5月とは思えないまぶしい日差しはまるで初夏のようです。
初夏の風物詩・春ゼミの鳴き声が聞こえてきました。
野原ではわらびも芽を出しています。

山小舎大掃除にぴったりの日です。
この日は毎日利用する玄関の、特に長靴、スリッパとその置き場あたりをきれいにしました。
まずはスリッパです。
2、3年前にすっかり買い替えた来客用のスリッパを2回に分けて洗濯機に放り込みます。
無香料の粉せっけんでぐるぐる回し、脱水したら並べて干します。
今日のような陽気はスリッパ洗いにぴったりです。


スリッパを収容していたケースを取り出し、重曹液で拭いて天日に干します。
1年ぶりのリフレッシュです。
ケースがあった場所(玄関の踏み台の端っこ)をたっぷり拭き掃除して、風を通します。
この冬、玄関には小鳥の乾燥した死骸があったりしました。
冬を越した山小舎は春を迎えてリフレッシュしなければいけません。

玄関のたたきには長靴とその収納ケースが置かれています。
プラスチックのケースを取り出して外でホースの水をかけます。
長靴は破れたものは捨てて、使えるものは日干しします。
ゴム長靴は、草苅りの仕事などをしていると1年で破れることが多いのです。
また、冬には絶対必要なアイテムでもあるので常備しなければなりません。


脱衣場の棕櫚のマットも洗いましょう。
酸素系漂白剤にマット全体を漬けておきます。
しばらく置いてから引揚げ、ホースの水とたわしで流します。
茶色の水が出ました。
先代オーナー時代からの備品のマットは、おそらく初めての洗浄だったと思います。
キレイになった後はタップリと天日に干しておきます。


玄関のたたきからホーキで、ゴミや虫の死骸を掃きだします。
ついでにぞうきんでたたきの部分も拭きます。
どろどろになったぞうきんを庭のバケツに投げ込み、ホースで洗います。
すっかりキレイになりました、玄関はすぐに泥や砂利がたまりますが。

さわやかというか、まぶしく暑いくらいの標高1400メートル以上の高原。
この日のミニ大掃除が終わりました。