東京ローカル路線バスの旅 調布から新宿を目指す

おじさん新春路線バスの旅です。
今回はおじさんの住む調布から新宿を目指します。
急に思い立っての旅なので、自宅最寄りの京王線つつじヶ丘駅を出発点としたのが11時でした。
果たして東京で、目的地までバス路線はつながっているのでしょうか?

早くも試練!つつじヶ丘から東進のバス便なし!

つつじヶ丘駅前に来たおじさん。バス路線を調べます。予備知識も、ネット調査もしないのがルールです。
つつじヶ丘駅北口からは、新宿方向にまっすぐ東進する、千歳烏山行きのバスがありますが、朝に3便あるだけでした。慌てて南口へ。最も東へ進む路線は成城学園行きです。
小田急バスに乗車します。11時52分です。
成城学園は新宿方面から見て、90度とは言いませんが、45度はたっぷりずれた方角ですが、やむをえません。
成城学園についたらその先を探すことにします。

成城学園駅前はバスの一大ターミナルでした!

成城学園駅に到着です。
小田急線の主要駅です。
一般的に私鉄各線は、駅前にバスターミナルやロータリーなどの敷地を有しているとは限りません。
23区内の都心に近い駅ほどそうなります。
その点、大なロータリーを有する成城学園駅前は例外的な駅です。千歳船橋方面、二子玉川方面などへのバスの一大ターミナルとなっていました。ここから千歳烏山を目指すことにします。
12時32分発の便まで10分弱あります。
小田急線駅を中心に展開する箱根そばで昼食です。5分で食べました。

千歳烏山で痛恨の乗車ミス!国道を歩いて挽回!

千歳烏山に向かいます。
千歳烏山は、つつじヶ丘からまっすぐくれば、電車で2駅。5分ほどで着く距離です。
路線バスでは乗り換えて1時間弱かかりました。

途中、祖師谷公園を通ります。
遠くに見えるブルーシートは世田谷一家事件の現場です。
現場の家そのものは保存されていますが、周りの住宅は公園拡張によりなくなっています。

着いた千歳烏山駅にはロータリーがありません。
旧甲州街道沿いの北口のターミナルは、バス2台分のスペースを警備員2人で切り回しています。
運行しているのは関東バスです。
吉祥寺行きと、荻窪行きの2系統がありました。
どちらも北上するルートで、ほとんど新宿方面へ東進しません。

考慮の結果、京王線の2駅ほど東進したところの、環状八号線まで出る荻窪行きのバスに乗り、途中下車することにします。
13時20分発です。
来たバスに乗って発車後気が付きました。
間違って吉祥寺行きに乗ってしまいました。
すぐおりて、国道20号線に出て歩くことにしました。
20号線沿いにバス停はありませんでした。

杉並区を走るコミュニテイバスで下高井戸へ

寒風吹きすさぶ20号線沿いを歩きました。

環状八号線との交差点です。
ここを超えると桜上水駅までのバスがあるはずでした。現在では路線バスが撤退し、すぎ丸というコミュニテイバスが運行していました。
井の頭線と京王線をつなぐ巡回路線ですが、1時間に2本の運行で待っているわけにはいきません。

まだ新宿までは8キロあります。
疲れてきましたがもう少し頑張ってみます。

途中、八幡山という駅に寄ってみました。
小田急線の経堂駅行きの便がありました。
新宿方面に向かっては、激しく寄り道する路線なので利用できません。

再び20号線に戻り、桜上水駅まで歩いて駅員さんにバスを尋ねました。
桜上水駅から20号線に出ると、新宿方面に巡回バスのすぎ丸が出ているとのことです。

とりあえずバス停まで行きました。
寒いし、くたくたでしたが時間を見ると14時47分発があります。もうすぐです。待つことにしました。

行き先は下高井戸駅入り口でした。乗りました。

すぎ丸の路線の最東端、下高井戸駅入り口につきました。今日はここでギブアップ。
東京の路線バスは平日昼間も、高齢主婦層や老人で、座席はほぼ満員の乗車状況でした。
都内のバス路線は鉄道に沿ったコースは少なく、鉄道路線を結ぶルートが多かったのは想像通りでした。

京王線沿線ルートでは新宿を目指すのは想像以上に困難でした。
再度別ルートで挑戦します。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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