ことしは、ハニーバンタム(とうもろこし)、インゲン、ビーツの種まきをしました。
山小舎でポットに種を蒔いたのです。
うまく芽が出たのがハニーバンタムトとビーツ。
インゲンはほとんど出ませんでした。
芽が出たビーツを大きめのポットに植え替えました。
もう少し大きい苗に育てたら畑に定植します。
ハニーバンタムは発芽したものは順調に育っていますが、発芽率はあまりよくはありませんでした。
もうそろそろ定植しても大丈夫です。
60代、第二の人生、田舎・時々都会暮らし
ことしは、ハニーバンタム(とうもろこし)、インゲン、ビーツの種まきをしました。
山小舎でポットに種を蒔いたのです。
うまく芽が出たのがハニーバンタムトとビーツ。
インゲンはほとんど出ませんでした。
芽が出たビーツを大きめのポットに植え替えました。
もう少し大きい苗に育てたら畑に定植します。
ハニーバンタムは発芽したものは順調に育っていますが、発芽率はあまりよくはありませんでした。
もうそろそろ定植しても大丈夫です。
念願の高遠蕎麦を食べてきました。
5月下旬の平日。
城下町高遠の街並み。
華留運というそば店があります。
街の観光案内所にもこの店のパンフレットが置いてあります。
休日などは客が並びます。
店内には3組ほどの先客。
いずれも観光客風の女性です。
本日の蕎麦として3種類ほどのメニューがかかっています。
山の写真が飾ってあり、店主が山好きなことがわかります。
店名の由来も山のケルンから来ているのでしょう。
注文します。
十割蕎麦もいいのですが食べずらいと困るので、二八蕎麦を頼みました。
ついでにわらびの煮びたしを一皿追加しました。
出てきました。
特にこだわりのない盛り付けです。
蕎麦の量は一見少ないのですが、手打ちなので食べ応えがありました。
歯ごたえがある蕎麦ですがボソボソするようなことはありませんでした。
わらびは十分な量で、山小舎おじさん的には1年分のわらびを摂取できました。
出された蕎麦湯をダシで割って飲み干して、満足。
また来ましょう。
商店街の無料駐車場まで歩きます。
郵便局の前のポストが高遠城址公園桜まつりをモチーフにしたのか、桜にカラーリングされていてほほえましかったです。
造り酒屋の前には湧水が引かれています。
ペットボトルに汲ませていただきました。
初夏の陽気を思わせる高遠の街でした。
無声映画時代に歴史に残る大作映画を作り、併せてクロースアップやカットバックなどの映画技法を編み出したアメリカ人映画監督がD・W・グリフィス。
ダグラス・フェアバンクス、チャールズ・チャップリン、メリー・ピックフォードと4人でユナイテッド・アーチスツという映画会社を立ち上げた。
ユナイト映画は今に続いている。
今回は、グリフィスの代表作2本を見た。
「国民の創生」 1915年 D・W・グリフィス監督 ユナイト
BGMもないサイレント映画。
3時間をどう過ごそうかと心配。
しかも字幕が文学的というか、セリフを表すのではなく、シークエンス全体の説明というかテーマを表す字幕となっており、最初は何が書いてあるのかわかりづらい。
それでも歴史的名作。
シッカリ映画的興味と興奮は味わうことができた。
まず、ヒロイン、リリアン・ギッシュの美しさ。
ついでアメリカの裏の歴史ともいうべき黒人解放の過程の裏面史が描かれていること。
KKK団と自由黒人急進派の激突のスリルとスピード感。
「国民の創生」は重層的に楽しめる映画だった。
映画は、南北戦争を挟んで、南部の家庭と北部の家庭の交流と運命に翻弄される姿を立軸に、黒人奴隷解放の流れと相克を横軸、にして進む。
南部の白人家庭に生まれた娘を演じるリリアン・ギッシュは、交流ある北部の青年に思いを寄せられ、戦争に翻弄された挙句結ばれる。
ギッシュは南軍の従軍看護婦になるなど波乱の歴史に気丈に立ち向かう娘を演じる。
戦争は北軍が勝ち、今に至るアメリカ権力と価値観の流れが形作られる。
黒人に対する処遇もこの時に形作られる。
奴隷として白人に従属するのが南部の黒人で、黒人自身もそれを望んでいた。
北部では黒人を開放し、程度の差はあっても白人と平等に扱うという方針。
南北戦争の結果、解放された黒人は「自由黒人」と呼ばれ、一部は急進化した。
南部支配のために北部権力者のコマとして南部に送り込まれた黒人もいた。
映画では、黒人解放に関するエピソードがつづられる。
白人の犯罪者を隊長とする北軍黒人部隊の、南部人に対する乱暴狼藉。
負けた南軍に対する融和政策を掲げるリンカーン大統領の北部急進派による暗殺。
白人との混血黒人を南部に送り込み、不正選挙で州副知事に祭り上げる北部急進派。
不正選挙の結果、州議会議員数は黒人議員101人、白人議員23人となり、逆差別が横行する。
北部出身の黒人たちによる南部の黒人へのリンチなどの乱暴狼藉、南部の白人への迫害。
南部白人家庭に押し掛ける自由黒人たち、娘らは地下に身を隠す。
うっかり一人で水を汲みに出た娘が、横恋慕する黒人に追いつめられた挙句、崖から身を投げる。
やむなく南部の白人たちが、白装束に身を固めて反撃に出る。
南部の女性たちが秘密裏に白装束を縫う。
KKK団の始まりだった。
南部出身のグリフィスは、自由黒人急進派の乱暴狼藉ぶりを執拗に描き、南部白人の反撃をヒロイックに描く。
現代の価値観では(特に映画などマスコミ及び表現手段では)「結果としての黒人差別は100%悪く」、また「KKK団は100%悪い」ことになっているので、この映画は、現在ではとんでもない独断と偏見に満ちた作品という評価だ。
とはいえ、アメリカ映画最大のヒット作の一つである「風と共に去りぬ」は、注意深く直截的な表現描写は避けているが、南部出身の原作者マーガレット・ミッチェルの価値観に沿った内容となっており、その精神は「国民の創生」とベクトルが同じである。
出演者ではリリアン・ギッシュのほかに、その妹役の少女の演技が印象的。
幼いころの突拍子もないふるまい、娘盛りになってからのコケテイッシュな振る舞いがいい。
グリフィスはスタジオで自分の周りに可憐な乙女たちを集めるのに熱心だったという。
その象徴がメリー・ピックフォードであり、リリアン・ギッシュだった。
主要黒人配役を、黒塗りの白人俳優が演じるなど、ムリヤリの演出が時代を感じさせるものの、この作品はグリフィス版「風と共に去りぬ」ともいうべき大河ドラマでもあった。
「イントレランス」 1916年 D・W・グリフィス監督 トライアングルフイルム
ハリウッド史上最大の作品なのではないか。
1話1作品は優に作れるスケールで、4話同時進行の1作品とした。
どの挿話もスケールがただものではない。
大セット、大エキストラは今後とも再現不可能な規模だ。
テーマは「不寛容」。
人間社会のおける不寛容な現実とその彼岸における幸福を追求している。
サイレント映画だが内容に沿ったBGMが流れる。
字幕のムズカシサは「国民の創生」同様。
これはグリフィス作品の特性か。
第1話は現代のブルジョワと労働者の話。
工場経営者の気まぐれで解雇になった労働者親子。
かわいらしく、無邪気な父思いの娘。
都会へ出て、父を失い、青年と知り合い、悪に染まった青年を改心させ結婚。
ところが青年が悪時代の流れで冤罪となり・・・。
無産階級の立場から現代社会の無慈悲を描くグリフィス。
その冷酷な現実描写が印象的。
第2は古代エルサレム。
イエスの誕生。
パリサイ人の宗教的不寛容。
第3話は16世紀パリ。
カトリーヌ・ド・メデイチの権力的野心と、それに振り回される王様たち。
結果のバルテルミー大虐殺。
そしてこの映画のハイライトたる、伝説の大セットと大エキストラによる第4話はバビロンとペルシャの戦い。
両側に像の彫刻を並べた祭壇に数十人の侍女が並んでダンスをするハリウッド史上最大の仕掛けによるバビロンの祝宴のシーン。
巨大な城門が開いて、馬が引く戦車が出入りする。
ペルシャ軍は巨大な投石器を運び、さらに馬の革で作った巨大な塔を運んできてバビロンの城壁を攻略せんとする。
この悪夢のような戦闘シーンの幻は、原寸大のセットを使った実写によって再現されている。
今後とも再現不可能な撮影。
これこそが「ハリウッドバビロン」の世界である。
バビロン挿話のヒロインは元気いっぱいの男勝りの娘。
美人だが自ら鎧をまとい、戦車を操り、弓を弾く。
まるでアニメの戦闘少女のようなキャラクターもグリフィスの作によるもの。
「国民の創生」同様、少女たちが魅力的な映画でもある。
ラストに向け、各挿話の山場シーンがカットバックされ大団円になだれ込んでゆく。
かくて16世紀のフランスでは大虐殺に至り、紀元前のエルサレムではイエスが処刑され、バビロンはペルシャに滅ぼされる。
唯一、現代では、冤罪の青年の罪は晴れ、処刑台からすんでのところで救い出される。
不寛容渦巻く人間社会ではあるが、希望は失うまいとのことであろうか。
夏野菜の苗の定植がほぼ終わりました。
5月下旬になっても霜注意報が出る長野県内。
山小舎の朝は気温10度以下になることもしょっちゅう。
かと思えば、カンカン照りの紫外線注ぎまくり、洗濯物もすぐ乾くような日も。
蓼科山山頂にも5月下旬になって雪が積もる日も。
夏野菜の苗に霜は厳禁なのですが、待ってもいられないので定植を行っています。
ことしは東京で好評のトマトを4列、計40本近く作付けしました。
珍しいところでは、カボチャのバターピーナツ、ケール、ステイックセニョールを少しずつ。
夕顔でかんぴょうを作ってみようと思うので、今年は思う存分育ってもらいます(例年、夕顔は育ちすぎて邪魔になるのでツルをバシバシ切ってしまっていました)。
風で苗の根元がゆすぶられるのを防ぐため、ピーマンと一部のナスに肥料袋で苗を囲う「行灯掛け」をします。
ガッテン式の畝は今年で4年目。
土がこなれて、温かいのが頼もしいです。
今年は畝にうっすら発酵腐葉土を蒔きました、いつものえひめAIの散布はもちろんです。
植え付け初期には潅水をどんどん行い、初期成育を促そうと思います。
野草茶を朝飲んでいます。
現在飲んでいるのはヨモギ、ヤーコン。
去年(以前)に採取、乾燥しておいたものをテイーパックに入れ熱湯を注いで飲んでいます。
ヤーコンは葉っぱを乾かしたものです。
スギナの乾燥したものも、同様にして飲んでいたのですが、飲み切っていました。
畑にはスギナが盛大に生い茂ってきました、除草を兼ねてスギナを採取しました。
スギナ茶新物を作りましょう。
ついでにヨモギも採取します。
採取したものはその日のうちに泥付きの根をはさみで切り落します。
採取した野草は傷むのが早いのです。
そのあとに洗浄です。
枯れ草や他の雑草は除いておきます。
洗い終わった野草はざるにあげて水を切っておきます。
翌日から乾燥です。
日当たりがいい日にはほぼ1日で乾燥します。
夜は室内に入れてストーブのそばに置きます。
乾燥したら保存です。
プラスチックなどのケースに入れます。
スギナはキッチンバサミでじょきじょき切りながら入れ物に入れると効率よく保管できます。
乾燥材を同封して出来上がりです。
ジェーン・ラッセル。
大富豪ハワード・ヒューズが自ら監督した唯一の映画「ならず者」でデヴュー。
その煽情的?な宣材写真が検閲に触れ公開が遅れた、という伝説を持つグラマー女優。
その代表作3本を見る機会があった。
「ならず者」 1946年 ハワード・ヒューズ監督 RKO
ジェーン・ラッセルのデヴュー作。
どんなにセンセーショナルな内容か?と思いきや、何ともとぼけた西部のヒーロー達が男の三角関係?を繰り広げる物語だった。
ウオルター・ヒューストン演ずるドク・ホリデイ。
トーマス・ミッチェル扮するパット・ギャレット。
新人ジャック・ビューテルのビリー・ザ・キッド。
男同士でのかみ合わないセリフ、繰り返される意味のない動作。
赤毛の馬にこだわり、たばこを取り合う。
彼ら3人の醸し出す、緩いというか、間延びしたというか、何ともいえない世界。
すっとぼけたウオルター・ヒューストンのキャラと、芸達者なトーマス・ミッチェル、素人っぽいジャック・ビューテル。
この3人に絡む男勝りの野生の女がジェーン・ラッセル。
最高に魅力的な女性なのだが、男たちはこのいい女をあっさり譲り合う、という不思議な展開。
ハワード・ホークスの監督で撮影が始まったこの映画。
当時、ジェーン・ラッセルに夢中だったスポンサーのハワード・ヒューズが、ホークスを更迭して自ら演出した。
監督が素人のヒューズだからなのか、ヒューストンの個性を出しすぎた?独特の演技が(監督を無視して?)冴えわたる。
一方で、監督の「ひいき」にもかかわらず、己の存在感を失わないジェーン・ラッセルがただものではない。
ジェーン・ラッセルの印象の強烈さはヒューズ監督にとってもこれが本望か。
記念すべきはジェーン・ラッセルの伝説が、この映画でスタートしたこと。
「腰抜け二挺拳銃」 1948年 ノーマン・Z・マクロード監督 パラマウント
ジェーン・ラッセルのネット上のフィルモグラフィによると、彼女の第2作目。
ご存じ、ボブ・ホープの腰抜けシリーズのゲストヒロインとして登場。
有名なこの映画主題歌「ボタンとリボン」は劇中ホープの弾き語りで歌われる。
テクニカラーの画面に当時25,6歳のジェーン・ラッセルのドレス姿が映える。
女ガンマンスタイル(カラミテイジェーン役)で、時にはガンアクションを披露。
時にはカラフルなドレス姿でホープとのラブシーンもどき、と活躍するラッセル。
映画は西部を流れるインチキ歯医者に扮するホープが、インデイアンにダイナマイトを横流ししようとする悪漢たちと、それを取り締まろうとする州政府の攻防に巻き込まれ、たわいないギャグとトークで場をつないでゆく、というギャグアクション。
調子がいいだけのインチキ弱虫のお馴染みのキャラを全盛期?のホープが演じる。
まだ若い動きの良さと、毒の薄いギャグのマシンガントークが切れ味いい。
ラッセルは、男にこびず自力で世を渡ってゆくカラミテイ・ジェーンのキャラクターが似合う。
「ならず者」でのキャラクターの延長線上の役柄。
ホープのギャグ映画でのびのびとヒロインを演じている。
全編が大掛かりなコントのようなこの作品で、唯一見ごたえを感ずることができる存在感を示した。
「紳士は金髪がお好き」 1953年 ハワード・ホークス監督 20世紀FOX
ラッセルのデヴューから7年目の作品。
現在ではむしろマリリン・モンローの主演作として認知されているこの作品だが、クレジットの順番はラッセルがトップ。
その存在感はいや増していた。
テクニカラーによる原色の背景と衣装。
のっけからラッセルとモンローのご機嫌なダンスから映画は始まる。
ラッセルとモンロー扮する踊り子二人が船に乗り込み、金持ちの紳士たちを篭絡せんとするストーリー。
乗り込んだ船で同乗のオリンピック選手団とラッセルが意気投合し、歌い踊るミュージカルシーンが楽しい。
ラッセル扮する姉御は余裕たっぷり。
発達の良い脚線美も豪快だが、踊りもゴージャス。
若いモンローの踊りやふるまいに、かわいらしさと繊細さを感じさせるのとは対照的。
どちらもいい。
ホークスのはっきりとした演出はラッセルのキャラにあっている。
この3作品を見ると、ジェーン・ラッセルはアメリカ女性らしく堂々たる体躯を誇った典型的なグラマーではあるが、スキャンダルの間を泳ぐような煽情的なハリウッド女優ではなく、むしろさっぱりとした開放的な性格の女優であると思わせる。
デヴュー作でスカウトされた富豪ハワード・ヒューズにもなびかなかったというし、スキャンダル史上にその名もない。
むしろ「紳士は金髪がお好き」撮影中に、繊細なモンローの代わりにマスコミの矢面に立つという「男らしさ」を示したというエピソードが物語る、開放的で姉御肌に富んだ女優だったようだ。
だからこそそのさっぱりした性格が、ラッセルをしてハリウッドのセックスシンボルとなしえなかった。
各年代のセックスシンボルと呼ばれた、クララ・ボウ、ジーン・ハーロー、マリリン・モンローが持つ、幼児性、神秘性、背徳性、煽情性に寄らず、常識的で大人の女性だったのだろう。
畑が「一番草」の時期になりました。
今シーズン最初の草刈りの時期がきたのです。
このあたりではすでに、畑の周りや道端で、草刈りが始まっています。
山小舎おじさんの畑では、タンポポの種が飛び、ハルジオンの花が咲き乱れ、雑草が生い茂っています。
苗の植付や、畑の準備に忙しく草苅は後回しにしていた結果です。
現在は、苗の植付が一段落し、また今週末から帰宅する予定なので、ここで最初の草苅です。
草刈り機は新しい燃料を入れてスタートをかけると、問題なくエンジン発動しました。
刃を廻し、草に当ててみると、まだ柔らかい春の草だからでしょうか、どんどん刈ってゆきます。
丸刃の切れ味もマアマアのようです。
そういうことで、第一弾は夏野菜の苗を植えた畑の周りの雑草を刈りました。
草刈りを終えてみると、刈った後の草を敷き藁代わりに使えることに気が付きました。
カンカン照りの日、植えたばかりの苗の根元に刈った草を敷きます。
夏野菜の苗を日照りから守ることができます。
県内を歩いていてコンビニに入り、新聞ラックを見たとき、そこにあるのは全国紙だったり、スポーツ新聞だったり、あるいは県最大の信濃毎日新聞だったりします。
が、地域によっては見たこともないローカル新聞が売られています。
塩尻のコンビニで売られていたのは「市民タイムス」という新聞。
買ってみました。
松本に本社がある市民タイムス社は、安曇野、塩尻に支社があります。
松本安曇野地域をカバーする新聞のようです。
月ぎめ2130円、1部売り100円です。
トップ記事の早乙女姿の娘さんによる田植え姿の写真がインパクト大です。
安曇野市の神社の式年遷宮祭の記念行事とのことです。
神仏が息づき、神事が行われ続ける信州らしさを感じます。
年配の方は田植えのことを「お田植絵」と言ったりする土地柄です。
ほかのニュースでは、AC長野と松本山雅のサッカー信州ダービー対決をのぞき、ほとんど地域のローカルニュース。
全国で話題になっている事件が一切出ていないのが心地よいです。
「口差点」という読者投稿欄には94歳になる神奈川県在住のご婦人による、松本蟻ケ崎高校(女子高)時代の思い出がつづられていました。
当時女子学生のあこがれだった、旧制松本高校生。
その松本高校には、のちの小説家・辻邦生が在学しており、演劇祭でスターだった由。
辻に憧れた演劇女子高生だったご自身の思い出を記されています。
松本高校の青春については、北杜夫「ドクトルマンボウ青春記」に印象的に描かれていたことを思い出しつつ、このご婦人の投稿を興味深く読ませていただきました。
地域の市民向けに発行されている「市民タイムス」。
これからも貴重なニュースを発信し続けてほしいものです。
川魚は歴史的に信州地方の貴重なたんぱく源の一つ。
その昔は、鰻、アユ、ウグイなどの天然魚が、近年になってからも鯉、鮒などの養殖魚が食べられてきました。
昆虫食ではイナゴ、ザザ虫、ハチの子などが食べられてきました。
(コオロギを食べるという習慣は聞いたことがありません)。
地元のスーパーの鮮魚売り場には、鯉の切り身、ニジマスの一本ものなどが常時売られており、季節によっては小鮒の丸ごとなども並びます。
鯉料理、川魚の炭火焼きなどは郷土料理として出されます。
スーパーに行くたびに鯉のぶつ切りなどを見て地元らしさを感じていた山小舎おじさん。
値段がことのほか高いなあ、とも思っていました。
ある日、鯉のぶつ切りが30%引きになって売られているのを見て、思い切って買ってみました。
レシピで甘露煮の作り方を検索し、挑戦しました。
まず、切身に熱湯をかけ臭みを撮ります。
その間に煮汁をひと煮立ちさせておきます。
切り身を煮汁に放り込みます。
鍋を廻しながら、アルミで落し蓋をしてストーブにかけます。
煮汁にとろみが出て、切身に煮汁が染み込んでくるまで煮詰めます。
試食。
まず身はふわっとして上等です。
骨が硬いので要注意です。
皮も厚めでしっかりしています。
食べるところはそんなに多くはないのですが味は思ったより良く、川魚の煮魚としては上等なのではないでしょうか。
夏野菜の定植をしました。
カンカン照りの夏日です。
大玉トマト、ミニトマト。
ミニトマトは赤、黄、緑を選びました。
出荷先の彩ステーションではトマトの評判がよく、箱を開けた瞬間売切れるとのことで、今年は作付けを1列増やしました。
植え付け方法も、いつもの斜め植えはもちろんとして、根元に枯れた草などを敷いて乾燥を防ぐようにしました。
キューリは夏涼みという標準種を中心に10本ほど。
植え付け後は水をたっぷりやります。
根元に枯れ草を敷きます。
ナスは長ナス、丸ナス、白ナスを2本ずつ。
4本ほど標準種を加えて合計10本。
水と肥料が大好きな植物なので、肥料はともかく水をたっぷりかけます。
枯れ草を敷いて、支柱を立てます。
ピーマン類はピーマンが2本、シシトウと万願寺トウガラシが1本ずつ。
パプリカの赤、黄を1本ずつ。
鷹の爪唐辛子を2本植えました。
ピーマン類もナス同様に支柱が必要です。
トマトの支柱とキューリのネットはもう少し後に設置します。
翌日の真夏日予報を、枯れずにクリアしてほしいと苗たちに願ってこの日の作業を終えました。