今年はトマトが大豊作です。
今年は畝2列に、計40本ほどの苗を植えました。
苗を斜め植えすることもあり、トマトの一株から3、4本の樹が出ます。
つまり計120本ほどもトマトの樹が育つのです。
一つの樹から大型トマトで少なくとも3個、多くて9個ほどの実が成ります。
大型トマトの樹が90本として、270個以上の実が収穫できる計算となります。
実際はどれくらい収穫できたのかはわかりませんが、畑に行くたびに数十個のトマトが収穫できる時期が続いています。
その中には出荷できないものもあります。
熟しすぎていたり、ひび割れしていたり、傷があるようなものです。
そういう実は山小舎に持ち帰って煮ます。
煮てトマトピューレにして冷蔵保存し、のちにミートソースなどで利用すると、年寄りから子供までがのどを鳴らしてお替りするほどのうまさです。
改めてトマトの味の深さに思い至ります。
お盆の帰省でしばらくご無沙汰した後、畑を訪れたときには、出荷できない籠一杯のトマトを持ち帰りました。
4回ほどに分けて、これらを煮ました。
トマトを煮る際にネックとな
るのが皮と種です。
特に種についてはその除去が問題でした。
ある日テレビを見ていると、町の中華料理屋がトマトの種の部分だけをフライパンで煮詰めてから、戻し入れているシーンが流れました。
これだと思い真似してみました。
トマトを四つ割りにして、ジェルの部分ごと種をフライパンで煮詰めます。
煮ても残る芯の部分もフライパンで煮詰めます。
残りの部分は皮ごと別鍋で煮てゆきます。
あくを取り乍らフライパンを煮詰め、全体が柔らかくなったらザルで漉し、別鍋のトマトと合わせます。
種はほとんど除去できます。
別鍋を煮詰めながら、皮を取り除いてゆきます。
カサが半分くらいになるまで煮詰めてトマトソースの完成です。
冷めてから保存パックに入れて冷凍します。
今年は冷凍コーナーがいっぱいになるほどのトマトソースができました。