新たな丸太が到来!  手割り、積込み急ピッチ

丸太の処理が加速しています。

割ったそばから、積込み開始です。

空いた積み台を整備します。
一度パレットをめくって、下に吹き込んだ落ち葉をどけ、パレットが再利用可能かどうかを確かめます。
可能であれば積み台をかさ上げするために、土台にブロックや石を新たに置きます。
パレットが薪の重みで割れたりしないように、重みを支えるブロックなどを配置し、またパレット自体が水平になるようにします。
新しいパレットを古いものの上に積み重ねることもあります。

早速、手割りしたミズナラを一輪車に積んで積み台まで運びます。
積み台の場所が斜面を下ったところにあるので助かります。

四つ割りにした重いミズナラの薪から積んでゆきます。
重いものを下や真ん中に置き、端に向かって傾斜ができるように薪を置きます。
2段目からは90度の角度に2本、平たい木材や枝をかませます。
こうすると、積める薪の量が増えます。

丈の短い薪は、台所外の軒下の積み台に運びます。
数年前から設置してある乾燥台です。
ここまで軽トラで薪を運んで、斜面の上から積み台付近に放り投げてから、積んでゆきます。

積む場所がなくなったら新たにパレットを設置して積んでゆきます。

新たな丸太が到来! 玉切り、薪割り快調

伐採業者と管理事務所が持ってきた新しい丸太の処理です。

山と積まれた丸太には、とにかくチェーンソウで玉切りしまくります。
少々の悪天候や寒さなど気にしてはいられません。
雨に濡れた丸太は滑りやすいので注意しながらの作業です。
夏などは、汗がぽたぽた落ちてきますが、10月下旬の今はヤッケを着てちょうど良い寒さです。
幸いチェーンソウの切れ具合も快調、作業前に刃を棒やすりで研いでいるのが効いています。

転がっている丸太にチェーンソウで切り込む

玉切り作業も1日3クール(チェーンソウの燃料を満タンにして3回分)もやると疲れてきます。
近隣への騒音にも気を付けなければなりません。
そこで、玉切りだけを続けるのではなく、薪割りや積込みなどの作業も併せて行います。

玉切りが進んで、丸太の山がなくなった

管理事務所が運んできたミズナラの玉を割ってみます。
薪割り機はまだ借りていないので、斧で手割りします。

ミズナラの手割りを開始

ナラなどの広葉樹は木質が素直で、繊維がまっすぐなので、斧で割ることが比較的容易です。
直径が大きなものや、丈があるものは、あらかじめくさびで半分にしておきます。
そのあとで斧を使います。

斧で割ったミズナラの薪が山になった

玉割したばかりの、水気たっぷりな重いミズナラでも、斧で割ることができます。

玉切り、薪割り、積込みの作業を続けます。

山小舎周辺には、寒さを受け落葉が降っています。

ミズナラの落葉が続く山小舎周辺

新たな丸太が到来!

別荘地内の伐採業者が新たな丸太をもってきました。
薪割り機を借りてきれいにした場所が、2トンダンプから滑り落された新しい丸太でまた埋まりました。

伐採業者が運んできたカラマツなど

さらに、管理事務所からもミズナラの玉切りしたものがドサッとやってきました。

管理事務所が運んできたミズナラの玉。さっそく割るための切れ目を入れる

伐採業者は別荘地内で立木を伐採しますが、カラマツやシラカバなどの雑木、そして枝などは、ゴミ同様の扱いとなり、金をかけて廃棄しなければなりません。
そこで、敷地内の薪を燃料としている住民にもらってもらい、経費を節減するわけです。

山小舎おじさんのもとにも毎年2トントラックで数台分以上持ってきます。
太い丸太ばかり20から30本以上ももってこられるとその処理が大変です。
毎年冬までに玉切りして割って、乾燥台に積むのですが、そろそろ乾燥台を置くスペースも一杯になってきました。

管理事務所からのミズナラは、別荘地内で倒木したものを玉切りしたものです。
山小舎の近くで倒木したもので、職員から「いるか?」と聞かれたので「いる」と答えておいたのです。
長さは若干不揃いながら、玉切りしてあり、それは助かりましたが、量が多く、割る手間や、割った後の乾燥スペースのことを考えると、ピンチです。

再び埋まった丸太スペース

とにかく、チェーンソウをフル回転させましょう。
玉切りしまくりましょう。
そのあとは薪割りです。
今年はもう一回、薪割り機を借りることになりそうです。

丸太スペースを逆方向から見る

ヤーコン茶を作る

収穫したヤーコンの葉で野草茶を作りました。

まずは、畑から収穫してきたヤーコンの茎から葉っぱを外します。
柔らかな茎もちぎっておきます。

大きなボールとザルを物置から引っ張り出し、四角いプラスチックの箱とともに、外の水道近くにスタンバイさせます。

外で道具を用意し、水を張る

水をボールと箱にじゃぶじゃぶ入れます。
外した葉っぱの一次洗浄は箱で、二次洗浄をボールで行い、洗った葉っぱはザルで水切りします。

葉っぱをちぎって一次洗浄容器に投入
一次洗浄容器の葉っぱ
ボールで二次洗浄した葉っぱはザルで水切り

水を取り替えながら全部の葉っぱを洗います。
時間がかかるうえに、寒い日にはできない作業です。

洗い終わった葉っぱをザルごと運び、竹製のザルに広げてゆきます。
大ザル5枚をはじめ、在庫のザルを全力出動させますが、足らず、新聞紙に広げて天日干しします。

洗浄が終わった葉っぱを干す
重ならないように葉っぱを広げて干す

ざっと水気を切った葉っぱを、ザルごとストーブのそばへ移動します。
金属製の大ざるをストーブに乗せて強制的に乾燥させます。
カラカラになったものを砕いて、粗熱を取ったら瓶に収納します。

金属製のザルごとストーブに乗せて乾かす
どんどん乾いてゆく

乾燥材を瓶に入れて出来上がりです。
来年の秋までの分のヤーコン茶ができました。

黒く、カリカリになったら出来上がり
砕いて保存容器に収納する

ヤーコンの効用は、芋に含まれるオリゴ糖による整腸作用が有名ですが、葉や茎から作ったお茶も、血糖値低減などが期待できるとのこと。
何よりほぼタダで手に入るのがうれしいのです。
野草茶は原材料はタダでも、買ったら高いですから。

シラカバを伐採したが その7 最終章

初夏に伐採を始めた山小舎の裏のシラカバの処理が最終段階を迎えました。
いよいよ割ったシラカバを、乾燥台への積みこみます。

裏の斜面の端っこに、玉割し、四つ割りしておいたシラカバが散在しています。
この後は、四つ割りしたものを風通しの良い場所に積み上げるのですが、積み上げる場所は近場にします。
斜面に、空いた乾燥台が2パレット分空いています。

なお、本式に乾燥させるには四つ割りではなく、さらに半分くらいにした方がよいのですが、省力化のためと、ほかに燃料として利用できる薪がたくさんあるため、四つ割りのままとりあえず積み込むこととします。
このまま来年の夏を過ぎるまで置いておきます。
燃料として使う前に、必要に応じて割り進めることにします。
その方が割りやすくもなりますし。

ということで、現場までなるべく近くに軽トラをバックで進めます。
軽トラの荷台まで、四つ割りしたものを二つずつ抱えて運びます。
軽トラの重量が、斜面を進むのに支障がないように気を付けます。
四輪駆動の軽トラの性能が素晴らしいとはいえ、斜面でスリップするのは勘弁です。
積み込んだら、乾燥台まで発進します。

軽トラに四つ割りにしたシラカバを積み込む
乾燥台に積み込む

乾燥台に積み込みます。

積み上げる

風通しがよく、また崩れないように積み込みます。

シラカバの伐採、玉割、薪割り、積込み作業の終了です。

ふたつのパレットに積む
シラカバを伐採した現場は今

シラカバを伐採したが その6

8月に倒木、玉切りまでたどり着いたシラカバの伐採のその後です。

玉切りしたまま9月が過ぎました。
2階から眼下を眺めるのですが状況は全く変わりません。
ほかの丸太や玉の薪割りは終わりました。
さあ、シラカバの番です!

絶好の薪割り日和

くさびと大小のハンマーをもって山小舎の裏に向かいました。
のちに、鉞とチェーンソーも道具に加えました。

おもむろに、玉の切り口にくさびをセットし、小ハンマーで軽く打ちます。
くさびが固定出来たら大ハンマーで全力で打ち込むと、節などがなければ割れます。
スパッと割れない場合は、鉞で打ち込みます。

玉にくさびを打ち込む
くさび二つでだいたい割れる

節があり、くさびを打ち込んでも、ひびが入らないような玉もあります。
チェーンソーを使ったり、鉞で打ち込んだりします。

玉は、二つ割りし、もう一回割って四つ割りにします。
四つ割りでも、燃やすには大きすぎるのですが、人力で細かく割っている労力を考え、四つ割りのまま、乾燥台に積み込もうと思います。
1年ほど乾燥させ、燃やす前に大きいものは細かく割るつもりです。

スパッと割れない場合は鉞で断ち切る

玉は全部で40個もあったでしょうか。
10個処理すると汗だくで息も上がります。
午前中に2セット。昼食と休憩をはさみ、午後に2セット。
ほぼ割り終わりました。

四つ割りにした薪の山

後日、近めの乾燥台に積み込もうと思います。

ほぼ薪割りを終える

薪割り機を返却

薪割り機を借りての薪割り作業が終わりました。
薪を割って、乾燥台に積み終わるまで、実働5日ほどかかりました。
作業が終わったので、管理事務所に返却します。

返す前に燃料を満タンにします。
燃料はガソリンです。

燃料は満タン返し

薪割り機を軽トラに積み込みます。
軽量な機械だと、平地からラダーレール上を押して乗せたり、自走させて積み込みますが、薪割り機は自走しない重量機械です。
どれくらい重いかというと、水平な場所でしか人力で引っ張ったり、押したりできないほどです。
それも、よっこいしょと始動をつけてから、はずみで押したり、引いたりしないとだめなのです。

軽トラへの積み込みは、とにかくラダーレールを水平に設置しなければ、山小舎おじさんの力で積み込むことはできません。
そこで、斜面を使うのです。

まずは軽トラを斜面の下に移動

軽トラを斜面の下に止め、ラダーレールが水平になるようにします。

軽トラを下にして、ラダーレールが水平になるように設定

若干斜度はありますが、薪割り機に勢いをつけラダーレール上を移動させ、軽トラの荷台に積み込みます。

ラダーレールが水平ではないものの積み込みにトライする

一気にやらないと、途中で薪割り機が止まったら動かすのが大変ですし、万が一斜面を薪割り機が下って行ったら、重機で引き上げるしかありません。

何とか自力で積み込むことができました

無事、積込みができました。ロープで固定し、出発です。

運転中、機械が動かないようにしっかり縛り付ける

薪割り機始動!

今年も管理事務所からエンジン式薪割り機を借りてきました。
いよいよ薪割りの開始です。

エンジン式薪割り機を借りてくる

これまで、丸太を玉切りし、巨大な玉は二つに割ってきました。
薪割りの準備のためです。

薪割りは3年ほど前から機械で行っています。

並べておいた玉を割って軽トラに積み込む

今年は何と管理事務所の職員が薪割り機を軽トラに積んで運んでくれました!

道の端に、割りやすいように並べておいた玉を後は機械にかけるだけです。
薪割り機の稼働は平日のみにします。
また早朝、夕方の稼働は避け、昼休みも取ります。
近所迷惑となるためです。
別荘地の規約にもその旨が明記されています。

1年ぶりの薪割り機。
いつも通りバンバン割ってくれます。
玉に節があろうと、硬かろうと関係ないのが助かります。

軽トラを薪割り機に横付けし、割ったそばから荷台に放り投げ、一杯になったら乾燥台に運んで積み上げてしまいます。
1日で、3から5セットの作業を行いました。

荷台がいっぱいになったら乾燥台へ運ぶ
軽トラの荷台から乾燥台へ積み込む
3パレット分がいっぱいになる

1週間の予定で借りましたが、3日で終わりませんでした。
借りる期間を延長し、全量割ってしまうことにします。

カラマツの玉を二つ割り

夏も終わりつつある9月。
玉切りしたカラマツを二つ割りしました。

薪づくりの作業は、「丸太の玉切り」→「薪割り」(玉を薪サイズに割る)→「積込み」の順に行います。

今シーズン新たに運び込まれた丸太はチェーンソウで玉切りをようやく終えました。
自分で伐採したシラカバも何とか玉切りまでこぎつけました。
次の作業は薪割りです。

薪割りは管理事務所からエンジン式薪割り機を借りて行うことにします。
その準備のため、薪割り機が使いやすい場所に玉を並べておかなければなりません。
玉を運んだり、二つ割りする作業が必要となります。

玉の中には山小舎おじさんの力では持ち上げられないほど直径が大きなものもあります。
それらを事前に二つ割りをして、軽くしてから運んで並べようと思います。

カラマツの巨大な玉にあらかじめチェーンソウで切れ目を入れておきます。
チェーンソウの刃の幅くらいまで切り込んでおきます。

切れ目にくさびを2本打ち込みます。
ハンマーで叩くと繊維に沿って割れてゆきます。
スパッと割れない場合は斧で断ち切ります。

切れ込みにくさびをセットする
ハンマーでくさびを打ち込む
斧を使って玉を切り分ける
二つに割れた玉の断面

こうして玉を半分に割ると何とか持ち上げられます。
半分にした玉を道路沿いに積み上げて薪割り作業を待ちます。
まだまだ暑い9月上旬、汗だくの作業です。

二つ割りした玉を並べて薪割りの準備

干瓢づくり

大きな夕顔が今年も採れました。

夕顔は冬瓜に似ており、あんかけにしたりサラダにしても食べられます。
田舎では夏野菜として利用価値大です。
というより、夏にしか出ない、食べきれないくらい大きな野菜というべきでしょうか。

畑で夕顔を収穫。つるむらさきとズッキーニの下の2本

直売所などでも売られていますが、巨大化したズッキーニと同様、あまり売れてはいないようです。

今年も畑では4本ほどの夕顔が採れました。
2本は山小舎おばさんに持って帰ってもらったのですが、2本が山小舎に残りました。
味噌汁の具やカレーの具に使いましたが使い切れません。
そこで干瓢に干すことにしました。

昨年も干瓢づくりを試みましたが、実をむく作業が一番大変でした。
包丁で実を横に剥くには実が柔らかすぎて頼りなく、暑さが均一に剥けないのです。
当然出来上がりも厚さが不均一なものとなりました。

そこで今年は暑さの均一と作業時間の短縮を考慮し、ピラーで剥いてみました。
夕顔は皮が硬く、ピラーではなかなか歯が立たないのですが、実を立にして頑張って剥いてみました。
厚さが均一な夕顔の実が剥けました。

夕顔とピラーを用意
ピラーで剥く。力が必要
剥いた実を洗う

ザルに広げて干してみます。
半日後、アッという間もなく、ザルの底に剥いた実が張り付いてしまいました。
何とか剥がして干しあがった実はまるで鰹節のようにぴらぴらしています。
これでは干瓢を煮ても溶けてしまいそうです。

ザルに広げる
薄い実の干しあがり

翌日もう一本の夕顔を厚めに剥いてみることにしました。
剥き方は夕顔を立にして包丁を上から下に向けて削るように剥いてゆくのです。
こうすると実の柔らかさに阻まれることなく包丁が進みます。
実の厚さは包丁の加減次第です。

こうして夕顔の種が現れるまで身を削り落としました。
思いっきり厚めの実が何本か出来上がりました。

夕顔の実は水気が多く、また独特の粘り気もあるので干すときにはザルに張り付かないように気を付けます。
早めにほしあげた方がいいようです。

翌日包丁で暑く剥いた実を広げる

こうして干瓢らしきものが干しあがりました。
鰹節のように仕上がったものも使ってみることにします。

厚い実の干しあがり
出来上がった干瓢をパッキング