信州ソウルフード放浪記VOL.40 駒ケ根明治亭のソースカツ丼 

さあ、今回のソウルフードは、地元では「駒ヶ根ソースカツ丼」のブランドで有名な、明治亭のソースカツ丼です。

ソースカツ丼の文化は、知っている限り群馬県から新潟にかけて広がっているようです。
長野県内では、単にカツ丼のメニュー表示であっても、出てくるのがソースカツ丼の食堂もあります。

特に伊那地方に有名店が集中しており、伊那市、駒ケ根市などが本場です。
駒ヶ根に本店がある明治亭は、長野駅構内や軽井沢に支店を持つ県内のソースカツ丼最有名店といえます。

中央道駒ヶ根インター近くに本店があります。
雨天の平日に行きましたが、11時の開店10分ほど前に到着して三番目の入店でした。

店内は、ほぼソースカツ丼単一メニューの飲食店としては、広めの店内と席数。
スタッフもホール係だけで4名ほどいます。
民家づくりの和食店風ですが、若干、ファミレス風の匂いもします。

カウンターに案内されて、ロースカツのソースカツ丼を注文。
ほどなく提供されました。

丼の上皿が閉まらないほどのカツの大きさ、は信州のソースカツ丼のお約束。
店のオリジナルというソースの味もばっちりです。
カツは思いっきり厚いものではなく、多めのキャベツが若干邪魔ではあるのですが、みそ汁の味付けといい、すきのないメニューとなっています。
普通盛でもボリューム的にはタップリですが、食べ飽きることはありませんでした。

ソースをお土産に会計を済ませながら聞くと、「予約はできません。土日は1時間待ちもあります。」とのこと。
県内の個人商店ではありがちな、つっけんどんで事務的な対応はなく、大勢の不特定多数の客の応対にも慣れた接客を感じました。
それでも残った違和感がありました。

失礼を承知で言えば、県内でも辺境に近い南伊那の地元の食堂では、もっと人間臭い接客が普通だろう、と思ったのです。
たとえ、全国チェーンのファストフード店であっても、醸し出される地元感、人間臭さが隠せないのが信州の飲食店。
これが明治亭にはなかったように思ったのです。

11時の開店時間を過ぎても、店内で雑談する店員達の姿にそれはあったのかもしれません。
時間や規則には小学生のように几帳面な県民性にあって、その姿は珍しく、また人間らしくスキを見せた瞬間だったのかもしれません。

伊那の「たけだ」という精肉店直営のソースカツ丼屋があります。
お盆などで客が大勢押し寄せると、店のおばちゃんやお兄ちゃんはうまく客捌きができず、隙だらけで、ぬるいみそ汁が出て来たりしますが、分厚い肉と自家製のフルーテイなソースは何度食べても飽きません。
ただし時間には几帳面で、昼の休業時間5分過ぎに着いても、「ごめんね」といって入れてくれなかったりします。

駒ケ根の明治亭に行って、伊那のたけだが懐かしくてしょうがありませんでした。

軽トラ流れ旅 駒ケ根高原登山口へ

これまで、流れ旅では県内の様々な場所へ行きましたが、やはり遠い所への日帰り旅はきついものがあります。
伊那の駒ケ根以南だったり、木曽地方だったり、県北では白馬、小谷だったり、飯山以北だったり、は軽トラでは行ったことがありません。

また、県内には見るだけでも心打たれる山々がいたるところに鎮座していますが、地元の八ヶ岳を除き、北アルプスや中央アルプスなどは、たまに遠くから見るだけの存在です。
山岳県長野に居てもったいない話です。

今回は、中央アルプス木曽駒ケ岳の麓の街・駒ケ根にある、駒ケ岳の登山口まで行ってみようと思いました。
駒ヶ根では、駅前には何度か行ったことがありますが、駒ケ根といえば中央アルプスの登山基地の町、そこにはまた別の顔がありそうです。

9時前に山小屋を出発。
杖突街道を走り、高遠の直売所に寄って、駒ケ根に着いたのは11時前でした。

駒ケ根の市街地から、中央自動車道の高架をくぐって、まっすぐ山の方へ登ってゆくと駒ケ根高原と呼ばれる場所に着きます。
ここら辺一帯が、木曽駒ケ岳の登山口です。

観光案内所やや直売所、ロープウエイ客用の有料駐車場が見えます。
観光客用の食堂、レストラン、日帰り温泉、ホテルなどもそろっています。
シーズン中の登山客のほか、ロープウエイで千畳敷カールまで登り散策するハイカーや団体客までを受け入れ可能な大規模施設群です。

登山口の風景
観光案内所と直売所がある建物
駒ケ岳方面を望む

地方都市・駒ケ根はご多分に漏れず、駅前などは閑散としています。
が、ここ駒ケ根高原は設備が最新なものに更新されており、人が常に訪れている活気があります。

上高地と同じように、ここ登山口から奥は一般車両が通行禁止です。
バスに乗ってロープウエイなりに向かわなければなりません。

雲が沸き立つ中央アルプス方面の山々

観光案内所で聞くと、ロープウエイまではバスで30分。
千畳敷の一周コースは1時間ほどで回れるとのことですが、今は紅葉も終わり、寒いとのこと。
近くの温泉場として有名な早太郎温泉のことを聞くと、登山口一帯が早太郎温泉郷で、日帰り施設も2,3か所あるとのことでした。

ここから先は一般車両通行止め
ロープウエイで登った先の千畳敷カールの案内パンフ

少し離れた、こまゆき荘という宿泊施設で日帰り入浴しました。
無色、無臭の単純泉でしたが、あったまりました。
620円でした。

あいにくの雨天で、中央アルプスの雄姿は望めませんでしたが、駒ケ根登山口の、シーズン中の賑わいをそこかしこに窺うことができ、自然の遺産としての山岳の有難さを感じられる旅でした。

ヤーコン茶を作る

収穫したヤーコンの葉で野草茶を作りました。

まずは、畑から収穫してきたヤーコンの茎から葉っぱを外します。
柔らかな茎もちぎっておきます。

大きなボールとザルを物置から引っ張り出し、四角いプラスチックの箱とともに、外の水道近くにスタンバイさせます。

外で道具を用意し、水を張る

水をボールと箱にじゃぶじゃぶ入れます。
外した葉っぱの一次洗浄は箱で、二次洗浄をボールで行い、洗った葉っぱはザルで水切りします。

葉っぱをちぎって一次洗浄容器に投入
一次洗浄容器の葉っぱ
ボールで二次洗浄した葉っぱはザルで水切り

水を取り替えながら全部の葉っぱを洗います。
時間がかかるうえに、寒い日にはできない作業です。

洗い終わった葉っぱをザルごと運び、竹製のザルに広げてゆきます。
大ザル5枚をはじめ、在庫のザルを全力出動させますが、足らず、新聞紙に広げて天日干しします。

洗浄が終わった葉っぱを干す
重ならないように葉っぱを広げて干す

ざっと水気を切った葉っぱを、ザルごとストーブのそばへ移動します。
金属製の大ざるをストーブに乗せて強制的に乾燥させます。
カラカラになったものを砕いて、粗熱を取ったら瓶に収納します。

金属製のザルごとストーブに乗せて乾かす
どんどん乾いてゆく

乾燥材を瓶に入れて出来上がりです。
来年の秋までの分のヤーコン茶ができました。

黒く、カリカリになったら出来上がり
砕いて保存容器に収納する

ヤーコンの効用は、芋に含まれるオリゴ糖による整腸作用が有名ですが、葉や茎から作ったお茶も、血糖値低減などが期待できるとのこと。
何よりほぼタダで手に入るのがうれしいのです。
野草茶は原材料はタダでも、買ったら高いですから。

令和6年畑 ヤーコン収穫

今年は数年ぶりにヤーコンを収穫できました。

ヤーコンは南米生まれのスーパーフードと呼ばれる食材です。
山小舎おじさんの自宅では主にスムージーの材料として活用しています。
生でサラダで食べたりもします。
独特のすっきりとした香りと、シャキシャキした食感が素敵です。

更にヤーコンの葉を乾燥させるとお茶として利用できます。
山小舎では毎朝の野草茶として、ヨモギ、スギナに混ぜてテイーパックに詰め、熱湯を注いで服用しています。
家族にも好評です。

今年は苗を5株ほど植えました。
山小舎のヤーコン茶が残り少なくなってきたので、今年は新物をぜひ補充したかったのです。

苗が小さいときには鹿に蹂躙されますので、ネットをかけて育てました。
猛暑に耐えてヤーコンは育ちました。
狙い通り大きめの葉がたくさんついています。

まずまずに育ったヤーコンの地上部

この日は収穫です。
葉を傷つけないようにして、茎をもって根を起こします。
期待通りとはいきませんでしたが、芋が少々採れました。

茎をもって引き出すと芋がついてくる
芋の収穫量はわずかだった・・・

芋は乾かしてから食用にします。
葉っぱは大事に持ち帰って、新しいうちにお茶に加工します。

地上部の収量はタップリ

10月下旬の霧の朝

令和6年も、10月20日を過ぎました。
8月のお盆を過ぎると、例年秋風が吹き始めていた、標高1500メートル近くの山小舎周辺ですが、今年は10月に入っても生暖かい日が続き、朝起きると寒気のため窓を開ける日が続きました。

とはいっても、10月になると夜には気温が下がり、窓を閉めてストーブで暖を取る時期です。

昨夜は急激に冷えて、少々の暖房では室内も肌寒く、窓を開けるどころか、二階への吹き通しを閉めたくなるほどでした。
そして今朝は霧があたりに立ち込めていました。

まるで「高原の朝」のような光景です。

郷の天気予報は晴れなので、日差しとともに霧は引いてゆきます。

天気が良いと、洗濯物を干せますし、何より外での作業ができます。
つい先日までは、薪割りなどの重作業では半袖になっていた山小舎周辺も、これからは長袖でなくては風の冷たさに耐えられなくなり、やがてヤッケを着なければ外に出られなくなるのです。

いつの間にか、ミズナラが落葉し、モミジなどが紅葉してきました。

サルナシのジャム

信州各地の直売所を回っていると、秋の収穫期には珍しいものに出会うことができます。

今回はサルナシという実と出会いました。

サルナシ1パック300円

サルナシはマタタビ科の植物で、キウイフルーツとも近い種類とのことです。
クマやサルの大好物で、和名のサルナシも、サルが好むところからついたとのことです。

売りに出ているサルナシは、栽培されているもののようです。
軽トラ旅のついでに寄った築北村の直売所にあったので買って帰りました。
ネットで調べると、ジャムに加工できるとのことです。

そのまま水洗いします。
ヘタとおしりをカットします。
手でつぶれるくらい熟したものは外しておきます(ジャムには使えるかもしれませんが、念のため)。
実の緑が鮮やかです。

水洗いして
ヘタとおしりをカット

ネットではミキサーにかけてから煮込んでいました。
実を半分にカットしようかとも考えました。
がそのまま鍋に入れ、砂糖をまぶしてしばらく置きました。

そのまま砂糖をまぶす

水分が出てきたので煮始めます。
ところがなかなか皮が煮崩れません。
コンポートや実を残しての砂糖煮にはいいのかもしれません。
ジャムにしたいので、スマッシャーで潰してみました。

煮込むが、皮が煮崩れない
スマッシャーで潰しながら煮る

ジャムらしくなってきたので、火を止めます。

ひとパック分のサルナシで、保存瓶の小瓶ほどのジャムもできませんでした。
味見すると鮮烈な酸味が。野生の味です。

保存瓶に入れる
余ったジャムを試食する

修那羅山 安宮神社

築北村の修那羅山に行きました。
数年ぶり、2度目です。

築北村は上田と安曇野の間の山間部にあります。
山小舎からは、まず青木村に行き、国道143号線から県道12号線を北上します。
県道12号線を走ると、左手に「修那羅石仏」の標識が現れます。

県道12号線沿いの修那羅山参道口

修那羅山方面へ参道を上がります。
やがて一般車両通行禁止の看板が現れます。

前回は神社の境内まで軽トラで行ったなあ、と思いながら山道を歩いて進みます。
狭いものの、軽自動車が通れる舗装道路を上ってゆくと、神社の鳥居が現れます。

参道途中の標識。ここから歩く

独特の安心感というか、浮世離れ感というか。
特別の雰囲気に包まれた空間が支配する安宮神社に到着です。
神社の隣に居宅はあるのですが、住人に出会ったことがありません。

安宮神社に到着
鳥居越しに神社、住宅を見る

早速寄ってきた人懐こい猫を見ると、飼いネコであることがわかります。

猫が2匹いた

参拝を済ませ、今回の目的である、修那羅山特製のお札をいただき、これまで軽トラの運転席で揺られていた古いお札を納めます。
ライダー用の旅人ノートにその旨を記入し、お賽銭を多めに納めます。

安宮神社本殿
神社手製のお札をいただく
古いお札を納める
真新しい茶店の看板も

折角なので、神社の建物をくぐって、裏の石仏群のもとに。
神社の表は暑いくらいの陽光があふれているものの、石仏群がたたずむ場所は、苔むしたしっとりとした空間です。

鳥居をくぐって神社の裏手へ
裏手には石仏群が待つ
お地蔵さまもいらっしゃる

お参りの後は、参道を下り軽トラまで歩きます。
帰りは築北村中心部へ下り、直売所を訪ね、日帰り温泉(草湯温泉冠着荘)につかって帰りました。

県道を下ると、築北村坂井の集落
日帰り温泉でひとっ風呂

シラカバを伐採したが その7 最終章

初夏に伐採を始めた山小舎の裏のシラカバの処理が最終段階を迎えました。
いよいよ割ったシラカバを、乾燥台への積みこみます。

裏の斜面の端っこに、玉割し、四つ割りしておいたシラカバが散在しています。
この後は、四つ割りしたものを風通しの良い場所に積み上げるのですが、積み上げる場所は近場にします。
斜面に、空いた乾燥台が2パレット分空いています。

なお、本式に乾燥させるには四つ割りではなく、さらに半分くらいにした方がよいのですが、省力化のためと、ほかに燃料として利用できる薪がたくさんあるため、四つ割りのままとりあえず積み込むこととします。
このまま来年の夏を過ぎるまで置いておきます。
燃料として使う前に、必要に応じて割り進めることにします。
その方が割りやすくもなりますし。

ということで、現場までなるべく近くに軽トラをバックで進めます。
軽トラの荷台まで、四つ割りしたものを二つずつ抱えて運びます。
軽トラの重量が、斜面を進むのに支障がないように気を付けます。
四輪駆動の軽トラの性能が素晴らしいとはいえ、斜面でスリップするのは勘弁です。
積み込んだら、乾燥台まで発進します。

軽トラに四つ割りにしたシラカバを積み込む
乾燥台に積み込む

乾燥台に積み込みます。

積み上げる

風通しがよく、また崩れないように積み込みます。

シラカバの伐採、玉割、薪割り、積込み作業の終了です。

ふたつのパレットに積む
シラカバを伐採した現場は今

信州ソウルフード放浪記VOL.39 戸倉駅立食い蕎麦かかし

戸倉上山田温泉の玄関口・しなの鉄道(旧国鉄信越線)戸倉駅の待合室に、立食い蕎麦店があります。
蕎麦を手渡すカウンターにはパック入りの焼き鳥や総菜、おにぎりなどが並びます。
お客さんが蕎麦をすするのは、待合室の椅子です。
テーブルもあります。

しなの鉄道戸倉駅

戸倉温泉は千曲川の右岸、上山田温泉は左岸にあります。
上山田温泉は、芸者さんがいて、飲み屋街が何本もの路地に続く歓楽街的な温泉場です。
温泉ホテルが何軒も建っています。

駅前には、温泉へ誘うアーチが掛かる

戸倉温泉には今はやりのスーパー銭湯的な、日帰り温泉施設があります。

軽井沢と長野市を結ぶ、しなの鉄道戸倉駅はこの両温泉への最寄り駅です。

立食い蕎麦かかしへ寄ってみます。
お店の中から「何にします?」と元気な声が掛かります。
目前のパックの列に目を取られつつ、メニュー表の中からかき揚げ蕎麦を注文します。
ついでに目に入った、柴漬け入りのおにぎりも。
かき揚げ蕎麦550円、おにぎり180円は今どきの適正価格でしょう。

立食い蕎麦かかしの全景
カウンターのパック入りお惣菜
またまた、お惣菜

料金は店主に手渡しの、今時珍しくなった完全アナログ・対面コミュニケート方式です。
一気に昭和の懐かしさが漂います。
カウンター前のテーブルの上の、割りばし入れ、七味、おしぼりも強烈に「昭和」を主張します。

店を取り囲むようにテーブル席が広がる

店主からそばを受け取り、テーブル付きの椅子でいただきます。
待合室には誰の姿もありません。
懐かしい蕎麦ダシの味と、手作りおにぎりを一気にかき込みます。

かき揚げ蕎麦とおにぎり

三々五々、部活を終えて帰ってきた高校生たちが、駅に降り立ち、散ってゆきます。
過ぎし日の、ローカルな駅の風景そのままです。

店主に了解を得て、店周辺の写真を撮りました。
状況が許せば、一杯飲んでゆきたくなる場所でした。
ここは、信州の角打ちのような場所なのかもしれません。

守屋山表参道 守屋神社

諏訪(茅野)と高遠を結ぶ峠道の杖突街道(国道152号線)。
杖突街道を諏訪側から越えたところに、古屋敷という集落があります。
諏訪大社の神長官・守矢氏の弓矢の埋蔵伝説がある場所とのことです。
杖突峠から少し離れたところに登山口のある守屋山は、諏訪の神様の依り代であるといわれています。

また、杖突街道は中央構造線に沿って走る谷沿いの道で、西側と東側では地質が異なっているそうです。
街道の沿線には、パワースポットの寺社があったり、地質が露呈している場所が複数あります。

山小舎おじさんは、高遠、伊那方面に行くときに杖突街道をよく通ります。
ある日、山小舎への帰りに杖突街道を通っていて、古屋敷付近に通りかかりました。
ふと見ると古い神社がたたずんでいます。
時間があったので軽トラを止めて寄ってきました。

守屋神社の碑と鳥居
手水鉢には水があふれている

守屋神社です。
諏訪のご神体・守屋山の参道に立つ古社です。
参道といっても車道ではありません。
今ではほとんど通る人もない山道です。

石段を上ると本殿が見える
本殿前には常夜灯がともる

神社は小規模な集落に建つにしては立派なものです。
手入れもされています。
境内の空気も澄んでいます。

境内から鳥居越しに杖突街道を見る
隣のバス停

隣がJRバスの高遠側からの終点のようで、展開場所と停留所がありました。

まだまだ、諏訪の神様信仰が生き残っている、守屋山周辺でした。