式で畝を立てた部分は、若干のガサの落ち込みがありますが、雑草はまばらで、畝を整形すれば使えそうです。

雑草をひっくり返し、固まった土をほぐすため管理機をかけることにしました。

ラダーレールと虎紐とガソリン携行缶を積んで大家さんのうちに向かいます。
山小舎開きの日に伺ったのですが、留守だった大家さんです。
この日は奥さんが在宅、半年ぶりのご挨拶をします。
いつもと変わらぬざっくばらんな奥さんでした。

裏に回って納屋から管理機を出します。
管理機は置き場所が変わっていましたが、いつも通りに動いてくれました。
積込みもいつも通りにできました。

大家さんの納屋に置かれた管理機
ラダーレールを使って軽トラの荷台に積み込む

畑について管理機のエンジンをかけます。
雑草を起こすだけの場所は縦に一回だけかけます。
植え付け予定の場所は縦横二回かけます。

耕耘している間に野鳥がやってきて耕した土に止まります。
土の匂いが空まで届いたのでしょうか?

こうやって一度耕耘しておけば、畝を立てる際にもかなり楽になります。
硬く締まった土は管理機ではだめで、スコップを入れて空気を通さなければなりません。
また、柔らかな土の場所でも、あとで鍬を使って畝立てをしなけっればなりません。

ことしも畑の季節が到来しました。
次回の作業はジャガイモ用の畝立てです。