桜が散り始めました。
玉川上水沿いの緑道に、散りゆく桜を眺めてきました。
玉川上水は江戸時代に開かれた上水道で、多摩川の羽村から四谷までの43キロほどを流れています。
現在でも都内を流れる川(水路?掘割?)として管理保存されており、上水道に沿って遊歩道が整備されています。また、小金井市内では沿道の桜並木が花見の名所となっています。
三鷹市内で太宰治が愛人と入水自殺をしたのも玉川上水です。
玉川上水が三鷹市内で人見街道と交差し、東八道路に沿って流れるあたりに桜の並木があります。
この日、すでに桜吹雪も終わりかけたころ、自転車で見に行ってきました。
桜の巨木が上水道の歴史を物語っています。
既に季節は桜からヤマブキなどに移っています。
三鷹から杉並区に入るこのあたり、平日は人通りも少なくのんびりしています。
来年は満開の時期に来ようと思った多摩川上水の桜でした。