最近キャンプ事情

夏休みになりました。
東京に住んでいる娘一家が、山梨県北斗市にあるキャンプ場にやってきました。
折から山小舎に訪れていた山小舎おばさんとともにキャンプ地を訪ねてきました。

借りた区画にテントを張り、炭火焼きの準備

当初からアウトドア志向の娘一家は、キャンプ用品を揃えては、ネットなどでファミリー向けのキャンプサイトを探し、ママ友家族などと同行して、一泊あるいはデイで活動しています。

今回は八ヶ岳エリアでの一泊キャンプとのこと。
昨今のアウトドアブーム。
ソロキャンプとそれにまつわる諸問題。
山小舎から近い姫木のキャンプ場でも最新のテントやターフが週末ごとに花盛りで、ブームが実感されます。

このテントで一家は一泊

さてこの日、山小舎から差し入れをもって、エコーラインを通って富士見町へ。
国道20号線に出て、道の駅・蔦木宿で立寄り湯。
山梨に入り、須玉インターを目指します。
インターから八ヶ岳山麓を上ってゆくとキャンプ場に着きました。

子供が好きなハンモックも用意

標高は1000メートルに近いのでしょうか、麓の集落が途切れた山林の中のロケーションです。
キャンプ場の入り口にはゲートがあり、申し込んだゲスト以外は入れないようになっています。
キャンプ場には屋内の炊事場、トイレのほか、移動式で空調が完備したバンガローが数棟あります。

ゲストらは広い敷地に三々五々点在しており混雑感はありません。
松林を伐採せず、林の中でキャンプするスタイルもいい感じです。
昭和の時代のキャンプ場の、集団生活感丸出しで、汚いトイレには蛾の死体が山積みだったイメージは、もはやありませんでした。

孫二人は火おこしのお手伝い

差し入れの食材で炭火焼き。
ごはんは携帯ガスボンベで炊いていました。
日が沈み始めると肌寒くなりましたが、山小舎のある姫木に比べると温かく感じました。

山小舎で串刺しした焼き鳥を焼いての夕食

夕食を共にした後は、暗くなる前にキャンプ場を辞し山小舎へ帰りました。

トマト収穫

トマトの収穫が始まりました。

コンスタントに暑い日が続き、夏野菜にはグッドコンデイションです。
畑にはキリギリスの声が響き、いろんな虫が飛び交っています。

トマト、ナス、キューリは順調に育っています。

40本ほども植えたトマトの苗は、病気が発生することもなく元気です。
畑では、脇芽かきや、支柱誘引に時間を取られます。
ミニトマトが色づき始め、大玉トマトも青い実がつき始めました。

収穫が楽しみな大玉トマト
すでに収穫時期を迎えたトマト

ミニトマトの実割れや大玉トマトの先腐れが出なければ収穫時期には大わらわとなりそうです。

食べ頃のミニトマト

この日はキューリをたくさんもぎました。
ナスが採れ始めました。

トマトを初収穫しました。
大玉を3つとミニトマト少々です。
実が割れたミニトマトを味見すると例年通りの濃い甘味でした。

キューリは収穫全盛期を迎えました
初収穫したトマト。家族で味見します

この日の収穫は、出荷ではなく自宅に送ります。
今週は子供の誕生日で自宅に帰ります。

松代温泉 松代荘

長野市松代地区にある松代温泉。
実は山小舎おじさんお気に入りの温泉で、長野や松代を訪れた際には寄ることが多い温泉です。

松代地区の田んぼの中に沸く松代温泉。
源泉は近くの立寄り湯、一陽館のようです。

一陽館は、休憩所(閉鎖中)を持った旅館風の一軒ですが、今は浴室のみの営業。
その浴室も脱衣所はなく、浴槽の脇の脱衣かごで着替え、露天風呂へ行くには一度外へ出なければならない(男湯から)という時代がかった造り。
でも人気があり、源泉かけ流しの湯には他県ナンバーの車両が詰め掛けます。

一陽館から道路一本隔てた場所に松代荘があります。
宿泊施設やレストラン、日帰り入浴者用には休憩用の大広間を備えた一大施設になっています。
今回の松代行きでは、この松代荘に行ってみました。

松代荘入り口

入り口で入浴料600円のチケットを買って入館。
フロントではホテルマンが出迎えてくれます。

泉質は一陽館のそれと同じく、赤茶色に酸化したぬるめの湯です。
効き目も一陽館と同程度のような気がします。
雰囲気は十分にあります。

パンフレットより

入湯後は大広間でゆったり。
ファミリーやカップル客に交じって横になって休みます。

石鹸、シャンプー付きで一陽館より100円高いだけなら、設備が整い浴槽も大きな松代荘もいいな、と思いました。

松代荘レストランメニュー

信州ソウルフード放浪記VOL.32 真田の里の手打ち蕎麦

上田市真田地区には、ゆきむら夢工房という施設があります。
上田から菅平方面に抜ける道沿いにあり、観光案内、土産物売店などが入った建物と、農産物直売所の建物で構成されたエリアです。
「ゆきむら」とは地区の永遠のヒーロー、ご存じ真田幸村からのネーミングです。

ある日、直売所へ寄るために訪れてみると、ゆきむら夢工房の入り口に、そば処真田の里営業中の看板がありました。

昼前の時間でしたが、試してみることにしました。
「蕎麦は別腹」です。

館内へ入ります。
かつて地域の名産やTシャツ購入のために売店までは訪れたことがあります。
また、真田地区の観光案内を乞うと親切に教えてくれるスタッフが常駐しているのは知っています。

そば処と書かれた暖簾をくぐり、スリッパに履き替えて案内されたのは、普段は蕎麦打ち体験道場などで使われる部屋です。
先客が一組いました。
お茶はセルフサービスです。

もり蕎麦が出てきました。
噛み応えと食べ応えのある味わいです。
ツユが盛きりなので(リクエストするとお代わりできるかもしれませんが)、蕎麦湯を十分に味わえなかったのが残念でした。

もり蕎麦700円

信州は各地に蕎麦があります。
地域ごとに食味にあまり差がないような気もします。
おいしさに差が出るのは、店の雰囲気だったり、作り手の「手」のかけ方の差だったりするような気がします。

「もり」で素の蕎麦を味わうと、土地の恵みをいただくような気がします。

アンズの種を漬ける

今年はたくさんのアンズを買って、コンポートやジャムに加工しました。
味わう度に素朴な甘酸っぱさに信州の初夏を感じる果実です。

アンズには種があります。
杏仁と呼ばれるその核は杏仁豆腐などに使われます。

琵琶の種といい、桃の種といい、種には特別な薬効だったりがあるようです。

今年はあんずの種を捨てずにとっておきました。
ざっと洗ってザルに置き、日に当てて保存していました。

ザル一杯になったアンズの種を焼酎に漬け、アンズ種酒を作ることにしました。

大きめのガラス瓶を洗って煮沸消毒します。
アンズ種酒は煮沸保存するわけではないのですが、保存環境に汚れやばい菌は禁物です。

種と半量の氷砂糖を瓶に入れて、32度の焼酎を注ぎます。
蓋をして保存です。

琥珀色に色づいたころ、杏仁の恵みをいただきたいと思います。

キューリの生姜炒め

手許に採り遅れた極太キューリが2本ありました。
除草の時、草刈り機で手許がくるってつけられた切り傷付きです。

夏野菜の収穫時期、キューリとズッキーニは採り遅れると大変なことになります。
極太のキューリがぶら下がり、魚雷のようなズッキーニが横たわっているのです。

収穫後はズッキーニについては夏の大根代わりに、煮物や、炒め物、和食、洋食に重宝しますが、がっちり種を仕込んだキューリは・・・、使い方使がわかりませんでした。

ある日テレビをつけていると料理コーナーに栗原はるみさんが出ていました。
少し注意して聞き耳を立てていると、キューリの炒め物の紹介でした。
キューリを二つに割って種を取り、スライスしてショウガの千切りとともに炒めるという料理でした。

早速、手元の極太キューリで試してみました。
ごま油を敷き、スライスしたキューリを手早く炒め、塩で味付け、しょうがを加えました。

収穫した極太キューリを縦に割る
スプーンで種をこそげ取る
スライスする。ショウガの千切りも用意
強火で炒める
炒め終わった頃、しょうがを加える

フレッシュというか、ショウガと塩のみの味というか。
夏の野菜の味でもあり、素材のみの味です。

山小舎おじさんの試作では、スライスが少し厚かったのか?塩が少なかったのか?
ごはんのおかずとしても、酒のつまみとしても若干の物足りなさがありました。

出来上がり

番組では栗原さんがあえて否定はしていましたが、コショウやニンニクを使っても(別の味付けにはなりますが)よかったかもしれません。

いずれにせよ極太キューリの使い方の世界が広がりました。

二番草の頃

夏を迎え、畑の草刈りの時期です。

一番草を刈ったのは5月下旬でした。
今は7月。
畑ではキリギリスが鳴き始め、雑草が旺盛に繁茂しています。
旺盛というか強烈に、です。

草を刈る前の畑の畔です。
農道では草丈が軽トラの腹をこするくらいになってます。
雑草に野菜の苗が埋もれないか心配になります。

二番草を刈る前の法面と農道

草刈りの燃料タンクが空になるまで刈ったころ、農道側の法面が刈り終わりました。

成長は遅いのですが、食用ほおずきが乾燥に負けずに頑張っています。

直播したハーブ類。
赤しそがたくさん芽を出しました。
エゴマもマアマア元気です。
シソはすでに乾燥対策なのか葉が厚く育っています。
バジルはほとんど発芽しませんでした。

食用ほおずき
赤シソ

豆類を直播した場所では発芽率がよく、順調です。
インゲンが立派に育ちつつあります。
枝豆も芽を出しました。
ことし初めて植えたトラ豆が発芽しています。
いずれも山小舎での芽出しがうまくゆかなかった品種です。
これからが楽しみです。

直播したインゲン
枝豆

夏野菜が収穫期を迎えました。
トマトが色づき始めました。
ナスを初収穫しました。
キューリはほおっておくと巨大化しています。

トウモロコシに穂が出た
色づき始めたミニトマト
ナスが本領発揮
自然発芽したトマトです!いつの間に種がこぼれたのでしょうか?

薪運び

新しい丸太が来ました。
今年初めての丸太です。

別荘地内の立木伐採などがあると、業者が雑木の丸太を持ってきてくれるのです。

今年もやってきた雑木の丸太

今年もカラマツ、シラカバなどの売れない雑木がトラック2台分ほどやってきました。
細い丸太も多いのですが燃料としては十分使えます。
細い枝は外でごみを燃やすときの焚付にもなります。

一方で、昨年積んでおいた薪をベランダなどに移動しました。
乾いた薪を家の近くに移すとともに、空いた積み台に今年割った薪を積むためです。

去年の薪を移動する。軒下に一か所
ベランダの奥へも積む

薪の移動は力仕事です、時間もかかります。
また、大きく四つ割りにだけしておいたものが多いため、燃やしやすくするために四つ割りを八割くらいにする必要があり、割りながらの薪移動になるのです。

大きめ四つ割りの薪ですが、約1年乾かしているので生木よりはいいのですが、それでも八割にするのは一仕事です。
カラマツの大口径のものなどは斧だけでは割れず、くさびを使わねければなりません。

撤去中の去年の薪
太い薪は割りながら運ぶ

薪を撤去した後の積み台は、パレットをどかして、その下の落ち葉やごみを掃きます。
しばらく地面を乾燥させてから、新たに土台を組みなおし、さらに新しいパレットを敷いてから今年の薪を積み込む予定です。

撤去後の積み台。パレットをどかしたあと
落ち葉やごみを掃いた後、乾燥させる

DVD名画劇場 「疑惑と迷宮の世界」より

旧作映画のDVD10枚組のセットが売られている。
新聞広告でよく見るあれだ。
書店の店頭などにも並んでいいる。
10枚組で定価1800円ほど。
収録作品を見ると、1930年代の古典だったり、隠れた名作がラインナップされている。

発表以来70年が過ぎ、版権が切れた(版権が保護されていない)映画ソフトはパブリックドメイン(公有)となり、廉価でソフトを発売、鑑賞できるようになっている。

そんな10枚組セットの中から、1920年代から40年代にかけての、ハリウッド製ホラー・ミステリー文学映画コレクション「疑惑と迷宮の世界」を選び、4作品を鑑賞した。
いずれも有名原作の映画化作品だった。

フレデリック・マーチ扮するジキルとハイドをトップに据えたDVD10枚セットのパッケージ

「ジキル博士とハイド氏」  1931年  ルーベン・マームリアン監督  パラマウント

原作ロバート・ステイーブンソン(「宝島」)の堂々の映画化。

スペンサー・トレイシーとイングリッド・バーグマンが共演した1941年版が有名だが、1931年版はタイクーン、アドルフ・ズーカーが君臨した(クレジットではズーカーPRESENTとトップで表示)メジャースタジオ、パラマウントの制作になる大作で、主演のフレデリック・マーチがアカデミー主演男優賞に輝いたもの。

監督のマームリアンは1930年代から40年代にかけて、ガルボ(「クリスチナ女王」)やデートリッヒ(「恋の凱歌」)などのA級作品を演出した人。
「ジキル博士とハイド氏」でも正統派の画調の中に、実験的な技法(ジキルからハイドへの変身シーンの特撮、画面を斜めにワイプする処理、主観映像に丸い枠の縁取りを施す)を取り入れ、意欲的な演出をみせている。

人格高邁で、恵まれない人への関心が厚い医者のジキル博士は、一方で人間の隠れた欲望への関心が高く、またそれを否定しなかった。
研究の結果、悪意と欲望をひとりの人格の中で分離して表す薬を発明し、自らで実験。
薬を飲むと、自らの悪意、欲望が全開のハイド氏に変身することに成功する。

ハイド氏への変身シーンは、メーキャップ、特殊撮影ともによくできている。
が、一番驚いたのはフレデリック・マーチの変身時の表情の演技。
二枚目俳優が演技派としての実力を、大げさなまでに発揮。

ハイド氏になってからの、素早い動き、アクション、女性に対するハラスメントの数々も、代役ではないのなら、フレデリック・マーチの俳優としての能力に驚く。

ハイド氏にさんざんハラスメントされる場末の商売女にミリアム・ホプキンス。
これもまた、零落ぶり、蓮っ葉ぶり、商売女ぶりを存分に演じて印象深い。

演技派女優、ミリアム・ホプキンス

人格高邁なジキル博士の隠された欲望や悪意が、ハイドの姿を借りて存分に発揮された挙句、破滅する物語。
人間は神の領域に手を付けてはいけないのだった。

「獣人島」 1932年 アール・C・ケルトン監督 パラマウント

H・G・ウエルズ原作の初映画化。
のちに「ドクター・モローの島」として1977年に再映画化されてもいる。

異端の科学者モロー博士が南海の孤島で禁断の研究を行う。
動物の遺伝子を操作し、人間化した動物たちを支配している。

そこへ迷い込んだ主人公。
その恋人は消息を絶った主人公を探して禁断の島へむかう。

モロー博士に扮するのは演技派のチャールズ・ロートン。
まるで白人の侵略者が原住民を、心理的、物理的に支配するように、動物人間を支配する様を演じている。
ここら辺はマッドサイエンテイストの奇行を越えた普遍的、文明的な批評に満ちた描写になっている。

モロー博士は、女を作って飼っている。
この動物女が人間の男に関心を持つかどうか試すべく主人公に近づける。
動物女(クレジットでは豹女と表示)にキャサリン・バークという女優が扮し、ターザン映画のジェーンのような恰好で出てくる。
ジェーンと異なるのは会話も完全ではなく、精神も未完成な人工的存在であること。
その不安定さ、不気味さ、不幸を濃い目のメークアップで表現した姿は、「フランケンシュタインの花嫁」の女性版怪物を連想させる。

神の領域に踏み込んだ人間(モロー博士)はここでも破滅の結果を迎える。
ジキル博士の場合と違って、たくさんの動物を実験台にして不幸に陥れた分、罪は深かったのかもしれない。

「早すぎた埋葬」 1935年 ジョン・H・オゥア監督  J・H・オウアプロダクション

エドガー・アラン・ポー原作。
映画は「エリッヒ・フォン・シュトロハイム IN」がトップで出てくる。
下に小さく監督のオゥアプロダクションと。
配給は不明。

1920年代に監督として名声をほしいままにしていたシュトロハイムが製作費の浪費、製作期間の超過、完成作品の常識を超えた長尺などから、監督としての仕事がなくなった後、その個性を生かして俳優として生き延びていた時期の作品。
こういったB級作品では、唯一の有名人としてまだまだネームバリューがあったことが、クレジットでトップの扱いからもうかがえる。

映画の不気味さを醸し出す、常軌を逸した偏執狂演技は俳優シュトロハイムの独壇場。
病院の院長として出勤してくるシュトロハイムが、看護婦にコートを預け、たばこに火をつけ、手をもみ、手で口を拭う。
そのもったいぶった一連の一人芝居が、シュトロハイム扮する人間と病院のただならぬ不気味さ、非人間性をたっぷりと印象付ける。

院長室に隣接する実験室でシュトロハイムが作り上げたのが、一定時間内は死んだことになる薬。
これをかつての恋敵の手術時に投薬。
何十年前の恋敵は、生きているのに埋葬されることになる。

「罠」(1939年 ロバート・シオドマーク監督)では、フランス人女優、マリー・デアを相手に、ドレスフェチの変態ぶりを可愛く演じたシュトロハイムだが、本作の正統派偏執狂役もまたふさわしい役柄だった。

「不死の怪物」 1942年  ジョン・ブラーム監督  20世紀FOX

ジェシー・ダグラス・ケルーシュ原作。
20世紀初頭のイギリスを舞台に狼男伝説をモチーフにしたミステリー作品。

ある屋敷に伝わる怪物伝説。
祖父が自殺?したのは霜の降りる夜だった。
伝説など信じない当主とその妹も霜の降る夜に怪物に襲撃される。
当主の妹は、怪物の正体の解明をロンドンの科学捜査班に依頼する。

この科学捜査班。
一見、余裕をこいた名探偵風たたずまいだが、メンバーにスピリチュアルめいたやかましい中年女性がいたり、とユニークで、映画的にもいい味付けになっている。

捜査班は屋敷に滞在して、500年昔から一族が眠る地下埋葬室などで捜査。

古くからの執事が一族の秘密を知っているらしい。

スピリチュアルを否定した科学的解決か?と思わせて、最後で狼男への変身場面を見せ、映画は人知の及ばぬ世界を示唆するところが、スリラー映画としてのこの作品の真骨頂。
一族の男子には狼男の遺伝子(映画では神経症と解説)が伝わっていたのだった。

欧州に伝わる精神世界の一端としての狼男伝説をさらりとモチーフにして白人のDNAの奥底に訴える?作品。

ところで、科学捜査班の個性派メンバーはこの一作だけの登場だったのか?
それとも続編などで活躍したのだろうか?
個性派捜査班を主人公にした怪奇事件シリーズを企画したら面白かった?と思ったりして。

煙突掃除

毎年、初夏になると煙突掃除をします。

7月に入っても肌寒い日などはストーブを焚いています。
暖房の必要性、というより、湿気を排除し室内を乾燥させるためや、お湯を沸かしたり、料理(カレー、豚汁など)、食品加工(ジャムなど、瓶の煮沸も)のためでもあります。
多すぎる薪の消費のためも。

煙突掃除を開始します。
まずストーブ内の灰を取り除きます。
ストーブに灰は必要なのですが、多すぎると掃除のときに煙突から落ちてくるススの邪魔になるので、余分の灰を先にとっておくのです。

煙突掃除の前にストーブの灰を回収

次に2階へ行って、煙突の蓋を2か所開けます。
蓋は、1か所が室内にあり、もう一か所は屋根の上に突き出た形であります。
高所恐怖症の山小舎おじさんは毎年冷や汗を流しての作業です。

2階の室内にある煙突の蓋
外に突き出た煙突の蓋は屋根に下りて開ける

煙突の蓋が空いたら、室内から煙突掃除用のブラシを入れます。
柄の長さを2メートルくらいにしてブラシを入れると煙突の水平部分にたまったススを取り除くことができます。ススはストーブの中と、屋根の上に分かれて落ちてゆきます。

2階の室内からブラシを入れる
外の蓋からススが落ちる

改めてストーブの中からススを掬って回収します。
屋根の上には煙突の蓋から落ちてくるススを受けるべくバケツを置いておきますが、飛び散ったススが散乱します。
屋根に置いたバケツを回収するとともに、飛び散ったススを水を流して屋根から流します。

ストーブの中に落ちたスス

煙突の蓋を2か所閉めて作業終了です。