夏の来客や帰省旅行などが終った9月下旬、まことに久しぶりに畑を訪れました。

草ボーボーを覚悟していたのですが、真夏の猛々しい雑草の勢いはすでにありませんでした。
鹿よけのフェンスに巣を張ったクモが出迎えてくれます。

草刈り機を持って行ったので、畝の周りを刈ってゆきます。
雑草よりも灌木の枝が邪魔で、細い枝を刃で切り落としました。
出荷用の収穫は後日として、山小舎に持って帰り加工用とするための収穫を行います。
まずはトマトです。
真夏に豊作だったトマトも終了です。
使えそうなトマトの実を、食用、加工用に採ってゆきます。

次にハックルベリーです。
ベリーといっても、ガーデンハックルベリーというナス科の植物です。
食用ですがそのままでは渋いのでジャムにします。
強い植物なので放っておくと11月くらいまでも実をつけ続けます。
今年の実は既に十分熟しているのでいいジャムができるでしょう。
去年は孫たちが収穫して、実を煮だした紫の液で草木染をしていました。


この後の畑は、ナスとピーマン、とうがらし、ヤーコンくらいでしょうか。
ほおずきが袋の実をつけていますが、収穫時期を外してしまったので、袋の中の実入りには期待できません。
落花生も地上部は成長しましたが、地下の豆がどうなっているのかは掘ってみないとわかりません。



今年はトマトを飽きるほど食べられたし、別荘地内の知人にたくさん配られたし、十分に楽しませてもらいました。畑にいるだけで汗がしたたり落ちた夏の畑仕事が終わりました。