信州ソウルフード放浪記VOL.4 茅野駅で立ちそば

信州といえばそばです。
おじさんのお気に入りは茅野駅西口の立ち食いソバ、白樺亭です。

茅野駅と隣の商業ビル・ベルビアへ

茅野駅はJR中央線の主要駅として、「8時ちょうど」に新宿を出発する特急あずさも停車します。
新宿を8時発だと茅野到着は10時ころでしょうか?

普通列車では、上りは甲府行きが多く、下りでは松本行きの便が多く、地元の人が利用しています。

土日は観光客、登山客の利用も多く、にぎわっています。
茅野の街中で歩く人を見かけることはほとんどなくとも、駅には人が集まっています。

西口には通りを挟んでベルビアという商業ビルが建っています。
3時間無料の地下駐車場を有するビルです。
ちなみに岡谷には5時間無料の駐車場が町の中心部にありますが、いずれにしても買い物客を国道のロードサイドから町の中心部に呼び戻そうという地元商店街の意地を感じます。

閑話休題。
このビルの二階の一角・バラック通りには、蓼科の別荘を長年利用していた映画監督の小津安二郎を記念するコーナーがあります。

小津との縁により毎年茅野で開かれる蓼科高原映画祭のポスターなども展示されています。

小津が利用した別荘の室内の再現です。地元の清酒ダイヤ菊が好みだったとのこと。
すっきりとした飲みやすい酒です。

さりげない展示コーナーで訪れる人もめったにいませんが、茅野の文化レベルの高さを示すものではないでしょうか。

立ちそば白樺亭

ベルビアから連絡通路を通って茅野駅西口へ行きます。

駅構内に入ると左手に立ち食いソバの白樺亭があります。
おじさんは昼頃に茅野の街へ行くと、ここでそばを食べることがよくあります。

自販機で食券を買います。

メニューです。

通常バージョン(ゆでそば使用)のかき揚げそばが400円です。

かき揚げ自体はそれほどでもないのですが、やはりそばが違います。
コシがあるというか、歯ごたえがあるというか、立ち食いソバとしては出色のレベル。
信州ならではです。

これで店の前に打ち水でも打ってあったら・・・、って駅構内の立ちそば屋では無理な話ですが。
観光客に交じって地元の高校生などもよく食べています。
地元に愛される場所です。

駅の改札口とは別の一角には、観光案内所があります。

茅野を舞台とするアニメの「聖地」の紹介コーナーもあります。

茅野市も時代をキャッチアップして頑張っています。

地元パワースポット訪問記VOL.6 不動の滝へ行ってみた

おじさんの行動範囲である大門街道(国道152号線)沿いに、不動の滝への案内板がある。

町指定の景勝地であるらしい。
地元の人に聞くと「6メートルばかしの滝があるだけだ」とのことで興味は後退していた。
が最近別荘地の高齢者作業バイト仲間の一人が、「不動の滝への道沿いの側溝にはヤマベがうようよいる。地元の人は海の魚は食べるが、川の魚は食わないんだな」というのを聞き、がぜん行ってみたくなった。

大門街道から不動の滝への道

大門街道沿いの案内看板。

見ると集落の中を細い生活道路が続いてゆく。
車の出入りもほとんどなく、観光地の持つ輝きなど全く感じられない。
普通、わざわざ行ってみようとは思わない。

果たして車は交差できる道なのか?
入って行って地元の人に怪しまれないのか?

おじさんの長野ナンバーの軽トラで入ってゆくと、やがて集落は早々に消え、田んぼや畑が広がる。
なるほど側溝があるが、田植えの季節のせいか、水がごうごうと流れており、魚影が見えるどころではない。

林道を登ってゆくと獣除けのゲートがある。
ここまでですれ違ったのは農作業の軽トラ1台のみ。

不動の滝は厳粛な空間だった

ゲートをくぐると畑はなくなり、ひたすら林道が続く。
やがて不動の滝一口の看板が見える。

林道から滝の入口へ入ってゆく。
町の案内板が立つ車だまりとなっている。

そこから見える堰堤も大規模で、流れ落ちる水には滝の趣があるが、不動の滝はここからさらに600メートル先とのこと。

ダートの坂道を車で少し上ると車両通行止めの看板。
ここから450メートルを歩かなければならない。

坂道を登ってゆく。
階段は必要ないがそれなりに急な角度の坂道。
周りは全く人影などなく山の真っただ中にいるのだが、道の周りだけは辛うじて人の気配が残る。
それなりに人出はあるのだろう。

やがて左手に巨石の壁がそそり立つ景観となり、行く手に不動の滝が現れる。
大きな滝ではないが、巨石の壁の間から水が流れ落ちるシチュエーション。
滝の流れの背後の苔むした青が俗世間との距離を感じさせる。

遠く左手に見える祠はかつて修行者が篭った名残とのこと。
独特の静謐を感じる空間。
まったくの自然が持つ怖さや排他性ではなく、人間が支配する空間ながら神聖な感じ。

これだから信州は行ってみなければわからない。
不動の滝は立派なパワースポットではないか。

夏野菜の苗を定植しました

いよいよ畑の季節の本番です。
満を持して夏野菜の苗を定植しました。

購入した苗は

トマト(品種名:大型福寿)の接木苗を4本。
同じく自根苗を2本。
ナスは千両2号という中型種の自根を4本。

接木苗とは、文字通りほかの植物の根に接ぎ木をした苗のこと。
自根苗とは自分の根で育った苗のこと。

売っている苗を見ると、なるほど接木苗は盛大に育っている。
一方、自根苗は小さくてこれから育つのに時間がかかりそうな感じ。
値段は接木苗が200円以上で、自根苗が80円ほどとかなり差がある。

ようし、おじさんは安い自根苗を買って育てよう!と思いました。
小さい苗を時間をかけてゆっくり育てよう!安いし。

というわけで、直売所やJAで夏野菜の苗を買いました。
トマト、ナスのほかには、キューリの自根苗を4本、ヤーコンを3本、ズッキーニを2本、ピーマンを2本、鷹の爪を2本、ハックルベリーを2本、ツルムラサキを2本、ミニトマト、ししとう、万願寺唐辛子、大玉スイカ、エゴマ、オカヒジキを1本ずつ。

ゴーヤ、食用ほうずきは入手できなかった。
占めて4200円ほどの費用だった。

まずはアスパラガスの苗を植えました

アスパラガスの苗というものはおじさんも初めてみました。根っこが20本も出ている苗なのですね。
植え付け時期が過ぎようとしているのか、半額になっていたので5株ほど買ってみました。

根っこを広げて植えます。
乾燥に弱いので、土の表面にはもみ殻を敷いておきます。
早ければ来年春からの収穫になります。

夏野菜の苗を植えます

先日、えひめAIの潅水とともにセッテイングしておいたマルチに穴をあけます。
マルチの中の地温はホッカホカに温まっています。
土もふわふわです。

地温に歓迎されるように、自根苗の夏野菜たちが定植されてゆきます。

ポットの中で一度、えひめAIに浸され、慣らされた苗たちは、あたたかな地中で再度、えひめAI液の歓迎を受け、自立への第一歩を踏みしめてゆきます。

幼い苗たちは吹き付ける風に揺れ、影響を受けるので支柱に縛って風に対処します。
また、葉がマルチに直接当たって焼けないように注意します。

トマトは斜めに植えます。
トマトは茎からも芽出しさせ、1つの苗に3本の根を生やすようにします。

よちよち歩きの苗たちがそろいました。
不安だらけですが、ここからは苗たちが自分の力で育ってゆくのを見守るしかありません。
時間はかかりますが最終的にはたくましく育ってゆくでしょう。
おじさんは可能な限り手助けすることしかできません。

ヤーコンも株分けして5株定植しました。
マルチ代わりにもみ殻をたっぷり敷いておきます。

ハックルベリーは3株。今年もお得意さんが朝市で買ってくれるでしょうか?

これはエゴマの苗です。

夏野菜用の畝にマルチをかけました

5月中旬になりました。
信州の高原でも農協の店先に夏野菜の苗が出ています。
トマト、ナス、キューリなどの夏野菜こそ、畑づくりの年間のハイライトです。
おじさんも夏野菜の苗定植の準備を始めました。

畝立てからマルチングまで

夏野菜の特に果菜は、借りてから3年目の畑に作ることにします。
3年目でよく土がこなれていることと、フェンスに囲まれているため、獣害の懸念もないからです。

この畑は、耕運機で耕さなくてもサクッサクッと鍬が入ります。
畝を切り、雑草などを取り去ります。

マルチングをきれいに行うためには、畝をきれいに立てることです。
畝の表面をレーキで均してゆきます。

ここでえひめAI溶液をたっぷりかけます。
元肥と追肥を兼ねた働きを期待するスーパー溶液です。
といってもえひめAI自体に植物用の養分があるのではなく、土壌の微生物用の養分に富んでいるため、植物にとって最適な状態に土壌を整えるのです。
濃い目のえひめAIをじょうろで潅水した後、急いでマルチをかけます。

マルチのかけ方のコツは、風が入らないようにかけてゆくことです。
端っこをピンでとめた後、空気を押し出すようにマルチを伸ばしながら、順に畝にかぶせてゆきます。
両端を土で押さえてマルチの中で風が暴れないようにします。

どうしてもゆるみは出るので、マルチの中央に土や石などを置いて押さえます。
苗を植える際にはマルチに穴をあけます。

マルチの中は、乾き気味の湿度となり、トマトなどには最適な状態となります。
水気を欲しがるナスやゴーヤなどには、適宜穴から給水します。
トウモロコシなどはマルチの真ん中にくぼみを作り、穴をあけて雨水が吸収されるようにしておきます。

今日はとりあえず4列の畝にマルチをかけました。ナス用、トマト用、キューリ用、ピーマン用に各1列です。

さあ、次回は夏野菜の定植です。

ジャガイモが発芽しました

4月24日に定植したジャガイモ20キロが発芽しました。
約2週間での発芽です。

標高1300メートルの山小屋でポットに蒔いた種がなかなか発芽せず悩んでいたところでしたがグッドニュースです。
さすが標高600メートルの低地にある畑です。
7月にはジャガイモの収穫ができそうです。

畑の隅の春の恵みを食す

畑に行くと、すみっこやあぜ道に春の植物が芽を出しています。

ウドです。

畑のわきに芽を出していました。
大家さんが昔植えたのでしょう。

一度遅霜にやられて枯れてしまいました。
でもあきらめずに新しい芽を出しまていました。

自生の植物でさえ季節を誤るほどの今年の低温なのでしょうか。
数本いただいて帰りました。


酢味噌和えにしました。

ニラです。

これも畑のわきに自生しています。
二握りほどちぎるとニラの香りが漂います。

山小屋のお向かいさんから頂いた卵でとじて食べます。
半分野生のニラは歯ごたえがありました。

よもぎがあちこちに群生しています。

新しい芽のうちに取りました。
とりあえずざるにあけて日に干しました。
フライパンで炒って瓶に保存します。
よもぎ茶として毎朝飲もうと思います。

本来のよもぎ茶の作り方は、採取した後、葉先だけを蒸して、乾燥させた後、炒るのだそうです。

炒りすぎると焦げ臭くなり本来の香りが損なわれるので気を付けます。
おじさんは去年のヤーコン茶作りで炒りすぎて失敗しました。

里芋を植えました

畑は春の作業で大忙しです。
今年から面積が1反歩ほども増えたのでおじさんは大慌てです。
春の最初の耕耘に始まる作業は、畝立て、植付へと進みます。
その間にポットに種まきして発芽させます。

夏野菜は苗を買って植えますが、まだそこまで作業が進んでいません。
ようやく今シーズン最後と思われる遅霜が終わったところなので、夏野菜の定植はこれからです。

里芋の植付、畑の準備

新しく借りた畑が4枚あります。
昔は田んぼだったようで、素掘りの用水路の名残から水が漏れてしみる畑です。
また山際に立地するので、午前中から山の陰になる部分があります。

里芋は暑さを好みますが、湿気好きで日陰でも大丈夫とのこと。

そこで、山の陰で湿気の多い場所に畝を立てることにしました。

収穫まで時間がかかる作物なので元肥をしっかり入れようと、牛糞と化成肥料を混ぜたものを畝の底に敷きます。

肥料が種芋に触れるとまずいので、もみ殻燻炭を元肥の上
に敷きます。

ここでおじさんの畑の魔法の一手、えひめAI溶液をかけます。

このあとマルチをかければ、マルチに覆われた畝はえひめAIの影響下で、微生物にあふれ、植物の楽園になる、はずです。

里芋よ、これから半年間頑張ってくれ

種芋を置きます。
芽が下に来るようにします。
一般の栽培マニュアルとは植える天地が逆ですが、おじさんは座右の「虎の巻」に従い、じっくりと成長させることにします。

覆土して、マルチをかけます。
マルチをするのは、長時間植えっぱなしのため雑草防止と、高温を好む性質から地温確保のためです。
あっ、手順を間違えました。マルチを敷いてから穴をあけ、芋を植えるのでした。
そうしないと、芽が出てマルチを押し上げるころになってからマルチに穴をあけ、芽を出さなければなりません。

それでもいいのですが、水分量や芽の光合成は大丈夫でしょうか?

ともかく里芋の半年間の成長の旅、ゴーです。
かなりやっつけだったけど。

ジャガイモの芽が出始めました

思ったより早く芽が出ました。うれしいことです。

信州の山里の田んぼに水が入りました

信州の山里の田んぼにも代掻きの水が入りました。
田植えの準備のシーズンとなりました。

山小屋から畑までの間の田んぼの様子です

おじさんの畑の隣の田んぼです。
段々畑になっています。
田んぼの水も温まっています。

畑のある集落の田んぼです。
集落の社、松尾神社の鳥居が見えます。

長和町の中心部に下った場所の田んぼです。
残雪に彩られた蓼科山の頂が遠望されます。

用水路には水が勢いよく流れています。

長和町大門地区の田んぼです。

大門地区は山に囲まれた標高の高い地区です。

落花生の種を直播しました

山小屋おじさんの畑は春の作業真っ最中です。
これまで植えたものは、キャベツ、長ネギ、ジャガイモ、藍、紅花です。
ニンニク、玉ねぎは去年から植わっています。
定植を待つ苗は、トウモロコシ、枝豆、インゲン、カボチャ、オクラなどの種をまきましたが、発芽状況がいまいちです。
そのうちに夏野菜の苗を植える時期になってしまいました。

落花生の種を直播しました

5月に落花生の種を直播すべく、種を用意していました。

畑に種を直播する場合、それも豆系の大きな種をまく場合には、鳥害を考慮しなければなりません。
畑をやっていると、枝豆、インゲンなどの種をまいているときに不思議に鳥の鳴き声が聞こえてくることを経験します。翌日確認するときっちりまいた種がなくなっていたりします。
鳥、おそるべしです。

ということで、鳥害防止に農協でネットを買いました。
直播の後、畝にかぶせておけば、鳥害を防ぎ、水と日差しは通すという優れものです。

落花生はここら辺ではポピュラーな作物で、農協には季節になると苗も売りに出ます。
おじさんの畑の隣の方も作っており、「作るなら苗を上げようか」と言われたこともありました。

畝2列を用意し、落花生を蒔きました。
株間30センチで、1穴2粒植えとし、1列と半分に蒔きました。
余った畝にはインゲンを蒔きました。

種に覆土し、えひめAIを潅水したのち、ネットをかぶせました。
ネットは2畝分をカバーできました。
マルチの場合と同様に、ネット内に風が入らないように、ネットのすそに土をかぶせ、畝間は石で押さえました。

玉ねぎは元気、キャベツは何とか生きてます

一時貧弱だった玉ねぎは元気に伸長しています。
玉の成長が期待できます。
株の歩留まりがやや悪いのが残念です。
次回はマルチをして、冬期間の保温と保水に注意し、歩留まりを良くしたいと思います。

今年4月10日に雪をかぶったキャベツは色っ気がよくないながらも根付いています。
育ちは遅いのは、一時の低温と水不足のせいでしょう。
化学肥料系の元肥がないことも影響しているのでしょう。
しかし、微生物液えひめAIの潅水を数回施しているので、遅い生育ながらも瑞々しく育ってくれることを期待してもいいと思います。

今日の収穫はニラ

おじさんが借りている畑の端っこには、いろいろな作物が自生しています。
昨日はウドを収穫してきました。
今日はニラを一握り分刈ってきました。
大家さんが昔植えたものです。
お浸しにしようと思います。

藍の苗を定植しました

藍という植物があります。
藍染の原料になります。
ひょんなことから、藍を栽培することになりました。
ジャパンブルーの藍です。

苗を育てました

育てる品種はタデアイという品種です。
藍としてはポピュラーな品種です。

4月4日にポットに種まきしました。
山小屋周辺は低温でなかなか発芽せず、夜間は室内にポットを置いたりして何とか発芽しました。

苗の丈が10センチ程度で定植の予定でしたが、2,3センチの段階で定植することにしました。
このままポットで山小屋に置いていても生育に時間がかかりすぎるためです。

畝立て、穴あけ、定植

耕運機で起こしていた畑に畝を立てました。
60センチ幅に縄を張り、鍬で起こしました。

畝の上面をレーキで平らにし、苗を置く穴をあけました。
株間は20センチ。
角材で穴をあけます。
ポットから取り出した苗がスポッと入るような大きさです。

ポットから小型のフォークで苗を取り出し、穴の底に置きます。
あとは土をそっとかぶせるだけで、押し固めて根を圧迫しないようにします。

土の中で保温と保水の条件が整い、無事苗が育ってくれるでしょう。

長さ8メートルほどの畝が10列使いました。

また、紅花の苗を1列植えました。
東京の自宅で発芽させておいたものです。

畑の隅にウドが自生していました。
大家さんが植えたものでしょう。
酢味噌和えにしようと思い、もらってきました。

地元パワースポット訪問記VOL.5 和田峠に湧水を汲む

長野県は山また山。
湧水もあちこちに湧く。
有名な水から無名な水まで。

山小屋おじさんの山小屋から割と近場に、黒曜の水という割と有名な湧水がある。

和田峠の湧水、名付けて黒曜の水

長野県の上小地方(上田市及び小県郡)と諏訪地方の分水嶺が和田峠。
中山道が上小地方を通過し、和田宿を後にすると急峻な峠を越えて諏訪に降りる。
この急峻な峠が和田峠で、中山道随一の難所といわれた。
現在も群馬方面と諏訪、松本方面を結ぶ物流の動脈として、交通が引きも切らないが、和田峠はトンネルで越える。

峠近辺には湧水ポイントが多い、ふもとの集落、旧道筋などによくみられる。
この中でも、和田峠下の男女倉(おめぐら)という場所の付近に、黒曜の水と呼ばれる湧水ポイントがある。

湧水量がすごい。
休日などは水を組みに来る人で、蛇口が占領されることもある。

黒曜とは、石器時代に矢じりなどに利用された石の名前で、和田峠近くのその名も星糞峠の一帯が国内有数の産地だったといわれる。
石器時代の宝物、黒曜石は「星の糞」と呼ばれていたのだ。
そして、ここで産出された黒曜石が当時の全国にいきわたったという。

おじさんの山小屋の水は、別荘地内にある簡易浄水場からのもので、湧水由来。
かなりおいしいが、天然の湧水がやはりうまい。
おじさんも畑の帰りなどに時々寄って、黒曜の水を汲んでくる。

駐車場には長和町名物のゴミ無し地蔵が立っている。

旧和田中学校の校舎と桜の風景

今は長和町となった旧和田村は、中山道和田宿だったところで、本陣なども保存され趣のある場所である。

現在は廃校になった旧和田中学校の木造校舎が残っている。
映画のロケで使えそうな校舎だ。

桜の季節なので寄ってみた。
葉桜とグラウンドに散った花びらを前景に校舎が見えた。