野鳥の巣箱を作る

山小舎周辺には野鳥がいます。
名も知らぬたくさんの野鳥たちです。

キツツキ(アカゲラ?)もいます。
今の季節ではウグイスでしょうか。
よく鳴き声が聞こえます。

山小舎のベランダの柱にはもともと巣箱がかかっていました。
おじさんが住み始める前からあったものなのでかなり古くなっており、去年、解体して燃やしてしまいましたが、巣箱の中には親鳥が集めた枯れ草などで、巣が作られていました。
敏感な野鳥は、人の視線を感じるとベランダの巣箱から慌てて離れていったりしていましたが、しっかり子育てもしていたようです。

ということで新しく巣箱を作ってかけておこうと思いながら春が過ぎ、夏を迎える季節になってしまいました。
電動丸鋸を買ったこともあり、ある日、思い切って作ってみました。

材料は軒下にあったコンパネ。
作業台に引っ張り上げ、パーツのサイズを決め、鉛筆で線を引いてゆきます。
サイズは大体(だいたい)です。
巣箱の正面の幅と側面の長さに合わせて電動丸鋸でコンパネを切ってゆきます。

コンパネに線を引く
電動丸鋸出動!

電動丸鋸でカットするとまっすぐに裁断できるので、ほぼ正確なサイズにパーツを作成できます。
パーツを組み合わせて、釘を打って組み立てます。

難しいのは出入り口の穴です。
幅の狭いノミで丸い線に沿って穴をあけてゆき、丸く打ち抜きました。
打ち抜いた後で、断面を削って微調整します。

パーツを組み立てる
出入り口を開ける。やむなくのみを使用・・。
箱ができた

やや大きめですが巣箱ができました。

今年の繁殖シーズンには間に合わなかったのかもしれません。
来春あたりからでも、山小舎の周りを飛び交っている野鳥たちに使ってもらえれば幸いです。

屋根をつけてできあがり!
新緑をバックに山小舎の柱にたたずむ巣箱

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です