令和6年畑 畑じまい その1

畑じまいの作業をしに畑へ行きました。

しばらくぶりの畑は、夏のように草ボーボーとはなっていませんが、しばらく手の入っていない畑の様子を醸し出しています。

作業以前の畑

今日の作業予定は、収穫の終わった野菜の根っこ抜き、支柱撤去です。

白ナス、ゴーヤ、ピーマンなどの木は枯れてはいるものの、霜にやられてふやけた実がついていたり、根っこが張っていたりします。
ズッキーニ、キューリなどは跡形もなく溶け去っています。

白ナスの木を抜く

畝から野菜の根っこを抜いて、後日のマルチはがし作業を容易にします。
雑草もまだ根をはびこらせています。

マルチから野菜を抜く

キューリなどに使ったネットを外します。
トマトの支柱はビニールテープで組んであるので、解体に鎌を使ってテープを切ってゆきます。

解体した支柱
支柱にはカマキリの卵

植物の強さを感じたのは、まだトマトが青い実をつけていたこと。
最近までゴーヤが実をつけていたこと。
明日葉は猛暑の季節を切り抜けむしろ元気。
セロリが新しい芽を出したりしていました。

まだ元気な青いトマト
ゴーヤの実は少し前だったら食べられた
明日葉は元気

地表部が霜で溶け去った里芋を掘ってみると、収穫がありました。
青いトマト共に持ち帰りました。

収穫した里芋

まだまだ畑じまいは続きます。

作業後の畑

令和6年畑 菊芋収穫開始

畑仕事がまだ残っています。
全く手つかずの菊芋畑があるのです。

今年は(去年も)全くほったらかしの菊芋畑。
新たに種芋を植えてもいませんし、途中の手入れもしていません。
放任です。
それでも勝手に増えてゆきます。

今年も、茎数が増え、花が咲き、枯れ始めました。
そろそろ掘ってみますか。

収穫期を迎えて菊芋畑

すっかり肌寒くなった畑で菊芋堀を行います。
まず、茎を数本持って倒すように抜き取ります。
球根が出現します。
さらに抜き取った後をスコップで掘り起こすと、ゴロゴロ球根が現れます。
今年もよく育っています。

菊芋の茎を握って抜いて見る

菊芋全体の1割ほども掘ったでしょうか、疲れてきたので休憩です。
2,3日の作業では全量収穫はできないので、とりあえず東京で菊芋を待っている人たちの分が採れたことで、今日の作業は終了とします。

抜いた後をスコップで掘る

少し乾かして泥を取りましょう。
そのあとで東京に送ることにしましょう。

菊芋が地中から現れる

菊芋はイヌリンという成分が豊富な食品で、人気が出てきています。
直売所でもよく売られています。
生では食味が悪いので、スライスして酢漬けにしましたが、あまり消費が進みません。
今年はスライスして干した後、粉砕して菊芋茶を作ってみようと思います。

この日の収穫分

ヨモギ、スギナ、ヤーコン葉に菊芋を加えた野草茶で健康を維持したいものです。

令和6年畑 ヤーコン収穫

今年は数年ぶりにヤーコンを収穫できました。

ヤーコンは南米生まれのスーパーフードと呼ばれる食材です。
山小舎おじさんの自宅では主にスムージーの材料として活用しています。
生でサラダで食べたりもします。
独特のすっきりとした香りと、シャキシャキした食感が素敵です。

更にヤーコンの葉を乾燥させるとお茶として利用できます。
山小舎では毎朝の野草茶として、ヨモギ、スギナに混ぜてテイーパックに詰め、熱湯を注いで服用しています。
家族にも好評です。

今年は苗を5株ほど植えました。
山小舎のヤーコン茶が残り少なくなってきたので、今年は新物をぜひ補充したかったのです。

苗が小さいときには鹿に蹂躙されますので、ネットをかけて育てました。
猛暑に耐えてヤーコンは育ちました。
狙い通り大きめの葉がたくさんついています。

まずまずに育ったヤーコンの地上部

この日は収穫です。
葉を傷つけないようにして、茎をもって根を起こします。
期待通りとはいきませんでしたが、芋が少々採れました。

茎をもって引き出すと芋がついてくる
芋の収穫量はわずかだった・・・

芋は乾かしてから食用にします。
葉っぱは大事に持ち帰って、新しいうちにお茶に加工します。

地上部の収量はタップリ

令和6年畑 トウガラシ収穫

今年余りかまえなかった10月の畑に行きました。
夏から放ってあった雑草の残りを刈るためです。
それとトウガラシを収穫するためです。

夏の盛りに猛威を振るった雑草たちも、夜の寒さで半分枯れてきた畑。
枯れた雑草が圃場に倒伏し、覆い尽くしている中、ススキ、ゼンマイなどの雑草が青々と屹立していました。
それらをざっくり草刈り機でなぎ倒しました。
ツル系の雑草が草刈り機の刃に絡みます。

とりあえず、秋の草苅りを終えました。

この後は、本格的に草草が枯れたころに、鹿よけネットの撤収を行いたいと思っています。

その後、夏野菜を採り終わった圃場へ向かいます。
トウガラシが植わっている場所です。

収穫を待つトウガラシ

ここでは、夏草刈りを数度行ったせいか、雑草の猛威は鳴りを潜めています。
キューリ、ズッキーニなどの作物は枯れて、溶け去っています。
ナス、ピーマン類、ゴーヤ、ツルナなどは、株によっては生き残っていて、少々の収穫がありました。

ゴーヤ、白ナス、ツルナ
赤くなった万願寺トウガラシなど

トウガラシの根を抜き取ります。
ガッテン農法の畝に根付いた根っこは、深く、がっちり根を張っていて、自力では抜き取れないこともあります。
トウガラシの根っこも3本中、1本はやむなく鎌で切り取りました。

収穫したトウガラシ

トウガラシは、今年も期待通りの出来です。
陰干しして、東京に送ったり、山小舎で年中使いたいと思います。

カマキリの卵が枝についていた

令和6年畑 9月の草刈り

8月中は放っぽりぱなしだった畑に秋がやってきました。

雑草がバシバシと生えっぱなしで、ネットは崩壊したまま、残っている作物は果たして生きているのか?
草刈り機をもって畑へ向かいました。

ほぼ半分しか使っていない圃場の草刈りをします。
耕作放棄地そのままの姿です。
夏にざっと刈った後の刈残しが半分枯れながら土の上に横たわっていて、その横たわりを起こしながら刈ってゆきます。
時間と体力が掛かります。

草刈り前の圃場の状態
太く硬い雑草が生い茂る
雑草を草刈り機で倒してゆく

圃場の端の部分、法面などもできるだけ刈ります。
こうすると遠目にも「手入れした感」が出るのです。

夏の間放っておき、十分に幹が太くなった雑草は硬く、重いので、草刈り機で刈ってゆくに従い腰が疲れてきます。4枚の圃場のうち1枚をこなすのに燃料タンク満タン分、1時間半ほどかかります。
先が長いので今日はここまでとします。

雑草を倒した後の圃場

心配したヤーコン、サツマイモ、長芋などは無事育っていました。

ヤーコン
サツマイモ
長芋
自然発芽したエゴマ

まったく手入れしていない菊芋は盛況です。

菊芋

令和6年畑 夏野菜終了

8月は2、3回しか行けなかった畑。
9月早々、様子を見てきました。
草刈り機を持って行き、雑草を刈って収穫しました。

素人農業とはいえ、今年ほど畑をほったらかしたことはなかったでしょう。
それでも草の中、健気に実っている野菜もありました。

大きくぶら下がっている夕顔を2本を収穫します。

夕顔2本、ズッキーニ、つるむらさき

キューリも今年は遅くまで実っています。
枝豆はよく実ったのですが、完全に収穫遅れです。
硬くて食べられないので、このままにします。

万願寺トウガラシ、キューリ、ゴーヤ

今年はよくできたミニトマトもこの時期になるとに実割れしています。
大玉トマトはほとんど腐っています
風通しが悪かったからなのでしょうか、何か病気が発生していたようです。

トマト最後の収穫。食味が悪く大玉は生食も加工もできなかった

ゴーヤが一本と、万願寺トウガラシが少々採れました。

今後は、カボチャと唐辛子が採れるでしょうか。

別な畑のヤーコンは無事でした。もうシカの食害はないでしょうから(ヤーコンの葉は苦いので鹿は好まない)秋には無事収穫できそうです。

雑草なのかヤーコンの葉っぱなのかわからない

畑の周りには、雑木やイタドリのような木が盛大に生い茂っており、オソrしいほどです。
秋までにきれいにしたいものです。
フェンスを伝って生い茂り、畑の通気を阻害しているツタも遅まきながらもカットしておきましょうか。

長久保宿の家の軒先に提灯がぶら下がっていた。神社の祭礼があるのか

令和6年畑 枝豆収穫

8月中旬を過ぎたころです。

8月3日に孫一家が来て以来、畑には行っていませんでした。その間、孫たちが畑に行って、枝豆、ハックルベリーなどを収穫してきました。

孫が帰り、山小舎おじさんも一緒に東京へ戻り、さらに北海道へ帰って墓参りをしてから山小舎に戻ってきました。畑に来たのは3週間ぶりくらいでしょうか。

まだまだ日中は暑い畑ですが、ときおり吹く風が涼しくなっていました。
フェンスを開けると草がボーボーです。

3週間ぶりの畑の全景

まずは草刈り機であぜ道の草を刈ります。
ついで久しぶりの収穫です。

夕顔が3本ぶら下がっています。
持って帰っても古くなるだけなので収穫までそのままにします。

夕顔

太いキューリが10本ほど採れました。

収穫したキューリ、ピーマンなど

トマトはミニトマトを中心に一籠収穫です。

実っているミニトマト
収穫したトマト

そして枝豆。
今年は大豊作です。
鞘が丸々としていますが、表面がやや黒ずんできました。
収穫時期が遅れたようです。
一応、山小舎おばさんが調布でやっている「みんなの居場所、彩ステーション」に出荷してみます。
根と葉を切って揃えます。

枝豆を抜く
根と葉を切る

トウモロコシが少し採れました。
セロリも1本抜いて見ます。

トウガラシが赤くなってきた

枝豆でひと箱、トマト中心にもうひと箱。
彩ステーションに送ってみます。

令和6年畑 初出荷

今年はなぜか畑づくりに熱が入りません。
思うように苗が成育しなかったり、野菜の味が去年よりよくなかったりが原因かもしれません。

東京に帰る日数が多くなったり、草苅バイトに出ることを優先しているせいかもしれません。

この日、畑に行って草刈りと収穫をしました。
成育がうまくいってないとはいえ、最盛期の畑へ行くと収穫量はそれなりにあります。
キューリやズッキーニ、トマトは、おすそ分けや自分の消費程度では余ってしまってどうしょうもありません。

トマトの味が想定通りではないこともあり、保留していた彩への出荷を行うことにしました。

畑では夕顔の実がぶら下がっています。
黒々としたハックルベリーの実が収穫時期を迎えています。
トウモロコシの穂が出てきました。
枝豆の実が膨らんできました。
トマトは変わらず赤く熟しています。
ミニトマトは味も例年と変わらず、枝を四方に伸ばしています。

夕顔の実がぶら下がっている

今のところセロリとルバーブも順調なようです。

この日は、育ちすぎのキューリをたっぷりと、ズッキーニを数本、トマトを一籠分収穫しました。
品質の良いものひと箱分を彩に送りました。
大好評で売れたとのことでした。

収穫したズッキーニ
収穫したトマト

8月になり、ヘタすると中旬まで畑に行けなくなるかもしれません。
枝豆、トウモロコシはどうなるのか。
彩への出荷はあと何回出来ることでしょう。

令和6年畑 「収穫」ラッシュ

7月中旬の畑です。
1週間ほど自宅に帰り、戻ってみた畑は雑草とともに、収穫時期を逸したキューリなどが実をつけ、夏の盛りを迎えていました。

除草した跡もなくない程の雑草で覆われつつある畑では、巨大なキューリがぶら下がっていました。
集めるとやっと持てるほどの重量になりました。
巨大なものばかりで、キューリ好きのバイト仲間といえど、持ってゆくのは憚られます。

この日収穫した巨大キューリ

ズッキーニも巨大なものが3本ほど転がっていました。
去年は採れなかった巨大ズッキーニ。
豊作はうれしくもあり、もったいなくもありです。

巨大ズッキーニが成っている
ズッキーニ、この日の収穫

トマトはぽつぽつと赤い実が成っています。
雨が多かったのかどうなのか、肝心の枝ぶりに旺盛さが見られません。
実にも病気のものが若干あります。

味見したトマトは例年のようなコクと青臭さと滋味がなく、これまたお配りするほどのものではなく残念。
収穫するとザル一杯にはなりましたが、生食用にとっておくほかは料理用に煮て使うしかないようです。

寂しげに成っているトマト
収穫したトマトを集める

ハックルベリーの実が成っています。
重々しく黒々とした実が鈴なりです。
苗がよかったのか、その後の生育がうまくいったのか。

元気なのはハックルベリー

もう一か所の畑では、収穫前のジャガイモが全滅です。
防獣テープもものかわ、畝を掘り起こして芋を食べ尽くしています。
イノシシの仕業です。
ここがイノシシの餌場であったことを忘れていました。
イノシシと鹿のW攻撃は強力です。

イノシシが「収穫」した後のジャガイモの畝

令和6年畑 初収穫

いつの間にか畑が収穫期を迎えていました。

第二回目の除草に訪れた畑ではよく見るとキューリ、ズッキーニが実っています。
さっそく収穫しました。

キューリは、塩昆布と和えて、ぬか漬けにして、冷やし中華の具材にして食べました。
例年、とり遅れて太くなったキューリも喜んで食べてくれるバイト仲間の家にも配りました。

シシトウ、ピーマンは魚焼きグリルで鳥軟骨と一緒に焼きました。

ズッキーニは輪切りにして焼いて塩をかけました。

久しぶりに食べた畑の野菜。
まず土の香りがしました。
ついで甘味も。

これは大地の味ではないでしょうか!?