段々畑に長ネギを定植
長ネギの苗を定植しました。
苗100本で600円。
松本一本ネギという地元の品種です。
ジャガイモの隣に植えました。
事前に定植の方法をネットで調べました。
隣の畝から120センチとるのだそうです。
畝間120センチということです。
苗を植える溝を掘ってゆきます。
深さ30センチで底を平らにするといいそうです。
おじさんの畑は30センチも掘ったら、固い粘土層にぶち当たります。
元が田んぼだからです。
田んぼは砂地だったり、ふかふかの土だったりすると水がすぐ浸透してしまい、田んぼになりません。
作土の下を固めたりして、水の浸透を遅らせて田んぼにするのですが、そういった意味でも、田んぼの名残が色濃い、段々畑です。
畝幅を120センチとると、掘った土を積んでおくスペースも、土寄せ用の土を取っておくスペースも十分にあります。
去年は畝幅を狭くしたために土寄せに困りましたので、これはいい!
素人はまだまだ学ばなければなりません。
ということで、粘土層ぎりぎりまで掘った溝に苗を置いてゆきます。
株間は2~3センチだそうです。
植えた後は水も肥料もいらないそうです。
さて、畝の長さは6メートルほど。
果たして苗の数が足りるのか、足らないのか。
実際には2~3センチの密植は困難で、4~5センチの株間になりました。
畝は余りました。
段々畑の広さよおそるべし。
根元に、もみ殻を撒きました。
マニュアルにはありませんが、おじさんなりに考えてのこと。
よくこなれていない粘土質の土壌に密着させられたネギの根っ子の通気性なりを確保しようとしたつもりです。
ただでいくらでも手に入るもみ殻が単に好きなこともありますが。
その上に土をかぶせてゆきます。
根っことせいぜい白い部分が隠れるくらい。
これで植付終了。
元肥は耕耘前に薄く蒔いた牛糞と糠と石灰のみ。
長年蓄えたであろう、段々畑の地力に期待します。
あっ、植える前にえひめAIを溝の底に潅水しておきました。
土中の微生物の力にも期待です。
段々畑には、多年草のローズマリーと明日葉も植えました。
植えた畑は、一番上の1枚で、真ん中の石が露出して、使い勝手の悪いところです。
この畑は一番水はけも悪く、玉ねぎと後はサツマイモくらいに利用しようと思っていました。
うまく活着してほしいです。
上の畑にハーブ類を定植
もう一か所の畑、フェンスに囲まれた畑にハーブを定植しました。
土が一番こなれている畑です。
土がこなれているイコール夏の雑草も取りやすいということです。
さくっと抜けるというか、根が深い雑草が少ないというか。
畑の隅っこをハーブエリアとすることにしました。
石灰だけを蒔いて、畝を立て、そのうちの一列に、買っておいたアイスプラント、オレガノ、パセリ、ミント、パクチーの苗を植えました。
深めに苗を置く穴を掘り、十分に潅水、苗を定植してからも水をやります。
最後に乾燥防止にもみ殻を撒いておきます。
困ったときのもみ殻頼みです。
風による苗のぐらつきを防ぐために深めに植えました。
残りの畝には、バジル、シソ、パクチーなどを植える予定で、山小舎で種をポット蒔きしています。
隣の畑では毎年菊芋を植える人が夫婦で作業していました。
今年も菊芋を作付けするとのことでした。