東京とんぼ返り 行きは甲州街道、帰りは青梅街道・・・

娘の誕生会があったので軽トラで自宅に帰ってきました。

甲州街道一人旅

軽トラにお土産を積んで出発。
お土産は信州産の食材、富士見町のキャトルセゾンの洋菓子。
キャトルセゾンは富士見町という長野県と山梨県の県境にある町の洋菓子屋さん。
地元で評判なのでシフォンケーキを買ってみました。
甲州街道(国道20号線)に降りて自宅へ出発です。

長野県内の甲州街道風景
山梨県との県境に道の駅・信州蔦木宿があります

山梨県に入り、甲府を中心地とする甲府盆地に至るまでは、ローカルな雰囲気が好ましい甲州街道。
長距離トラックの交通は一定程度ありますが、基本は地元の人の生活道路です。

甲府のあたりの風景はいまや「全国共通」なファストな風景です。
ファストな風景とはおじさんの解釈では「沿道に全国チェーンの郊外型店舗が続く風景」のことです。

条件が良いと富士山が正面に見えるルート。山梨県韮崎の手前あたり
甲府市郊外の甲州街道沿道風景。よくある都市郊外の景色。交通量も増える。
甲府盆地を笹子峠に向かって登ってゆく果樹地帯

暑さと疲れでいい加減眠くなってきたころ、笹子トンネルを通過。
甲府盆地から、山梨県大月あたりのエリアに入ります。

笹子峠を越えると笹子の集落がある。
笹子には造り酒屋も残っている

相模湖を過ぎ東京との境である大垂水峠を越えます。
中央自動車道では小仏トンネルで県境を越えますが、下道では峠道での山越えとなります。

東京との県境・大垂水峠近くの山道

結局、高尾から高速に乗りました。
ちょっと急いでいたことと、東京エリアの道路事情を懸念したからです。
首都圏の道は見渡す限りの自動車と信号がスムースな走行とは正反対の状況をもたらしているのはご承知の通りです。

帰りは青梅街道(甲州裏街道)で

新宿から奥多摩へ向かう青梅街道。
その昔、この道が甲州街道の裏道と呼ばれていたそうです。
関所や大峠が多い甲州街道に比してその点が緩かったとのこと。
帰りは青梅街道を通ることにして、まずは奥多摩を目指しました。

東京都下の新青梅街道はいつも通りの混雑
青梅を抜け奥多摩湖へ向かう青梅街道。谷沿いに集落が続く

奥多摩駅に到着。
ここまでJR線がつながっているのですね。

JR青梅線の終点、奥多摩駅
普段から登山客が多いことがうかがえる
奥多摩駅前の風景。のんびりしている

ダム湖である奥多摩湖に沿って走ります。
山梨県の塩山に抜ける国道139号線(大菩薩ルート)につながります。トンネルが続く山道です。
山梨県丹波山村に入り、道の駅たばやまに到着しました。

奥多摩湖
国道139号線の奥多摩湖沿道はトンネルが多い
ソフトクリーム200円を食べました

交通量はほとんどありません。
峠越えなのでカーブが多いですが、道路事情は悪くありません。
条件のいい日には富士山が望めるという柳沢峠に到着しました。

後は甲府盆地をめがけて一瀉千里。
標高が下がるにつれ蒸し暑さが増してきます。

左大菩薩峠方面の標識を越えて甲府盆地方面に降りる

韮崎まで町々を繋いで走り、甲州街道を経て山小屋へ帰りました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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