8月の最終週、今年の山小舎ゲストの末尾を飾る一団がやってきました。
学生時代のサークル仲間の5人です。
昨年四十数年ぶりに山小舎で再会した4人ともう1人です。
今回は全員が飲めるように1泊のスケジューリングです。
日程が決まってからは準備に入りました。
8月は頭に娘一家を中心に1週間の来客。
中旬には道東旅行と予定が目白押しでした。
ゲストを迎えるには準備期間が必要で、この1か月間は準備とゲスト及び旅行で過ぎてゆきました。


学友たちの訪問にも気を入れて準備しなければなりません。
食事はいつもの炭火焼きがメインですが、地元の食材で前菜をワンプレート用意することにしました。
「地元の食材」には野菜のほかに、チーズ、ハムなどの加工品もあります。
この間に、地元の人から紹介されたり、ローカルニュースで見て、店を訪問・入手し、味わった食材を集めます。
季節柄、トウモロコシ、アスパラなどの純樹ならではの野菜も欠かせません。
畑のズッキーニを炭火焼きしてエゴマ油と山塩をかけたもの、伊那の直売所で買ったトウモロコシの炭火焼き、シイタケ焼き、春日のチーズラボのカマンベールのクラッカー乗せ、姫木の生ハムを高遠のメロンに巻いたもの、丸子の直売所で仕入れたデストロイヤーのホイル焼きバター乗せ、などを、銘々の紙皿に丸く配置します。
前菜のメニューです。
これをつまんでもらっている間に焼き鳥から焼き始める予定です。




前日からアルプス牛のスジ肉を煮て、野菜とともに味付けしておきます。
当日は温めつつ豆腐を投入して深皿で提供します。
当日は午前中から、鶏ももと砂肝を切り分けて串にさしておきます。
午後からは、佐久の銘柄米・ミルキークイーンを4合炊いて塩結びにしておきます。
ブロッコリーと玉ねぎとビーツのピクルスとゆで卵をそれぞれミックスしたサラダも作ります。
外にテーブルと椅子とグリルを配置して炭をおこしておきます。
4時に到着というので、そのころには炭火焼きを開始できるようにします。

飲み物は、クラフトビール、高山村のシードル、ワイン、地酒は千曲錦の冷酒。信州ウイスキー。別の来客が持ってきたビールもあります。
書いていても疲れました。
4時に予定通り一行が到着。
懐かしい再会の挨拶もそこそこに歓迎の食事の開始です。
焼き鳥から焼き始めましたが、信州豚を焼く前にストップがかかりました。
皆、寄る年波のせいなのか、遠慮深いのか、30代の食欲とは違います。
それでも炭火のあるうちにと焼いた信州豚肩ロースも2パック完食。
ラストのアルプス牛は焼く前にストップとなりました。
串焼きも10本近く残り、翌日の昼食用となりました。
暗くなってからは舞台を山小舎内に移し、地酒、ウイスキーと乾き物で、汲めど尽きせぬ話題とともに第一夜は過ぎたのでした。
