助走、ではありません。
夏は除草の季節でもあります。
2週間放置した畑は、その間の十分な雨のせいもあり、思い切り草草が夏を謳歌しています。
場所により、ヒメジオン系、クローバー系、イネ科雑草系、ツル雑草系、と自主的に勢力範囲を分け合い、合間にアカザなど独立系の雑草が天に向かって突き上げています。
雑草に負けず生育する作物(菊芋、落花生、大豆、小豆、ハックルベリー、夏野菜たち)もあれば、雑草に埋没しきった作物(サツマイモ、キャベツ、ルバーブ、ハーブ類)もあります。
いずれにせよ、景観上も放っておけません。


まずは草刈り機(刈払い機)で、畔から法面から畝間から路面までを刈りまくります。
丸刃の切れが悪いので、新しいものに変えます。切れ味が断然よくなります。
刃はどうしても石やコンクリートに当たりますし、使っているうちに欠けて切れ味が悪くなります。
畝間の除草には管理機を使って土ごと掘り返してもいいのですが、管理機を運ぶ手間がかかるのと、管理機の重さによって土が固まるのを防ぎたいことから、管理機は使わないことにします。


株間など微妙な場所は手で雑草を抜きます。
フェンスに囲まれた圃場は、ガッテン農法による土の改良の影響?なのか、例年より雑草の生育が激しいような気がします。
フェンスに絡まるツタだけではなく、法面ににょきにょきと屹立するイタドリに似た植物がそれぞれ壁のようになり、日当たりだけでなく圃場の空気の流通をも阻害しています。
これらも草刈り機、鎌、ハサミなどで撤去しなければなりません。


畑らしい景観の復活まで除草を続けます。

