おじさん、今年は何を思ったかジャガイモを20キロも植えてしまいました。
そのほかに息子に勧められたデストロイヤーという品種のジャガイモを1キロ植えました。
それだけの広い畑を借りられたからなのですが、いざやってみるとこれが大変です。
植えて1か月のジャガイモ、生育は順調
4月22日に種芋を植えたジャガイモ。
やがて芽が出て、5月20日には、芽かきと土寄せが必要なほど成長していました。
ジャガイモは一つの種芋から、数本から十数本の芽が出ます。
1つの芽から1個のジャガイモができるとして、出てきた芽をそのままにしておくと、小玉の芋ばかりになってしまいかねません。
ピンポン玉くらいの芋ばかりでは困ります。
それはそれで味はいいし、使い道はあるんですけど。
で、たくさん出ている芽を欠いて調整します。
株数を1から2にするのです。
芽の本数ではなく、株の数というところがミソです。
パッと見ただけでは判断が難しいのです。
シカでしょうか、葉をかじられた株が結構ありました。
おじさんは、込み合った芽を間引きするような気持ちでやりました。
また、無理に芽を抜こうとすると、種芋までが引っこ抜けかねませんから注意します。
ちなみに抜いた芽はうまく扱うと成長してイモを付けるそうですが今回はそこまでできません。
土寄せは「腰」との兼ね合い
芽かきの後は土寄せの作業を行いました。
ジャガイモは日に当たると青くなり、その成分は毒だとのことで、新しくできるイモが日に当たらないように、事前に土を盛っておかなければなりません。
イモの数が多くなるとともに、それをカバーする土の量が必要となるわけです。
で、鍬で畝間の土を株元に盛る作業をしました。
やってみて、腰の限界との兼ね合い、せめぎあいの作業であると痛感しました。
1列か2列の畝でしたらまだしも、20キロも植えたジャガイモの株は、20列ほどもの畝を形作っています。
1列がせいぜい10メートル弱の畝とはいえ、20列です!
全体の4分の1ほどやって、腰の痛みで小休止。
今日は全部やらなくてもいいか?と思いながら、腰をだましだまし、もう4分の1。
腰だけでなく体全体が疲れてきます。
無理はできない年ごろだと自分に言い聞かせます。
が、残り少なくなると欲が出てけ局全部やりました。
腰に次いで右ひざも痛くなってきました。
来年は20キロ植えるかどうか?迷っているところです。
作業中、畑の隅をキジかヤマドリのメスが歩いてゆきました。
遠くで首をもたげているのがそうです。
キジ(ヤマドリ)の訪問に、ヘトヘトだったおじさんは、「ひとりではないんだ!」と勇気づけられました。
夏野菜の苗の様子
前日に定植した夏野菜の苗の様子を見てきました。
風があり、日差しが強い中、みな頑張っています。
風があっても揺れすぎて苗が弱らないように、支柱への結び目を結びなおしました。
葉がマルチに触れると焼けてしまうので、苗の根元にイネ科の雑草を畔で刈って敷くなどしました。
さらに、風に吹かれて弱っている幼苗には、地元の畑で行われる防風措置を施しました。
その防風措置とは、肥料袋などを再利用した囲いです。
肥料袋の底を破り、筒形にして、支柱で筒の四隅を支え、苗を囲むのです。
地元の畑でよく見られ、最初は、長芋かごぼうでも作っているのだろうかと思いましたが、風の強い地方で苗の定着を助ける方法だったのです。
もちろん苗の根元には、えひめAI液の希釈を潅水しておきました。
幼い苗たちですが必ずや自力で生き延びてくれるでしょう。手助けは惜しみません。
スイカの苗も1本植えてみました。