山小舎がある姫木別荘地は、姫木の森有限会社という管理会社が運営?しています。
会社には専従の社員が10名ほどいて、別荘地共有部分の保守管理を主に行っています。
会社の収入は別荘オーナーからの管理料のほか、土地の所有者である町の財産区からの地代収入の応分など、約9000万円だそうです。
個別の別荘オーナーからの敷地内の除草、整備、除雪、備品撤去などの依頼があった場合の対応もしています。

毎年4月中旬から10月くらいまでは、バイトを採用して側溝の整備、除草などを行います。
バイトで集まるのは主に別荘オーナーで、70代、60代のメンバーが主力となっています。
山小舎おじさんんも、ここに来た2年目から参加し8年目になります。

熊手を使っての落ち葉集めはともかく、草刈り機は山小舎に来てから初めて使った山小舎おじさんにとって、しかも60過ぎてからの、外での1日仕事は体力的に大変でした。
しかしながら、多様な人生経験を積んだ先輩バイトの方々との交流は、一人暮らしの山小舎おじさんにとっては貴重な時間となりました。
同じ地域に暮らす仲間としての情報交換の場としても重要でした。
大工仕事、薪づくりなどに技能を発揮する仲間もいます。
1か月に1度程度のゴルフを楽しみにする愛好者もいます。
普段はしゃべる相手もなく、また体を動かすこともあるとはいえ偏っていたことが多い山小舎おじさんにとっては、心身ともにリフレッシュできる場でもありました。

今年も仕事は始まっています。
山小舎開きが4月中旬と遅れ、そのため畑に、山小舎にと忙しかったので、5月中のバイトは2回、6月に入っても週1回ほどの出勤率ですが、今年の仕事をスタートさせました。

8年目ともなると体が仕事を覚えています。
体はしんどいのですが、思ったより動けました。
何より、全身を使って汗をかく仕事はいいものです。汗を出し切ってからだが軽くなる時(夕方近く)が最高です。バイト仲間が皆元気なこともうれしいことです。
