山小屋も信州の山里も春真っ盛りです。
春どころか、真夏のような気温の日もあります。
畑も日照りのなか、苗たちは元気です。
夏野菜の苗たちの様子
トマトは斜め植え。支柱がなくても元気です。
自根苗のナスも葉っぱがピンとしています。
日差しに耐えるズッキーニです。
自根のキューリも葉の色がいいです。
アスパラガスの芽です(手前の長い茎)。
収穫は来年からです。
夏野菜の畑の畔の除草を大家さんがやってくれました。
感謝。
畑に沢蟹がいました。元水田だった畑です。
山小屋での種まきのこと
おじさんは今年、4月初旬に第一弾の種まきをしました。
トウモロコシ、枝豆、藍などをポットに蒔いて山小屋で管理しました。
今年は4月10日に積雪があり、ゴールデンウイーク前半には霜が降りました。
ポットに水やりする際の水温も氷水のようでなかなかポット内の地温は上がりませんでした。
夜間は室内に入れるなどしましたが、順調に芽が出たのは、藍と茎ブロッコリーくらいでした。
結論。
標高1300メートルの場所では温室栽培以外での4月初旬からの芽出しは困難だということ。
聞けば地元では、ポットでの芽出しは主流ではなく、地温の上昇を待って畑に直播するとのこと。
一般的な栽培マニュアルではポットでの芽出しが当然のようになっている、トウモロコシや枝豆、白菜などもここでは直播するとのことです。
郷に入っては郷に従えとはよく言ったものです。
地元からの情報を遮断しては有効な地元ライフは送れないことを改めて痛感します。
「夏野菜の定植は蓼科山の雪が消えてから」という地元の言い伝えも参考にしたものです。
芽出しについての教訓
ということで、今年おじさんは教訓を得ました。
教訓その1
雪や霜に強い作物は、冬越ししたり4月上旬に定植、種まきしても大丈夫だということ。
玉ねぎ、にんにく、キャベツ、レタス、ブロッコリー、長ネギなど。
教訓その2
ポットに種まきするときも気温が高くならないとだめな作物は、地温上昇を待って畑に直播するという選択もあること。
トウモロコシ、豆類、カボチャなどがそうです。
教訓その3
夏野菜の定植は完全に霜の心配がなくなってから。
早くても連休後に。
また、小さいポットで芽出しした後、大きめのポットに移植して苗を大きくするという方法もあります。
移植した茎ブロッコリーの苗です。