道東旅行 2025夏

夏休みの5日間、釧路周辺の道東に旅行しました。
メンバーは山小舎おばさんに下の息子、娘一家の4人です。

行程は、1日目が釧路空港に集合し、阿寒町のゲストハウスに移動、夜は釧路に出て回転ずしの夕食。
2日目は釧路川でのカヌー、厚岸の道の駅で牡蠣のランチ、ノロッコ号組は別行程、釧路の市場で食材を調達して宿泊は釧路湿原内の達古武湖畔キャンプ場のバンガロー、夕食は海鮮炭火焼き。
3日目は、湿原を展望しつつ阿寒に移動、タンチョウを見てソフトクリームを賞味、宿泊は阿寒湖畔のホテル、若い人はナイトツアーに参加。
日目は鶴居村を目指し山越え、途中、鶴居村の廃校を利用したクラフトビール工場などによって村内の貸別荘に投宿。
5日目は釧路市内で豚丼を賞味し、空港から帰還。
全行程で地元の立寄り湯を利用、阿寒以外は自炊。

まずは釧路市内の六花亭でお買い物
この日の宿泊は阿寒町のゲストハウス
地区60年というゲストハウスの内部
阿寒町では前日に夏祭りがあった
旧阿寒町役場前に立つ標識

娘一家の企画なので、キャンプ場やゲストハウスを利用した旅でした。
釧路市内のホテルが割高だったこともあります。
観光よりも釧路湿原でのカヌーなどの体験を重視したこともありました。
現地に土地勘がなく、行ったり来たりの行程となりましたが。

釧路川カヌーに出発
塘路駅に着いたノロッコ号
厚岸道の駅のカキフライ

孫たちは何とか最後まで元気に過ごしました。
山小舎おじさんの方がくたびれて、阿寒でのナイトツアーをキャンセルしたり、食べる量をセーブしたりで大変でした。
飲む量は減らしませんでしたが。

達古武湖畔
キャンプ場で夕食

展望台から見た釧路湿原や野生のタンチヨウには感激しました。
カヌーに乗ったメンバーはオジロワシも見たそうです。
阿寒湖や達古武湖の景色は、俗化から取り残されたかのような道東の自然が残っていました。

釧路湿原細岡展望台
阿寒アイヌコタン
アイヌ民族村
阿寒湖の風景は昔と変わらぬ

一方で、湿原のあちらこちらに見られる小規模なソーラーパネル、離農した酪農家の荒れた農地、古い商店が全滅した阿寒町の中心部、すっかり様変わりした阿寒のアイヌコタンと称する土産物屋群などには、古い道産子として感じるものがありました。
鶴居村などの中心部は開いているのがAコープと最近の飲食店のみで、そのほかに村営?の近代的な温泉宿泊施設がセットになっているという今どきの田舎の風景で、それはそれで過去に拘泥しない北海道らしくていいのですが、地方の特色などはあまり感じられないのでした。
空間の広さと食材のすばらしさは道東らしくて最高でしたが。

鶴居村の廃校を利用したクラフトビール工場へ
モセツリ小学校と呼ぶ
早速ビールを試飲

釧路の町は、駅周辺のかつての中心部は閑散として、ホテルだけが建っており、ロードサイドには小規模なモールに全国チェーン店が集まるという街になっていました。
釧路の人口であんなにモールと商店は必要ないはずなので、数年後にはいくつかのモールが閑散としているかもしれません。

野生のタンチョウが頻繁にみられる

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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