国分寺から世田谷まで、国分寺崖線という断層が走っています。
多摩川の河岸断層で、崖線の下を野川が流れています。
国分寺崖線の途中には、武蔵野公園、野川公園といった緑地が多く見られます。
山小舎おじさんが小金井や国分寺方面に自転車で行くときには国分寺崖線に沿った道をとおります。
崖線に沿った道はハケの道とも呼ばれます。
3月中旬の晴れた日。
いつものように自転車で武蔵野公園を過ぎ、西武多摩川線のガード下を抜けて国分寺崖線に沿ったハケの道に出ると、ある住宅の庭にモクレンが咲いていました。
梅が咲き、早咲きの桜が咲き、そろそろモクレンやボケが咲くころになりました。
ハケの道に沿って古い木立が残っています。
春の花も咲き始めました。
ハケの道に沿って野川が流れています。
川の両岸は散歩コースです。
池では釣り人が糸を垂れています。
河川敷のグラウンドでは若い人がサッカーなどをしています。
急角度のハケの上は住宅地で、坂の途中にも住宅が建っています。
急角度のハケを上る階段状の坂道が作られています。
中にはムジナ坂などという歴史を感じさせる名前の坂もあります。
ハケの道には2,3軒の農家も残っており、冬にはキウイを軒先で無人販売しています。
収穫したばかりの硬い実を一袋200円から300円で売ってくれます。
熟れるまで時間がかかりますが季節の楽しみです。