野焼き

11月の下旬になりました。
標高1400メートルの山小舎おじさんの棲家周辺では、初雪が降りました。
山小舎では朝夕、薪ストーブのほかに灯油ストーブも焚いて暖をとっています。

例年では、灯油ストーブは補助の暖房で、家族が来るときや、1月、2月の山小舎来訪時にしか使っていませんでした。
灯油を購入するときも18リットル入りの1タンクずつ買っていました。
今年は石油高騰にもかかわらず、18リットルタンクを一度に2個買ってしまうくらい寒さがこたえる冬の初めです。

畑の冬じまい作業へ向かいます。
山小舎付近は雪で真白な日も、標高700メートルほどの畑はポカポカでした。
畑へ向かう道すがら、標高が下がるにつれ、凍った道路が溶け、乾いてゆきます。

この日は午前中に野焼きをしました。
前日に消防署には届けてあります。

燃やすのは野菜の残滓のほかに、枯れた雑草、切っておいた樹木の枝などです。
切ったり刈ったりしておいたそれらは、晴れた日が続いているので、よく乾いています。

いったん火をつけたら消えるのに半日ほどかかった年もありましたが、今年の野焼きは材料がよく乾燥していたせいか2時間ほどで燃え尽きました。

トウモロコシの茎などもよく燃えました。トマトなどの残滓は全部燃やすようにしましたが、トウモロコシの茎の一部やよく乾いた雑草などは、養生のため?に畔に敷いておくようにしました。

今までは極力余計なものは畑から除き、石灰を蒔いて耕耘して冬じまいとしましたが、ガッテン農法が今年うまくいったので、そのやり方でやってみようと思います。
畔や畝は枯れ草などで養生しておくやり方です。

燃やしている間に、空いている場所にガッテン農法による畝立てをしました。
今年は2本ほど作り、全部で13本。
「上」の畑がほとんどガッテン農法による畝となります。
不作や病害虫の葉性などの問題がなければ、毎年同じ畝を使い続けようと思います。

玉ねぎは活着しました。
これまでで一番良い育ちぶりです。

人参を掘って今年の収穫じまいです。
成長しないままの人参ばかりでした。
過去にこの畑で豊作だったこともあり、何が原因だったのか?

午前中は天気が良い日であればポカポカして、畝立て作業の時などは長そで1枚で丁度いいくらいです。

畑から美しが丘高原方面を望む

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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