「木曜定休日」

長野日報に掲載された「モミ精油」を求めて、上社本宮の東参道にある柏谷カフェに出直しました。

何と、目指す柏谷カフェには「木曜定休」の看板が掛かっていました。
定休日が決まっているということは、それ以外はちゃんと店を開けているんだ、と妙に安心したり。
下調べなしに出たとこ勝負のやり方に自分ながらがっかりしたり。

目指す柏谷カフェは「木曜定休日」だった!

折角なので今年初めての本宮参りをしてきました。
諏訪大社には毎年お参りしますが、今年は前宮にお参りしただけだったのです。
前回本宮に来たのはおととし、彩ガールズ総勢5名の来客を案内したときのことだったでしょうか。

表の大鳥居から

シャッターが閉まった柏谷カフェのある東参道から、太鼓橋を渡り、銅鳥居と呼ばれる鳥居をくぐると、森と樹々に支配された諏訪大明神の世界です。
重要文化財で明治維新までは、大祝(おおほおり大)と呼ばれる神官のみが通ったという入口御門・布橋と呼ばれる通路を歩きます。
タケミナカタノミコトが祀られている(といわれる)幣拝殿を横から眺めるポジションです。
幣拝殿は多くの参拝客がお参りする拝殿です(上社本宮にいわゆる本殿はないそうです)。

諏訪の神様といわれる存在は、古事記に記されるタケミナカタノミコトや、それに敗れた地元神の守矢神よりもさらに古い神様を示すようです。
その神様の依り代は、山と岩と森だそうです。

東参道から銅鳥居をくぐる
入口御門・布橋を行く
御柱
入口御門・布橋からのぞいた幣拝殿
雷伝為衛門の像

諏訪大社の古い歴史を表すように、表の大鳥居から90度横向きにタケミナカタノミコトを祀った幣拝殿にまずは御参りします。
神社の正面から90度横に祀られた神様は、その神社にとって後から祀られた神様であることを示します。

併せて大鳥居からまっすぐの位置に鎮座する、太古からの山と森に向かって参拝します。

いつ来ても清々しい上社本宮です。

モミ精油の入手は次回です。

幣拝殿
神社正面に向かう遥拝所
まるで新緑の木陰のような社内
上諏訪、下諏訪、茅野の銘酒が奉納されている

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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