冬の盛岡、八戸旅行

令和5年になった1月、盛岡経由で八戸を目指して1泊旅行をしました。

目的は八戸の八食センターで海産物の仕入れ。
1日目の昼を盛岡で途中下車して過ごすのも目的の一つです。

朝の新幹線で盛岡へ。

降り立った盛岡駅前は予想通りの雪景色。
雪を踏みしめ駅前のロータリーに集まるバスの光景に北国の風情を感じます。

まずは、駅ビルで家族リクエストの、南部せんべい「豆五郎」や、岩手の銘菓「かもめの玉子」を買い込みます。本屋で地元の情報誌もついでに。
盛岡駅の駅ビルが変わらず賑やかだったのはうれしい限りでした。

盛岡駅前

外へ出て中心街を歩きます。

北上川にかかる開運橋を渡り、大通りと呼ばれるアーケード街へ。
路面は圧雪状態ですが市民はすたすた歩いています。
北海道育ちの山小舎おじさんにとって、雪の残る車道や、歩道は懐かしい光景です。

大通り商店街

盛岡城跡公園を過ぎて、もう一つ川を渡るとバスセンターのある中心街・肴町エリアです。

目指す東屋本店で昼食です。
2階ではわんこそばもやっている、老舗のソバ屋です。
ここは丼物も美味しいので少し迷ったのですが、いつまた来れるかわからない盛岡ですので、王道のそばをチョイス。
期待通り、記憶通りの味でとてもおいしかったです。

東屋本店
天ざるそばを注文
黒柳徹子、仲代達矢ら大御所の色紙が並ぶ東屋本店店内

盛岡では城跡公園内の郷土資料館にも寄ってみました。チャグチャグうまっこや、さんさ踊りの展示、さらには盛岡藩の成立から幕末までの歴史が丁寧に展示されています。

欲を言えば、中世の俘囚長で、前九年の役で現盛岡市の厨川のあたりで滅亡した安部氏など、北東北固有の蝦夷の歴史にも踏み込んでもらいたかったですが。

夕刻迫る盛岡駅に再び凍り始めた圧接を踏みしめ戻ります。
16時ころの新幹線で八戸を目指しました。

盛岡、新八戸間の新幹線はトンネルの連続で景色が見えないのが残念です。

新八戸駅到着後、バスに乗って中心街についたのは、18時ころ。
既に夕方です。
真っ白な雪景色の中心街は街頭に照らされています。

夕闇の八戸中心街

ホテルに投宿後向かったのは居酒屋ばんや。
15年ほども前に一度来ていて、魚のうまさにうなったことがあります。

カウンターとテーブルが3席ほどの店内。
15年前にいた大将の姿はなく、おかみさんがカウンター内で陣取り、ホールにはバイトの女の子を置いた布陣です。

まずはビールを注文。
刺身はヤリイカとしめさばにします。

ついで地酒・陸奥八仙を注文。
バイトのお姉さんが、甘口、甘口、超甘口、辛口のどれにしますか?というので甘口を選択。
ぐい飲みに注いでくれますが、受け皿にこぼさない上品な注ぎ方が、ばんや流でした。

この後はメヌケのカマの煮魚を注文。
隣席の30代の大阪からのサラリーマンに声をかけると話が弾みました。
ネットで調べてこの店へやってきたとのことで、ウニなどの刺身を取り地酒をバンバン飲んでいました。

山小舎おじさんは店を出て雪の中を八戸の飲み屋街を一巡。
そのまま宿へ帰りました。

翌朝はバスで八食センターへ向かいます。

宿で教わったバス乗り場を探しますがうまくたどりつけません。
八食センター行きのバスが止まった停留所を見つけたのでそこで待ちます。

結局、新八戸駅行きのバスが来たのでそれに乗りました。
新八戸駅からも八食センター行きのバスはでているのです。

朝の八戸中心街でバスを待つ
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生鮮鮮魚市場に隣接して建つのが八食センター。
魚を中心にした小売市場です。

8年ほど前に家族と北東北旅行をした際にここに寄り、ホッケやサバの干物などを買って送り、食べたところったところ、家族に大好評でした。

今回の旅行の目的もここで鮮魚や干物を仕入れることだったのです。

8年ぶりの八食センター。
開店早々の時間だったとはいえ、人の少なさに驚きます。
前回来た時は夏の観光シーズンだったとはいえ、昼食を摂ることが困難なほど御客であふれていましたから。

しかも目指す、ヒラメ、サバなどの鮮魚が売っていません。
店の大将やおかみさんに聞けば、天候が悪く漁がない、とのこと。

それにしても全体の品ぞろえが、鮮魚を丸で売るというより、干物、冷凍もの、切身うり、が中心となっており、観光客向けの商品構成となっているような気がしました。
魚や全体に元気が感じられません。

店の構成も、魚屋と乾物屋が中心ではありますが、食堂、カフェ、酒屋、土産物屋などが増えていて、観光客や休日の地元家族連れがターゲットの場所になっていることがわかります。

回転ずしコーナー
お弁当売り場は昼時賑わう

目指す鮮魚はありませんでしたが、干物やホッキ、ホタテ、若干の刺身類を買って送りました。

お弁当のホッキ寿司を買ってバスで新八戸駅へ。
新幹線で東京に帰りました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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