年内の主な作業は燃料用にもらった丸太の片付けです。
山とあった丸太も残すところ3本。
大物が残っているので、新しいカットチェーンをに取り換えて玉切りしました。
太い丸太を切るときは、よく切れるチェーンソーでやらないと、時間ばかりかかってはかどらないばかりでなく、途中で嫌になってしまいます。
通販で買っておいたカットチェーン(刃のこと)に付け替えます。
カットチェーンの付け替えで気を付けなければならないのは、正しい刃の向きや、モーターに嚙合わせるなどのことはもちろん、チェーンのテンションを適切に行うなどの微調整です。
ついでに付着したおがくずなどを吹き飛ばしておきます。
最後の難関の巨大丸太に挑みます。
新しいカットチェーンの威力は絶大です。
ストレスなく切ってゆきます。
この分だと玉切り完了も時間の問題だと思いました。
ところが巨大丸太は玉切りするのに困難を伴います。
丸太を切断するには当然ながら切断面全部に刃を通さなければなりませんが、地面に接した部分に刃を通すのが大変なのです。
そのまま切ってゆけば刃が地面を噛みます。
地面には土のほかに石があるかもしれません、石や金属に当たった刃はたちまち切れなくなってしまいます。
そこである程度切った丸太を転がすなどして、地面を刃が噛まないようにして切ってゆくのですが、腕力ではもちろん、梃子などを使っても容易に転がらないのが巨大丸太なのです。
それでも地面ぎりぎりを狙って刃を通してゆくと、火花が散りました。
刃が硬いものに当たったのです。
しまった!と思った時にはすでに遅く、せっかくの新品カットチェーンは交換前のものよりさらに切れないものになってしまいました。
もうしようがありません。
替えのカットチェーンもなく、またあったとしても帰る時間がもったいなく作業続行。
既に問題は巨大丸太のひっくり返しをどうするか?に移行しています。
だましだまし、切れない刃で作業続行、梃子を駆使し、回転方向の地面を削り、くさびやハンマーを動員して巨大丸太転がしに挑みました。
時間をかけ、汗だくになりながらなんとか1本の丸太を玉にしました。
当初の予定は新品のカットチェーンで3本をスパッツと切る予定が、どっこい、やっと1本を切ったところで体力、気力、根が尽きました。
でも、最大の丸太が切り終わり、玉切り完了の目途がつきました。