柿酢、大変

柿酢を仕込みました。

材料は、熟した柿。
甘がき渋柿を問いません。
ぐじゅぐじゅの柿を潰して瓶か甕に入れて保存するだけです。
時々かき混ぜながら発酵させ、頃合いを見て漉して更に保存します。
マイルドな何ともいえない酢が出来上がります、うまくいけば。

熟した柿は案外手に入りずらいのです。
柿の樹でも持っていれば何のことはないのですが。
ということで地元系のスパーで熟し柿の箱売りを見掛けて即ゲット。
柿酢作りに挑戦します。

望月のスーパー越後屋でひと箱799円

柿酢作りはこれまでに2,3度挑戦しました。
1度だけうまくできました。
まろやかな酢ができて、素人づくりとは思えないほど実用的でした。
その後は柿の熟し方が足りなく、発酵する前にカビが出て失敗しました。

保存瓶を消毒し、柿をざっと洗い、ヘタを取って四つに割ります。
そのままどんどん保存瓶に放り込み、麺棒で潰してゆきます。
蓋は新聞紙で覆い、通気を良くします。
後は柿自前の近による発酵を待ちます。
量が瓶の半分くらいだったので、雑菌の繁殖を防ぐためにももうひと箱熟し柿を追加しました。
瓶の中の空気は少ない方がいいと思ったからです。

瓶の中で潰す
新聞紙で蓋

ある日、保存瓶を見てびっくり。
蓋の新聞紙が盛り上がり、液体が盛大にこぼれています。
慌てて瓶を取り出しました。

柿を追加したある日、蓋が盛り上がっているのを発見
蓋を取ってみるとこの通り
一部を捨てかき混ぜる。薄幸の泡がぶくぶく

無事発酵しているのはいいのですが、柿の分量が多く、発酵して盛り上がり、新聞紙を盛り上げているのでした。
蓋を外し、盛り上がった柿を捨て、量を調節します。
水分が下にたまり、柿の固形物が浮き上がったところを攪拌します。

瓶の外側を拭いて新しい新聞紙で蓋をして再保存です。
吹きこぼれたのは失敗でしたが、発酵は順調に進んでいるようです。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です